サワッディー・クラッ。バンコクからタイ特派員のエーです。
この度ついに、バンコクとチェンマイを繋げるタイ高速鉄道計画(670Km)が、日本の新幹線を採用することを日本とタイの両政府が合意し、実現します。
あなたは過去1年以内に1泊以上の国内旅行をしたのなら、その時の移動手段は何ですか?と聞かれたらあなたは何を挙げますか?飛行機?車?電車?
日本のように新幹線や高速道路が整っていない他の国は答えが違うかもしれません。
しかもインドネシアなど同じ国でも日本よりも広く遠くまるで海外旅行なみに感じるかもしれません。
今回は中国、インドネシア、インド、ベトナム、タイの比較的大きな国土を持っている国を対象に移動手段を調べてみました。
1位 自家用車 38%
2位 飛行機 20%
3位 レンタカー 12%
4位 バス 9%
5位 旅行していない 8%
6位 電車 7%
7位 バイク 3%
中国だけを見ると
1位 自家用車 42%
2位 飛行機 33%
3位 バス 10%
インドネシアだと
1位 自家用車 29%
2位 飛行機 25%
3位 旅行していない 13%
また各国のそれぞれの旅の目的の60%以上を占める理由は以下の2つです。
家族と遊ぶ
美しい景色を見る
それ以外の旅の目的は
のんびりくつろぐ
買い物や食べ物
文化財の鑑賞
などです。
逆にインドネシア人は祭礼やイベントに参加する事や、文化財の鑑賞、旅先で見知らぬ人と交流するなどへの興味は非常に低い結果となりました。
日本で一番交通費にお金を使っているのはインドネシア人観光客です(JNTO調べ)。
国によって、民族によって、移動と旅への傾向は異なりますね。
こんにちは。アジアクリック シンガポールの高橋学です。
ASEAN6億人マーケットに向けて、スマートフォンアプリのPRを考えられている方も多いことでしょう。タイではiPhoneでインスタグラム、マレーシアではサムスンギャラクシーノートでフェイスブック、シンガポールではMRTでパズルゲーム、インドネシアではコンビニに集まりチャットアプリ、ベトナムは600円程度でネット使い放題で、フィリピンは自画撮りでFacebookなど、朝から寝るまでスマホでアプリは日本以上です。
ASEANでは、iPhoneでなくアンドロイドが6割と大部分を占めています。その理由は、8万円と高いiOSスマートフォン、タブレットを買える層が限られているためです。しかし、アンドロイドにもサムスンやOPPO、SONYエクスペディアなど高級スマホも多いため、アプリのターゲットをどの都市のどの層に置くのかは非常に重要です。
さて、今回はASEANマーケットにおけるアンドロイドアプリマーケティングで最低抑えておきたい事項を紹介します。
1,タイトル・説明分のSEOは、現地語と英語で。
〜基本は英語でOKです。しかし特定の地域に対するアプリ、つまりタイ語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語、カンボジア語、繁体字などがターゲット層によっては必要です。
2,ターゲットは「民族✕収入層」。都市インフラにも注意
〜ASEANは10カ国ありますが、民族は数百もあります。富裕層は華僑に多く、9割程度は華僑以外の現地人。またバンコクやクアラルンプール、シンガポールなどの大都市はWi-fiや3Gインフラが整備されていますが、他のローカル地方ではまだまだ。なんとか軽いWebサイトは見れる程度です。特に人口が多いからとインドネシアを安直に選ぶのではなく、首都ジャカルタや学生の多い主要都市などの地域特性を知った上での戦略が必要です。
3,PRは、アフィリエイトとブログなどメディアでの紹介も有効
〜ASEANでは、Google Play(Androidマーケット)以外にも、各社がリリースしているアフィリエイトサービスや、現地メディアやブログへの掲出も有効です。
4,ウケるアプリは「シンプルかつ気持ち良い」
