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世界市場を目指し動き出したマレーシア。パートナーシップを強化しているのは…?

こんにちは。久々に下垣が記事を書かせていただきます。

突然ですが、皆様はマレーシアと聞いて何を思い浮かべられますか?

弊社のこうした情報にご関心をお持ちいただいているので、

経済発展の著しさや、イスラーム教、マハティール首相が掲げた「ルックイースト政策」、民族的多様性等を想起されるのではないでしょうか。

ただ、マレーシアが一体何をてこにどのように経済成長を遂げているのかは日本ではまだあまり知られていないようなので、

まずはマレーシアの状況について簡単にまとめさせていただきます。

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マレーシアで人気のアプリベスト3

Selamat tengahari! マレーシア特派員のヌルルです。

今回はここマレーシアで人気のアプリトップ3を紹介します。

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訪日する際にマレーシアのムスリムが気になる3つの事柄

Selamat petang。マレーシア特派員ヌルルです。

 

今回はアジアの中でも比較的ストイックに戒律を守ることで知られるマレーシアのムスリム教徒が訪日の際に気にしていることについてお話させていただきますが、

基本的にはその他の訪日する外国人の方々と同様で、

そもそもSunnahという旅は自身の視野・知識・体験に幅を持たせる重要な要素であるという考え方があるので、

旅そのものに関しては非常に肯定的な見方をしています。

たとえば、私が日本を旅した際、上記のように自身の幅が広がっただけではなく、

これからの自分の将来の方向性も見ること、そして日常生活の全てに改めて感謝することが出来るようになりました。

また、普段見ることが出来ないような特別な景色を見たときは、

思わず“Subhanallah”、こう心の中で唱えてしまいます。

 

ただ、やはりムスリム教徒としての懸念も何点かあり、今回は3点にまとめてお話させていただきます。

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マレーシアで最も需要の高い日本の3つのサービス・製品

Selamat petang!マレーシア特派員のヌルルです。

今回はマレーシアで最も需要の高い日本の三つのサービス・製品ということでお話させていただきます。

第四代首相のマハティール氏が大の親日家ということと、

同氏が打ち出したサービスの向上を目的とした「Look East Policy」によって、

たとえ日本を訪れたことがないマレーシア人であっても、

日本のサービスの素晴らしさはここマレーシアでも広く知られています。

そんな憧れのサービス大国日本のサービス・製品の中でも特に人気のある3点をご紹介いたします。

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【マレーシア人観光客】世界で1番好きな国は日本、パスポートも7位の自由度!
こんにちは!アジアクリックのHinaです。

今日はますます増える外国人観光客の中で、アジアの優等生マレーシアについて共有します。
つい最近マレーシア人が日本へ行く際の観光ビザ申請が廃止され気軽に日本への旅行プランが立てやすくなってから何か変化はあったのでしょうか?
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【日本人ムスリムが教える】ハラールって? 日本人がするべきたった1つのこと。

Assalamu’alaikum warahmatullahi wabarakatuh
アッサラームアライクン ワルマトゥローヒワバロカトゥ。
Bismillahhir rahmanir rahim
ビスミラヒロマニロヒム。

アジアクリックのアハマッド鹿野です。

最近インドネシアを含む三カ国への観光ビザ緩和や、マレーシア、ブルネイや中近東諸国などイスラム教徒が多い国々より訪日観光数が増え、ハラールが注目、話題になっていることは既にご承知でしょう。
ハラールとは「イスラム教/法で合法・許された物事」と言う意味で、その反対はハラムと言います。多くの人がイスラム教のイメージいえば、「豚肉やアルコールを口にしない。」でしょう。これは「イスラム教/法で合法・許された物事」では無いため口にしないのです。このような事は食品に限らず、物事、行為などイスラム教徒の日常生活全てに関わっています。

■ハラールかどうか、教えてあげよう。

日本へ観光目的で来日するイスラム教徒は高利貸しでお金を借りたり、ギャンブルをしたりはしないでしょうから、食事が一番の要になるでしょう。
現在、各食品関係でハラール対応を急いでいるようですが、日本でイスラム教徒が安心して滞在できるようにハラールを導入することはとても難しいでしょう。

ですから、日本人の長所とも言える「気を使う」がもっとも有効ではないでしょうか。
例えば、豚骨系ラーメン店に入りそうなイスラム教徒を見かけたら「豚を使ってますよ」と教えてあげましょう。
天ぷらを食べる時は「天つゆで食べるより、塩で食べたほうが粋ですよ。」
クッキー、ゼリーなどの菓子は原材料名を見てあげて「豚の成分が入ってますよ。」
ケーキや洋菓子にはブランデーやラム酒が使われていないか確認してあげたり、缶チュウハイをジュースと間違えて買いそうだったら「お酒ですよ。」と教えてあげましょう。
それだけで、イスラム教徒はハラールを守れる。教えた貴方もアッラーから讃美を貰えます。
そう、難しいことは何もないのです。ただ気を使ってあげればいいだけ。


イスラム教って難しいようですが、実は簡単なんですよ。
Assalamu’alaikum warahmatullahi wabarakatuh
アッサラームアライクン ワルマトゥローヒワバロカトゥ。
お気軽にご相談くださいね。
(日本人ムスリム・インドネシア市場コンサルタント、アハマッド鹿野)

【訪日富裕層に大人気!】マレーシア財閥による北海道ホテルの戦略とは?

