ASEAN主要7カ国+インド マーケットの入口

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【ワールド】市場動向から分かる『MINISO』が東南アジアで成功した理由とは? !

みなさん、こんにちは!アジアクリック・PR事例担当の堀田です。

今、欧米からアジアまで急速に店舗数を増加させている『MINISO(名創優品)』をご存知でしょうか?日本では池袋、渋谷、早稲田に店舗があり、アジアの国を歩いているとよく目にする、日本のデザインがされたファストファッションライフスタイルグッズショップです。連日多くのお客さんが訪れているのを目にします。

そこで今回は、MINISO』が東南アジアで成功した3つの理由と東南アジアの国々の需要の変化を解説いたします!

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【訪日誘致事例】山形県への東南アジア観光客数が急速に増加!!効果的なPRの3つのポイントとは?!

みなさん、こんにちは!アジアクリックの櫻井です。

山形県を訪れる訪日外国人観光客は、12万7,891人(2016年時点)で前年比は132.1%と過去最高となり、震災前より着々と数を伸ばしています。国別に見ると、チャーター便を運航した台湾と韓国の伸び率は高くなっています。しかし震災前よりも多く観光客数が伸びている国はタイとシンガポールで、タイに関しては震災前と比べて1300.2%も増加しているのです!そこで今回は、山形県のタイ・シンガポール・マレーシアを対象としたプロモーションの3つのポイントをご紹介致します。

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【台湾】ホテル業界の競争が激化!その理由と戦略とは?-Part1-

皆様、こんにちは!台湾担当のチャニンです。

世界経済フォーラム(World Economic Forum、略称WEF)が発表した、「Travel and Tourism Competitiveness Report 2017(2017度版 旅行・観光競争力レポート)」では、台湾は世界30位で、アジアでは7位でした。

※参考:http://www3.weforum.org/docs/WEF_TTCR_2017_web_0401.pdf

この結果が表しているように、今台湾ではホテル業界が注目されています!

そこでPART1では台湾の観光業界の現状と、日本企業の台湾への進出状況をご紹介致します。PART2では、台湾に進出している日本企業の戦略をご紹介致します。

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【アセアン】人気の「チーズケーキタルト」の裏に隠された、あるキーワードとは?

みなさん、こんにちは!アジアクリックPR事例特派員の堀田です。

今、アセアンを中心に「チーズケーキブーム」が来ています。

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【2017年保存版】アジア訪日誘客マニュアル(誘客8ステップとポイント)

こんにちは、アジアクリック高橋学です。

私どもは毎日ASEANを訪日PRのため飛び回っておりますが、どのアジアの国々でも日本旅行が最も人気です。特に今2016年9月現在タイとフィリピンの訪日の盛り上がりは台湾に勝るとも劣りません。

本日はタイやインドネシア、フィリピン等等アジアからの誘客をどこから始めるのか流れとポイントをお伝えします。

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【2016年版】アジアSNSマーケティングの基本

こんにちは、シンガポールからアジアクリック高橋学です。

今日はタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピン・台湾・香港・中国といったアジア諸国のSNS事情を共有します。

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【タイ】最大手クーポンサイトENSOGOがASEANから撤退!その裏にある失敗は!?

サワッディーカップ!アジアクリックのタイ特派員のエーです。

2016年6月に最大手クーポンサイトのENSOGOがタイを含め全ASEAN諸国から撤退する運びとなりました。

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Facebook上で値段交渉!? シンガポール家電量販店COURTSのPR事例

こんにちは、PR事例報告員のAyaです。

今回は、シンガポールとマレーシアに拠点を置く家電量販店のCOURTSのPR事例をご紹介させて頂きます。COURTSでは、Facebookを使ったPRコンテンツが充実しています。

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マレーシアに海外出張する際の知恵とコツ

おめでとうございます!あなたはマレーシアへの出張が決まりました。これは、あなたが会社から大きな信頼を得ていることを意味します。それは大きなストレスでもありますが、きっと楽しめることでしょう!

こんにちは、マレーシア現地特派員のNurulです。この記事では、皆様がより簡単にマレーシア出張の準備を済ますための役立つ情報を3つご紹介致します。
それでは、アジアクリックと共に旅を始めましょう!