〜アプリやターゲットによっても異なりますが、ASEANではゲームや写真系アプリ、チャットやSNSアプリが人気です。現地でも分かりやすい特徴のあるアプリを使い分けており、例えばゲームならCandy crush sagaと他のパズルゲーム、写真アプリならインスタグラムとセルフィー(自画撮り)アプリ、チャットならWeChatとカカオトークなど。いずれも使う理由が明確にあり、異なる習慣のあるASEAN国を通して楽で気持ち良い感覚を持てるアプリが人気です。
5,ただし、イスラムや民族問題など炎上に注意
〜ASEAN人口6億人の半数はイスラム教徒。また民族問題なども多々あり、現地事情に配慮した表現が必要です。
最近ではウルトラの父が「アラーと同じくらい偉い」と書いた幼児用の本が炎上したり、宗教政治民族の面でチェックが必須です。
6,アプリは無料が基本、しかしクレジットカードがなくても有料版は買う
〜カンボジアではほとんどのiPhoneユーザーが脱獄しているなど、違法に有料のアプリをダウンロードしている人も多いですが、正しいダウンロードでストレスなく気持ちよく使いたいというユーザーみ多いため、中国市場と異なり有料版の販売が十分可能です。しかし、日本同様まず試してみよう、無料はお得という気持ちは強いのでGoogle Playでのスクリーンショットやアプリ内課金など手段を多く持っておきましょう。ちなみに、クレジットカードを持っていない若者でもコンビニなどでGoogle Playカードを購入しています。
7,競合アプリの調査は、世界標準の英語で。
〜ASEANのアプリでは英語表記が普通に使われています。競合アプリを調査するときも日本で走られていないが世界で利用されているアプリ、例えば
Any doやMyTeksi、Linkedinなどを調べて流通しているアプリのマーケティング方法を事前に把握しましょう。
8,Wi-fiに頼るのは危険
〜ASEANは発展途上国です。登録なしで使える無料Wi-fiスポットは日本より多いですが速度は遅いです。Youtube動画は3Gではなく、Wi-fiに繋いでみます。ターゲット層が持っているスマートフォンや住んでいる都市を調査した上でアプリの仕様を決めるようにしましょう。目安になるアプリは世界で大ヒットしたCandy Crush Saga(Soda)です。
以上、ASEAN地域でのアンドロイドアプリのローカライズの基礎をお伝えしました。iOS向けアプリも基本の考え方は一緒です。
日本よりスマートフォンが多く使われているアセアン6億人市場に、貴社のアプリをローカライズし、シェアを広げてみてはいかがでしょうか。
(アジアクリック/高橋学)
シンガポールや香港のスマートフォン普及率は85%以上なのは既に知られているのですが、その普及率が4年以内に100%になる国があるようです!
それはタイなのです!
タイにおけるスマートフォンの普及率が今後4年以内についに100%に達成するとニールセンにて予想されました。
大きな原因は以下の通りです。
1) 低価格な端末が普及している事
2) 魅力的なデーターパッケージが多いこと
3) インターネット経由の無料通話を利用するため
2015年時点でのタイでのスマートフォンの保有率は58%、1年前の49%と比較して9ポイントの上昇となったようです。
それではグループごとにスマートフォンの普及率を見てみると。。。
16-34歳 - 大部分がスマートフォンを持っている
35歳以上 - 42%以上の普及率
富裕層 - 複数台のスマートフォンを持っており常に最新モデルを求めている傾向
ではタイ人はスマートフォンを何の使用にあてているのでしょうか?
1) 通信利用 94分
2) アプリケーション使用 62分
3) エンターテイメント使用 54分
4) ウェブサイトの閲覧 14分
5) デバイスの管理 8分
と、1日平均4時間もスマートフォンを使っているのです!
なお2)のアプリケーション使用に利用されている人気のアプリはこちら!