日本に何度も足を運んでいるアジア圏内の人たちは本当に「桜」や「雪」はもう見飽きてしまったのでしょうか。

 

最近は各地方でも訪日客を掴むために目新しい企画を次々に生み出しさらに多くの訪日客を増やし続けています。

 

一昔前にアジア人が日本で見てみたいものといえば「桜」と「雪」。訪日客がますます増え続けている今のこの状況で、少し早いかもしれませんが本来の日本の人気だった「雪」にスポットをあてて定番中の定番だけど実は新しい訪日インバウンド戦略をご紹介したいと思います。

 

まずインドネシア人ジャカルタ女性 職業は美術品ハウス勤務の場合、日本にはすでに4回目の来日。同行者は夫、子供2人、親戚2人。

東京と大阪にしか行った事がなかったけど今回が初めての北海道、ニセコ。雪と温泉が目的。という一般的な回答ですが、なぜ今回はニセコを選んだのかがポイントです。

 

訪日客の中でもVIP、すなわち富裕層だけにスポットをあてたニセコの大型リゾートがマレーシア財閥系によって開業されました。

 

最も安い時期で1泊12万円、ピーク時は26万円(食事別、最大6人宿泊可能)、最低3泊の宿泊が必須条件であり富裕層でなければなかなか手が出せない金額であるにもかかわらず、2013年度の外国人客の延べ宿泊数は前年比23%増の11万人。さらに14年度は200%以上増の勢いであると予想されています。

 

ここの成功は大きな「差別化」コンシェルジェが付き、送迎、スキー道具の手配、食事、観光など全て手配してくれる。

 

部屋はモダンで洗練されたデザインでありながらもヒノキ露天風呂やホテルの概観は江戸時代の長屋をイメージしたスタイルがアジア人の心をくすぐっているようです。

 

日本のホテル業界もマレーシア外資系のホテルにビジネスを取られないように負けないでほしいですね。

 

出典:japanesestation.com

ムスリムブロガーはこんな人 〜マレーシア人ブロガーのプロフィール実例

アッサラームアライクン ワルマトゥトヒ ワバロカトトゥ アジアクリックのアハマッド鹿野です。

以前 「PRにブロガーを活用しよう」という記事を書きましたが、今回はマレーシアムスリムブロガーをご紹介します。

ご存知の方も多いでしょうが、マレーシアはイスラム制度が民事裁判所制度と併存しており規律も厳しく取り締まっています。 そんな中、ブロガーという職業が確立されていて企業、商品PRにはなくてはならない存在となっています。

あるムスリム男性既婚者(33歳)も2005年よりブロガーを職業としています。彼のブログは、ライフスタイル、旅行、食事など中心にブログ、各SNSに1日3〜5投稿。1日に1000人以上の訪問者がいます。

その実績をもとに、トップ5ライフスタイルブロガー2015、トップ3ジャパンバジェットトラベルコンテスト、ブログの写真でもコンテストでファイナリストに残ったりしています。 また、ブログの記事が雑誌に掲載されたり、とあるリゾートの公式ブロガーに任命されたりと、現在の日本では未だ確立されていない分野で大活躍中です。

ムスリムブロガーマレーシアインドネシアイスラム教リスト

マレーシアでは、ブロガーを活用したPRが主になりつつあります。イスラム教徒を観光誘致したい自治体、ハラールフードを模索中の企業などにはとてもありがたい媒体になる事でしょう。 何故なら、直接生の声が聞こえるからです。

実際、ある自治体がイスラム教徒が日本観光で困っていることは?という疑問にもスピーディで率直な回答があがってきています。

如何ですか。日本で試行錯誤するより、早く解決できる事間違いなしです。
アジアクリックでは、マレーシアやインドネシア等、ASEANのブロガーネットワークで日本ブランドを応援します。
(ムスリムスタッフ/アハマッド)

2013年、マレーシアでのヒット商品トップ3

2013年のマレーシアでヒットした商品サービスを共有します。
マレーシア市場理解の一助になれば幸いです。

1位:SNS(ソーシャルメディア)
〜5月の総選挙の際、政府の制限につかれた多くの市民がFacebookやツイッターなどSNSで自由な情報交換を行いました。マレーシア華人・マレー人・インド系市民などがマレーシア人として一丸となれたのが画期的で、感動を共有しました。

2位:訪日旅行(日本への旅行)
〜観光ビザ解禁で、2013年1-11月に日本を訪れたマレーシア人観光客が前年比31%増加。
四季のある日本、ブランドにも偽物がなく中古でも程度の良い買い物天国日本、美味しい本物の日本食のある日本がマレーシア人観光客にとっても人気でした。ちなみに訪日マレーシア人は華僑とマレー人が約半々だそうです。