パート1:出発前

日本語で「一年の計は元旦にあり」という諺がありますね。この文字の通り、前もって準備と計画を立てることは成功の基盤となります。海外出張を成功させるためには、早めの準備がマストです!渡航前にはマレーシアが多民族国家であること、そしてこの多様性が特定の物事にも違いを齎すということを念頭に置いて下さい。

1)時間

マレーシアは多民族国家なので、沢山の祝祭日が設けられています。ハリ・ラヤ(マレー系の行事)やディーワーリ―(インド系の行事)、そしてクリスマスなど他にも沢山あるので渡航前には確認することをお勧めします。特に、ビジネスで訪れる場合は祝祭日と当たらないように注意して下さい。その上で、バッファタイム(予備時間)を出張プログラムの中に忘れずに確保しておくと計画がスムーズになります。例えば、イスラム教の祝日イド・アル=フィトル(Eid ul-Fitr)の断食明けの祭が2016年は7月6、7日に行われます。会議をより安全かつ円滑に進めるためには、この祝日の2週間前又は2週間後にするべきでしょう。イド・アル=フィトルは働くムスリム系マレーシア人たちにとって、ゴールデンウィークを取得する機会なのです。これだけでなく、マレーシアの各州では独自の祝祭日が設けられています。例えば、サラワク州の祝祭日ハリ・ガワイ(Hari Gawai)はクアラルンプールでは祝日ではありません。これは、通常は政府部門に適用されます。労働時間については、以下の情報を参照して下さい。

オフィス・アワー

民間企業の営業時間は平日が9:00~17:00、休日は9:00~13:00となります。ですが、多くの公共機関は平日の週5日のみ空いています。

Government office hours: Mon-Fri, 8:30~16:30
役所のオフィス・アワーは平日の週5日間で、8:30~16:30まで空いています。

2)ビザ

社交目的で短期滞在する場合は、多くの国でビザの取得が不要です。ですが、学生か仕事上の都合でマレーシアに暫く滞在する場合かどうかでそのケースは異なります。社会的な目的で訪問する場合、ASEAN諸国は30日間以内の滞在ですとマレーシアを含み入国にビザを必要としません。しかし、ミャンマーは例外となります。日本国籍と韓国籍の人は90日間以内の滞在の場合はビザが必要ありません。

ビザの申請方法

ビザは、各国のマレーシア在外公館にて申請手続きを行います。マレーシア在外公館のない国では、申請を英国高等弁務官または大使館にて行ってください。申請者は自身で以下の書類を提示する必要があります。
(a)パスポートまたは旅行手続き書類
(b)IM.47フォーム(コピー3枚)
(c)パスポートサイズの写真3枚
(d)往復旅客券
(e)十分な資金の証明

3)繋がり

たとえマレーシアへ滞在するための最初のステップが済んでいない場合でも、マレーシア人と繋がれることを知っていますか?それは、アジアクリックのコネクションを利用することです!マレーシアに滞在する前に、お気に入りのSNSサイトやウェブページに立ち寄って挨拶をして見て下さい。私はFacebookが好きなので、アジアクリックのFacebookページや、Back Packers、Buddies Malaysia、Learn Japanese Malaysiaなどのページをお勧めします。これらのページでは旅行の専門家との交流や、現地に関する情報共有が出来ます。現地のあらゆる人々と沢山関わることができますので是非お勧めします。

パート1は以上となります。次回の投稿は、マレーシア出張におけるビジネスの知恵や文化などについてご紹介させて頂きます。
それでは、皆様STAY TUNED AND STAY CONNECTED WITH ASIACLICK!

ブログへ【アジアでの日本人の役割】敵対心渦巻くアジアは、日本人がまず経済から結び付けないとならない(AECの課題)

1)ASEANという国々

タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピン・ミャンマー・ラオス・カンボジア・ブルネイ。
ASEANの10カ国である。AEC(ASEAN経済共同体)が発足したが全くと言っていいほどASEAN市民の生活にも聞こえてこない。せいぜいバンコクの電車の中か、ホーチミンの町中の看板、マニラのTVCMくらいである。
ASEANは6億人を越す市場で、2020年には、その大半が世帯年収200万円を越す中間層になると思われる。食べ物と住む所の安全が満たされ、一族である一定の安定した収入が得られるようになったASEAN市民は、次により美味しい外食を求め、高い教育を求め、自己実現をさえ求められる段階に来ている。大方人口ボーナス期にあるASEANにおいて経済成長に合わせてこの動きはますます加速していくだろう。東アジアを取り巻く状況は読者もご存知だと思うのでここでは割愛する。

