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アジア版LINE、WeChatで訪日観光客にPRする3つの活用方法

中国版LINEである中国テンセント社製のチャットアプリWeChat(ウィーチャット。中国語名 微信)。
昨今、中国・台湾・香港・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナムを中心に、多くのTVCMを投下している影響もあり、アジアではLINEより利用されています(LINEがよく使われているのはタイと台湾で、他国は可愛いもも好きの若い女性が中心)。

そこで、活用方法のお問合せが多いため、下記にポイントをまとめたいと思います。

その前に、現在日本企業は公式アカウントに登録することは出来ず、中国で企業登録をしている企業のみ公式アカウント開設ができるような制限になっていますのでご了承下さい。

さて、中国人観光客など訪日外国人に、WeChat情報を届けるには、以下の3つの方法があります。

1)位置情報を使う

WeChatには自身の周り100メートルから2キロメートルまでの範囲にどのWeChatユーザーがいるかが分かりますので、店舗や観光地のPRに登録しておきましょう。

ネット上の看板を立てておくイメージで、複数のスマートフォンがあればそれぞれを支店として登録しておくことも良いでしょう。

2)キャンペーンを行う

ただ看板を立てるだけでは顧客は足を向けてくれません。

期間限定のキャンペーンを行い、今日来てもらいましょう。

WeChatにはFacebookのようなタイムライン(Moment)がありますので、写真とともに「今日だけ●%OFF」「この画面を見せたら卵プレゼント」といった期間限定・来店限定キャンペーンが可能です。

また、私からの提案としてはタイムラインに随時単価アップやマナー改善の投稿で、日本のルールを知らない外国人観光客に文化を伝え、教育していきましょう。


3)サポートセンターとして活用

WeChatのチャットには自動応答システムが有ります。よく聞かれる質問「●●にはどうやっていったらいいの?」「定休日はいつですか?」などをキーワード登録しておき、電話やメール対応の時間を節約しコストダウンしましょう。

もちろん、顧客に店舗や観光地の魅力を伝えるために活用してよいでしょう。

いかがでしょうか。

WeChatも1メディアであるには違いありませんが、これはFacebookやホームページ同様、日本にいながら外国人観光客に情報を直接伝えられる有力なツールです。

当社アジアクリックも、法人や自治体の活用についてご相談を受けておりますのでお気軽にお問合せ下さい。
(アジアクリック/高橋学)

【スマホアプリ開発】ASEAN市場ローカライズのポイント

こんにちは。アジアクリック シンガポールの高橋学です。

ASEAN6億人マーケットに向けて、スマートフォンアプリのPRを考えられている方も多いことでしょう。タイではiPhoneでインスタグラム、マレーシアではサムスンギャラクシーノートでフェイスブック、シンガポールではMRTでパズルゲーム、インドネシアではコンビニに集まりチャットアプリ、ベトナムは600円程度でネット使い放題で、フィリピンは自画撮りでFacebookなど、朝から寝るまでスマホでアプリは日本以上です。

ASEANでは、iPhoneでなくアンドロイドが6割と大部分を占めています。その理由は、8万円と高いiOSスマートフォン、タブレットを買える層が限られているためです。しかし、アンドロイドにもサムスンやOPPO、SONYエクスペディアなど高級スマホも多いため、アプリのターゲットをどの都市のどの層に置くのかは非常に重要です。

ASEAN10ヶ国の人気スマートフォン比較表タイ・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・シンガポール・インドネシア

ASEAN10ヶ国の人気スマートフォン比較表。iPhonやサムスンは富裕層向け。現地ブランドも機能と価格で追随する(クリックで拡大)

さて、今回はASEANマーケットにおけるアンドロイドアプリマーケティングで最低抑えておきたい事項を紹介します。

1,タイトル・説明分のSEOは、現地語と英語で。
〜基本は英語でOKです。しかし特定の地域に対するアプリ、つまりタイ語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語、カンボジア語、繁体字などがターゲット層によっては必要です。

