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 台湾の伝統菓子、太陽餅。ある出来事がきっかけでブームに!

你好!台湾担当のチャニンです。
台湾旅行をすると、一番人気が高いお土産は勿論パイナップルケーキやお茶と買う方がたくさんいると思います。

しかし、それ以外にも美味しいお土産もたくさんあります。例としては、最近人気が急に高くなっている太陽餅(タイヤンピン)です。
ではなぜ最近のお菓子でなく、伝統的な太陽餅の人気が急に高くなっているのでしょうか?

中国とのサービス貿易協定の影響!?

それは、実は台湾と中国で結ばれる「サービス貿易協定」に関係しています。
既に皆さんもニュースなどでご存知かと思いますが、台湾の大学生が参加する太陽花學運がその協定への反対運動を行っています。

台湾政府が納得できる解決政策を出さないから、強行派の学生の一部が行政院にも突入しました。
(この部分に関しては、同じく台湾担当のアンディの記事を是非ご覧ください)

その後、こんなことがありました。
総務省のとある官員がテレビでのインタビューで、こんな風に答えたのです。
「わざわざ同僚におくるため、買った太陽餅はすべてなくなってしまった。わざわざ買ったのに …」

台湾では新年などの休み日に、上司から部下におみやげや食べ物(太陽餅限定ではありませんが)を送る人も少なくありません。(もちろん賄賂ではないですよ!)

さて、インタビューを受けた官員の太陽餅はなぜなくなってしまったのでしょう?
太陽餅それ自体と「サービス貿易協定」には直接に関係はありません。
しかし、今回の契機はサービス貿易協定を反対する強行派の学生の一部が行政院にも突入して、そして彼の用意していた太陽餅を食べられてしまったのです。

そこで、そのインタビューを見たインターネットユーザーたちが、何をしたのかというと、なんとネット上でお金を集めて、1500個の太陽餅を買って送ってあげたのです!
こうした騒動がメディアで報じられたお陰で、太陽餅を食べたくなった人が続出しました。
長く間にはひっそりと静まりかえった太陽餅店は、急に入る大量オーダーには一所懸命対応中です。

伝統的なお菓子、太陽餅の魅力

太陽餅は台湾中部にある台中市が発祥の地とされる焼き菓子です。

何層にも重ねられたサクサクとして、多少粉っぽい皮の中に甘い餡が包まれている、丸い形の餅です。
餅と言っても日本のそれとは異なります。英語だと「ケーキ」と訳されますが、材料は小麦粉、砂糖、麦芽糖、ラード、蜂蜜、練乳などです。
皮が非常に脆ので、食べる間にボロボロと落ちますので、ご注意ください。
同じ台中発祥の老婆餅は味が似ているけれど、皮は太陽餅より水分を含んでいます。
また、味もそんなに甘くないので、潤くて甘くない味が好きな方、ぜひ食べてみてくださいね。

(アジアクリック・台湾担当/チャニン)