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 台湾のエネルギー問題、最近の話題は?

こんにちは、台湾のチャニンです。
今日は台湾のエネルギー問題の最近の話題をお届けします。

国内外の事件・事故で高まる不安

原子力発電は「安全で、清潔なエネルギー源」だと考えている方が昔は多かったかもしれません。
しかし、近年、国内外のいろいろな原子力発電事件を発生して、台湾でもそんなイメージがだんだん変わってきました。

したがって、世界で「原子力発電をやめよう!」というブームも高くなっています。
台湾でも「原子力発電所四番目をやめよう!(中国語:反核四)」という社会運動が起こっています。

台湾の原子力発電事情と一市民として

台湾には原子力発電所が3つあります。
そのなかのひとつ、茂林核能發電廠は2020年に使用期限が終わりますが、それに伴って将来的な電力不足が心配されています。

しかしその一方で、近年の原子力発電事件によって、また新たに造られていた原子力発電所四番目についての不明点が多くあったことから、原子力発電に賛成しない人が増えてきたようです。

その4カ所目の原子力発電所(第四核能發電廠=龍門核能發電廠)は、1999年から建造が開始されました。
2000年にそれを一旦中止ののち、2001年また建造が再開。
計画では、今年六月安全検査を終わった後、年末にウラン235は入られて、2020年には稼働し始めるそうです。

そうした計画に対し、先月の27日から28日まで、数万人規模の運動が起こりました。
それに、前民主進歩党党主席-林義雄氏も無期限で断食を行っていました。

なぜ、この第四核能發電廠を賛成しない人が多いでしょうか?

それは、まず第四核能發電廠の建造中に、重大な違法事件が発生したことがあります。
そして立地条件です。
津波発生の可能性があることや地震源も近い場所にあること、そして台湾の首都・台北から41kmしか離れていないので、もし事故が起きた場合、想像できないくらいの被害をもたらすでしょう。

電気不足になるのかどうか、安全対策はどのように行われるのか、既に起きた事件・事故についてきちんと説明しつくしたのかなど、電力会社や国はやらねばならないことが多いです。
私たち市民も情報を集めて、冷静に判断していきたいと思っています。

(アジアクリック・台湾担当/チャニン)