2,ターゲットは「民族✕収入層」。都市インフラにも注意
〜ASEANは10カ国ありますが、民族は数百もあります。富裕層は華僑に多く、9割程度は華僑以外の現地人。またバンコクやクアラルンプール、シンガポールなどの大都市はWi-fiや3Gインフラが整備されていますが、他のローカル地方ではまだまだ。なんとか軽いWebサイトは見れる程度です。特に人口が多いからとインドネシアを安直に選ぶのではなく、首都ジャカルタや学生の多い主要都市などの地域特性を知った上での戦略が必要です。

ASEAN民族別PRポイント。アセアン市場は国でなく、民族でターゲティング仕様

ASEAN民族別PRポイント。アセアン市場は国でなく、民族でターゲティング仕様(クリックで拡大)


3,PRは、アフィリエイトとブログなどメディアでの紹介も有効

〜ASEANでは、Google Play(Androidマーケット)以外にも、各社がリリースしているアフィリエイトサービスや、現地メディアやブログへの掲出も有効です。

4,ウケるアプリは「シンプルかつ気持ち良い」
〜アプリやターゲットによっても異なりますが、ASEANではゲームや写真系アプリ、チャットやSNSアプリが人気です。現地でも分かりやすい特徴のあるアプリを使い分けており、例えばゲームならCandy crush sagaと他のパズルゲーム、写真アプリならインスタグラムとセルフィー(自画撮り)アプリ、チャットならWeChatとカカオトークなど。いずれも使う理由が明確にあり、異なる習慣のあるASEAN国を通して楽で気持ち良い感覚を持てるアプリが人気です。

Candy Crush Sagaは中毒性を作り出すシステム。ASEANマーケティングの基本となるアプリ。

Candy Crush Sagaは中毒性を作り出すシステム。ASEANマーケティングの基本となるアプリ。

5,ただし、イスラムや民族問題など炎上に注意
〜ASEAN人口6億人の半数はイスラム教徒。また民族問題なども多々あり、現地事情に配慮した表現が必要です。
最近ではウルトラの父が「アラーと同じくらい偉い」と書いた幼児用の本が炎上したり、宗教政治民族の面でチェックが必須です。

6,アプリは無料が基本、しかしクレジットカードがなくても有料版は買う
〜カンボジアではほとんどのiPhoneユーザーが脱獄しているなど、違法に有料のアプリをダウンロードしている人も多いですが、正しいダウンロードでストレスなく気持ちよく使いたいというユーザーみ多いため、中国市場と異なり有料版の販売が十分可能です。しかし、日本同様まず試してみよう、無料はお得という気持ちは強いのでGoogle Playでのスクリーンショットやアプリ内課金など手段を多く持っておきましょう。ちなみに、クレジットカードを持っていない若者でもコンビニなどでGoogle Playカードを購入しています。

インドネシアスマホ画面インドネシア人のスマホ画面。日本では見慣れないアプリが揃う。

7,競合アプリの調査は、世界標準の英語で。
〜ASEANのアプリでは英語表記が普通に使われています。競合アプリを調査するときも日本で走られていないが世界で利用されているアプリ、例えば
Any doやMyTeksi、Linkedinなどを調べて流通しているアプリのマーケティング方法を事前に把握しましょう。

8,Wi-fiに頼るのは危険
〜ASEANは発展途上国です。登録なしで使える無料Wi-fiスポットは日本より多いですが速度は遅いです。Youtube動画は3Gではなく、Wi-fiに繋いでみます。ターゲット層が持っているスマートフォンや住んでいる都市を調査した上でアプリの仕様を決めるようにしましょう。目安になるアプリは世界で大ヒットしたCandy Crush Saga(Soda)です。

以上、ASEAN地域でのアンドロイドアプリのローカライズの基礎をお伝えしました。iOS向けアプリも基本の考え方は一緒です。
日本よりスマートフォンが多く使われているアセアン6億人市場に、貴社のアプリをローカライズし、シェアを広げてみてはいかがでしょうか。
(アジアクリック/高橋学)

台湾でのPRは、ズバリ無料新聞プラスSNSがお得!!