3位:イスカンダル地区開発(シンガポールの隣に新しい300万都市を作るぞ計画)
〜シンガポールとの国境、ジョホール地域の再開発で、コンドミニアムが即日完売するなど不動産投資が活況、人気を博した大開発地区です。レゴランドやインターナショナルスクール、乗馬・ゴルフコースなどがあります。2006年から2025年の 20 年間で、累積投資額 10 兆円、計画人口 300 万人とのことですが、投資に興味ある方は慎重に情報を集めましょう。

いかがでしょうか?
主要3民族が共生し、富裕層が多いアジアの優等生マレーシア。
2014年版ランキングもまとめてこちらで紹介したいと思います。

【貴社食品名は?】日本でのハラム(イスラム禁忌)リストを公開します。

こんにちは。インドネシア特派員の高野です。

さて、インドネシア人の方への日本行きビザも緩和されている中で、日本での食生活において、どのようにハラム(haram、イスラム法で食べたり肌につけたりしてはいけないもの。ノン・ハラル)を見分けるか。インドネシア現地のムスリムの方々に訊きました。

私の周りには留学や旅行で日本を訪れる友人が多くいます。インドネシア人のおよそ8割近くはムスリム。訪日に際して、食品がハラール(イスラム法で食べたり肌に付けられるもの。ハラムの逆)であるかというのは重要なポイントになります。ハラール/ハラムの概念がまだ一般的に認知されていない日本では、いわゆる「ハラール認証」を探してもなかなか見つかりません。

日本語を学ぶ留学生は、食品に記載されている原材料や成分を読むことができますし、製造者に日本語で尋ねることができます。しかし一般の旅行者はそうはいきません。インドネシア人にとって驚くことに、日本は英語があまりに通じません。アルコールをもとにしているみりんなど、日本に特有な食品もあります(アルコールを使用していないものもあります)。

そこで便利なのが、ハラムの食品を列挙したウェブサイト。ハラムなものを個別の商品ごとに列記してあるので、食の安心をより簡単に知ることができます。食品の種類でハラムだと思っていたものが、個別の商品の中にハラールなものがあるとわかれば、旅先での食の楽しみが広がることでしょう。前述のみりんは世界遺産に登録された和食に使用されますが、ハラールなものを使えば安心して食べることができますね。

下記にインドネシア人ムスリムが参考にしているサイトを一部紹介します。
これらからハラール/ハラムをインドネシアのムスリムは見分けているのです。

■List of Halal Food in Japan(英語)

http://www.pmij.us/halal-haram/list-of-halal-food-in-japan.html

日本ブランド製品のハラムリスト
↑日本ブランドのハラール(イスラム教徒が口にできる)食品・ブランドリスト(PMIJのウェブページより一部抜粋)
サイトには数十の日本企業名と製品名が具体的にハラール/ハラムに記されている。

■Makanan Halal-Haram(インドネシア語)

http://ppijepang.org/index.php?option=com_content&view=article&id=154:makanan-halal-haram-&catid=51:kehidupan-di-jepang&Itemid=99&lang=en

Scree日本のハラムブランドリストn Shot 2015-05-10 at 23.02.15
↑日本のハラム(イスラム教徒が口にできない)食品リスト。在日インドネシア留学生協会(PPI)より抜粋。

日本の商品別ハラルリスト
↑日本の商品別ハラール(イスラム教徒が口にできる)食品・ブランドリスト(ウェブページより一部抜粋)
サイトには数十の日本企業名と製品名が具体的にハラールとして記されている。

マレーシア、インドネシアからのインバウンドを増やすため、日本でもハラールビジネスが盛り上がりをみせはじめました。ハラールの認識が広がり、ムスリムフレンドリーな日本になるために良いことだとは思うのですが、「ハラール認証」制度をめぐり一部のビジネスライクな活況には私はやや懐疑的です。
イスラームは近代国家の枠組みとは関係のないものなのに、マレーシアが国家戦略的に始めたハラール認証制度。その後各国に広がりました。

日本では、ムスリムフレンドリーであることはすなわち認証を取得することというような図式があるように思います。しかし、より大切なのは、巨額な設備投資と認証マークを得ることよりも、まずムスリムにくわしく説明することではないでしょうか。

信仰は個人のもの。醤油を使っているようだから食べない、というお客さんに、この醤油はアルコール分がゼロに近いものです、との説明があれば、安心して食べてくれるかもしれない。提供する側がしっかり説明し、その上でムスリムの消費者が選択する。上記のウェブサイトではそれが行われているわけですが、製造者から発信されていればこのようなサイトを参照する手間もかかりません。

イスラム教徒にとって非イスラム国での食は最大の課題で、シーフードとインド・パキスタン等料理ばかりが安心して食べれるというのは寂しいことです。現在のように、ムスリムの観光客の方々がわざわざ母国からカップ麺を持ち込まなくても、和食を安心して楽しんでもらえるムスリムフレンドリーな日本にしていきたいものですね。(インドネシア特派員/高野)