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【シンガポール】酔っ払いへの接客方法をビール会社が教育?
シンガポールでは、2014年の1年間だけで飲酒が原因とみらえる暴動が47件、傷害事件も115件、飲酒による死亡事件などが増加の傾向にあり、これらが発生した90%以上が午後10時以降に発生している事実を深刻にとらえ、2015年4月1日から公共の場での午後10時30分から午前7時までのアルコール飲料販売を禁じる酒類規制法が施工されました。
万が一これに反した場合は、飲酒には最高で1000シンガポールドル(約9万円)の罰金が科せられる事に決まっております。
とはいえ、この法案はシンガポール全土で適応されていますがあくまで公共の場での提供が対象であり、バーやレストランなど飲食店は除外されています。
しかし、この法案により売上打撃を受けるのはビール会社。
しかしオランダのビール世界大手ハイネケン傘下のアジア パシフィック ブルワリーズ シンガポールが飲食店の店員対象に過剰な飲酒を防ぐ事を目的に接客研修を行っておりすでに600人近くがこの3時間にわたる研修を終了する予定です。
対象者はタイガービールやハイネケンなどこのグループのビールブランドを扱うお店で、カフェ、バー、ホーカーセンターなどに勤める店員が対象。
内容は酔いかけているお客様の見分け方
酔っ払いへの接客方法
ろれつが回らないほど酔っているお客様には話しかける
自然な形で食事を摂るようにすすめるなど
シンガポールで飲んでいる時に店員の視線が気になったときや、妙に何度も話しかけられたり、優しくされた時は決して相手があなたに興味があると勘違いしないで下さいね!
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