皆様、こんにちは!台湾担当のチャニンです。

今回は台湾ある効果よいメディアを紹介します。それはMRT(地下鉄)で無料提供される新聞です。
台湾は台北と高雄でMRTがあります。今は台北MRTの102駅で月曜日から土曜日まで毎日24万分の無料新聞-「Upaper」を提供されますが、高雄MRTは今無料新聞の提供者は募集中です。2007年まで台北の無料新聞提供者は台湾最大なメディアグルプーNextMediaですが、今まではUnited Daily News Groupが提供されます。そして、実際無料新聞なので、でも提供者は台北地下鉄局にお金を払わなくてはいけないです。United Daily News Groupは基本費用の五倍の金額を支払って、地下鉄新聞の独有提供権をもらいました。無料新聞を提供するのは独有提供権利金も支払って、新聞社の作業費、印刷費用なども身に引き受けますので、会社に対してはとても重いですが、でもなぜ台湾の大手メディアは独有提供権利が欲しいでしょうか?

それは、台北MRTの利用者は台湾の交通機関で一番多く、現在は毎日24万分の新聞を提供しましたが、約6割の利用者は新聞を貰われないです。それを通じて、いろいろなベンダーは自社の広告を掲載したら、高い反応が返って来ています。この中で一番重要なことは、現在台湾で新聞の発行量は少なくなっていますが、ネット利用率が高くなっているので、テレビ新聞を見る人は昔より少ないです。だから、毎日百万人以上利用者の無料新聞に掲載するのは相対的に価値が高くなっているのです。

それに加え、この中ではいろいろな広告はSNSの力を使ってます。
例えば、QRコードを通じて、LINEやFacebookに繋るとクーポンをくれます。これは私達台湾人にとってとても有効な宣伝方式ですが、特に使った会社の売り上げは確実に伸びていると実感しています。

【ASEAN市場向け】Facebookページの活用の方法

前回、日本以上にFacebookが広く使われているASEANマーケットでは、Facebookを活用するのがB2Cにおいて有効だと説いた。

1,消費者の囲い込み(Facebookファンの獲得)

2,ファンへのブランディング

3,ファンへ購入機会やイベントの告知

4,更なる新しいファンの獲得(口コミ)

5,ロイヤルカスタマー化

今回は具体的にFacebook活用方法1〜5を説明していきたい。

 

1,消費者の囲い込み(Facebookファンの獲得)

どの市場の誰が自社商品に反応があるかわからない。そんな声をよく聞くからこそ、まずはタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどASEAN主要国向けにFacebook広告を打ってみよう。現在の1いいね!獲得単価は30〜60円ほどだ。 

結果、ファン属性→リーチ数→エンゲージメント数を見て、どの都市のどんな民族に自社商品・サービスが有効なのかが見えてくる。

 もっと深堀りしたければ、アンケートキャンペーンを行ってみよう。

当初は英語だけでも構わない。いずれも、無料で・かつ自社でできる内容である。

 

2,ファンへのブランディング

Facebook上での数ヶ月のファン集め及びファン分析、ヒアリングが一段落して自社Facebookファンが何を望んでいるか見えてきたら、ファンの需要の解決を行っていこう。

具体的には「お役立ち情報」を連載するのである。

商品が車なら、車で行ける楽しい場所の提供や、

商品がラーメンなら、ラーメンに合う組み合わせの提案、

商品が観光地なら、お土産情報など

ファンが何を望んでいるかによって変わっていくが、Facebookは「感謝と応援のメディア」であることから顧客の課題の解決を投稿とコメント欄でのコミュニケーションを通して行っていくことがブランディングとなっていく。