1) LINE - 無料通話、チャットの利用
2) フェイスブック
3) ビートーク - チャットの利用
4) ユーチューブ ― 動画閲覧
いまやタイ人の生活の一部になったスマートフォンは、携帯電話市場と消費者の行動様式がますます一変するのでしょうね。
サワディーカー! 今回からタイ特派員としてバンコクからニュースをお届けするジャリワンです。
さて、1回目の記事ですが、タイでビジネスを成功させるための3カ条についてお話します。
この3つを知れば、タイが投資先として本当に魅力はあるのか、そもそもどういう国なのか、タイに関する疑問が軽減されると思います。
これまでにBOI (Board of Investment)と呼ばれる機関は外資系企業がタイでビジネスを行う上で直面している税金や機械の不調、法律上のトラブル等ありとあらゆるトラブルに対処してきました。タイ国家によってサポートされている機関なので、お困りの際はぜひBOIに連絡・相談してみてください。
BOI日本語ホームページ
http://www.boi.go.th/index.php?page=index&language=ja
今日地理的条件もあり、タイはますますビジネスの要としてその存在感を国際的にも示しています。実際、AEC(ASEAN経済共同体)に加盟して以降、法律、交通網が整備され、アジアにおけるロジスティックの中心として機能してきました。加えて、タイ政府もロジスティックの中心となるように、法律の整備は勿論、工場の誘致にも各国に積極的に呼びかけ有利な条件も出てきています。ロジスティックをどこに置こうか迷ったら、まずはタイをご検討下さい。
タイには安価で教育レベルの高い多くの労働力があります。
これは他国に比べて安価な労働力であり、投資を節約させます。
ビジネスにおけるゴール、そして戦略を実現させるためにはより多くの労働力を要します。こうした労働力を基盤とすることで、アジアの他の地域は勿論、他の地域にもビジネスを展開することが出来ます。タイ人は近年の経済発展に自信を持ち、ビジネスに対してとても貪欲であり、ビジネスを展開させていくことに関して言えば勤勉な国民性があるといえます。よって、ビジネスを拡大させるという話をタイ人にすれば、タイ人を味方にすることが出来るのです。
以上、言葉足らずですがタイビジネスについてタイ人の意見も効いてみてください。バンコクで私 ジャワリンもお手伝いします。
(バンコク特派員/ジャワリン)
サワディーカップ、タイ特派員のリキです。
さて、今やビジネスの生命線ともいえるインターネットですが、タイ(バンコク)のインターネットは基本的に(A)DSLです。そのため、場所によっては、契約値の10分の1のスピードも出なかったり、時間帯によってまったく使えなかったりと、結構大変な思いもしています。
会社でも数日間インターネットがまったく使えずまったく仕事にならないなんてことも多発しています。
そんなときは、携帯電話のテザリングを利用したりして、何とか仕事を継続してますが。
この当たりのインフラが良くなるのは、いつのことになるのでしょうか。まったく予想ができません。ちなみに、私はネットワークの専門家です。(泣)
タイの習慣やインフラ、それらに影響を受けているタイ人の考え方は、何でもきっちりしている日本人にとってなかなか解りづらいと思います。郷に入らばの精神で少しずつタイのサバーイ理解を進めていきましょう。
サワディーカップ、タイ特派員のタムです。
今回ご紹介したいニュースは、なんと、タイ人のインターネット平均利用時間は、昨年調査から50%以上も拡大したそうです!
今年の調査ではタイ人のインターネット平均利用時間は、週に50.4時間、1日に7.2時間も利用しており昨年調査の32.3時間から大きく利用者が急増しております。
ではインターネットへの接続方法は何で行っているのでしょうか?
1位はダントツスマートフォン(多機能携帯電話)との回答で全体の77.1%も占めております。
1日の平均利用時間は6.6時間で、午後4時から深夜にかけての利用が最も多いとの結果も。この結果はなんと日本の平均利用時間の2倍以上もインターネットを利用をしている事になります。
2位は意外とスマートフォンと大差はなく、デスクトップパソコンの接続率が69.4%で一日の平均利用時間は6.2時間で、午前8時から午後4時が多かったとのこと。
3位はノートパソコンで49.5%、一日の平均利用時間は5.3時間。
また、ネット接続可能なテレビ(スマートテレビ)での接続は8.4%にとどまりました。
上記の結果から、仕事中はデスクトップやノートパソコンなどからインターネットを接続し、仕事が終り始める夕方から個人の携帯端末でプライベートタイムに切り替わりそのまま寝るまでネットを使い続けているというライフスタイルが見えてきますね。
では、携帯端末からの使用者はインターネットで何を閲覧しているのでしょうか?
1位はソーシャルメディア 78.2%
2位はニュースや電子書籍の閲覧 57.6%
3位は情報収集 56.5%
性別で見た週当りのネット利用時間は、男性が51.8時間、女性が49時間。「第3の性」は62.1%でした。3つに分かれるあたりがタイらしいですよね。