 

2)AECの課題その1「実利が一致していない」

話をAECに戻したい。AECはなぜ有効に動かないのか? 筆者は「お互いの好き嫌い」「実利が一致していない」ことに根幹をなしていると考えている。たしかに、タイでもミャンマー人はより多く見るようになったし、マレーシアでは更に多くのバングラディッシュ人が入国し華人を抜いているとまで言われる。私は幸いASEANを週替りに移動して4年になるが、身近なASEANの友人からも「より良い場所に働きに行けるようになったことぐらい」がAECで実効性があるのである。
一例をあげると敬愛的な結びつきで成功しつつあるのは、タイとカンボジア間の食料品の輸出入である。隣国であり他国より安く享受できるメリットが有り、しかもタイの加工食品やカンボジアの豚肉などお互いに質が高い。カンボジアでは質が高いといえばメイド・イン・ジャパンでなく、メイド・イン・タイなのである。

 

3)AECの課題その2 「お互いの好き嫌い」

失敗しているのはマレーシアとインドネシア。ほぼ同言語で言葉も通じ同じムスリム国家であるにもかかわらず反感感情は非常に強い。文化と民族が近いだけに、起源説やどちらが上、下といった問題が横たわっており東アジアの日中韓感情のようなものである。そのほかにも、歴史的に戦争を行ってきた経緯があるタイ人はミャンマーを嫌い、カンボジアはベトナムを嫌い、ラオス人はタイ人を嫌い、マレーシアはシンガポールを嫌い…という地政学も成り立ち内に秘めた両国間の感情はよろしくない。

また、民族的にも基本的には地元民と華僑はタイ以外うまくいっていないし、宗教では大部分を占めるイスラム教徒と、華僑を中心に広がりを見せるキリスト教徒は仲がいいとはとても言えない。

 4)ASEAN全てが好きな国とは?

しかし、これらの国々10ヶ国全ての国民の8割以上が「好きだ」と答えている外国がある。
そう、我らが日本である。
今の強国日本をつくってくれた坂本竜馬は、当時江戸幕府を越える力を持っており、お互いに憎しみ渦巻き殺し合いを行う薩摩藩(現鹿児島県)と長州藩(現山口県)を手を握らせた。どうやって? 仲立ちに立って薩摩藩名義で長州藩の軍艦・銃を購入し長州藩は幕府軍に勝利出来たし、薩摩藩が食が貧しい時長州藩の米を好きなだけ提供できるようにした。最終的に竜馬の仲立ちで薩長同盟が成立、近代国家である明治政府が完成することとなる。我が日本が西欧列強の植民地にならず、豊かで身分公平で近代的な豊かさを享受できているのは、坂本竜馬はじめとした脱藩浪人たちの思いと行動力があったがためである。しかしマレーシアのブミプトラ政策(マレー人優先政策)にはじまり、経済的差別は広がっている。これは資本主義は富めるものはますます富み、貧しいものはますます貧しくなるという原則のためである。この点の議論は次回に譲りたい。

 5)日本人の若者よ、アジアの坂本竜馬たれ!

とにかく、問題が山積しているアジアにおいて、ここまで読み進めてくれたあなたには、ぜひアジアの仲立ちをお願いしたい。
そして、経済大国に生まれ全てのアジアにビザフリーで行けるあなたに、現代の坂本竜馬となっていただきたい。

坂本竜馬たりえるのは誰か、 志をアジア、世界に向けるあなたである。
中岡慎太郎たりえるのは誰か、熱意をもって人に伝えることが出来るあなたである。
桂小五郎たりえるのは誰か、 大義のためには乞食までみをやつせる、忍耐強いあなたである。
西郷隆盛たりえるのは誰か、 損得を度外視し、同志のためになら死ぬことも厭わないあなたである

お互いのプライドと理由は(理解できなくても)尊重されなければならない。

お互いの興味を引きつけなければならない。

感情が難しいのなら、まず、実利で結び付けさせないとならない。

まずあなたが好きなアジアの2つの国をみつけよう。
そして彼らの相互利益になることをみつけよう。
仲違いの2国間貿易を実現し、それぞれの市民にPRをしよう。
お互いを讃えよう。

これが、日本人のアジアによる役割である。

(アジアクリック/高橋学)