 

3,ファンへ購入機会やイベントの告知

ブランディングをしつつ、5日に1度位の頻度で購入の機会を提示しよう。

どんな素晴らしい商品も、手に取る機会がなければ買いようがない。毎日ではうんざりされてしまうが、5投稿の内1投稿は、お店の周辺の紹介、イベントやキャンペーン告知をしていこう。その際も前項「顧客の課題解決」志向であること、その商品を購入すると何が解決したり何が変わるのかを示すことが重要である。


4,更なる新しいファンの獲得(口コミ)

顧客・ファンの課題解決をしていくと、どうなっていくだろうか。

「このFacebookページ・商品はいいよ」とFacebook上で口コミが起こるのである。

一説に、他人からの推薦は自己推薦の何倍もの信頼を生む、とある。まさに自身の家族友人から知らされたお墨付きによって、あなたのFacebookページに更なる新しいファンが集い、変わらずFacebook上で可能な課題解決という名の投稿とコメント欄でのコミュニケーションを行っていく。

 Facebookだからといって、対面で行う営業活動と変わりはないのである。

しかし、日本からブランディング及び顧客の忠誠度を上げる活動ができる。

 

5,ロイヤルカスタマー化

最終的に、いかに自社商品を愛し、リピートし、新しい顧客を紹介してくれる大ファン=ロイヤルカスタマーをひとりひとり増やしていけるかが、ASEANに限らず企業活動の最終目的の一つである。Facebook上に限らず、応援してくれるファンには御礼のメッセージを送ったり、サプライズとして御礼の気持ちを贈ったり、一般のファンより優遇しよう。2:8の法則もある通り、ほんの僅かなロイヤルカスタマーが、ほとんどの売上に貢献してくれるものである。彼らが、一般のファンと同じ扱いなのは、ロイヤルカスタマーの心理として不公平というものである。

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Facebookの機能、ASEAN諸国における中間層への浸透率がこれら1〜5の「顧客を見つけ、育てる」ことを可能にする。
Facebook広告を使わざるを得ないという制約はあるが、その他は無料で使え、かつ見込顧客獲得の費用対効果は、現時点でGoogle広告と並んで最も高いメディアである。
掲示板の役割を果たす現地向けホームページと合わせて、顧客を見つけ仲良くなれるメディアであるFacebookページを開設し、日本からASEANへの一歩を踏みだそう。

(アジアクリック/高橋学)

香港人が接している4大メディアとは?

こんにちは!香港特派員の黄です。
今回は、私たち香港人が活用する人気のメディアと人気の理由について紹介します。

ソーシャルメティア(SNS)

1. FACEBOOK

香港でソーシャルメティアといえば、やばりFACEBOOKです。ユーザー数の多さ、マーケティングツールとして使用する企業も多いです。ダントツの人気を誇るソーシャルメディアです

 

2. INSTAGRAM

香港の若者たちの間で急速に人気が広まっているのが、Instagramです。香港人は歌手、タレントを含めてセルフィーのアップロードが大好きなので、セルフィーが中心です。また、商品の写真のアップなどを目的として企業アカウントも増えています。

 

3. WEIBO

ツイッターは香港では流行っていません。代わりに、中国で大人気のtwitterのようなウェイボー(微博, weibo) が中国大陸人とのビジネスをはじめとしたコミュニケーションを目的として使用されることが多いです。

ただ、香港人同士のコミュニケーションツールとしてはあまり使用されていません。


雑誌

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  • 100毛

日本ではまだあまり知られていないかもしれませんが、100毛は急速に成長しているメディア(雑誌)です。100毛は2つの意味があります。まずは、この雑誌は10香港ドルなので、100毛(中国元)です。もうひとつは、この雑誌で100本の短いコーナーを意味しています。100毛は若者向のコメディーメインの雑誌です、内容は流行している話題、ファッション、映画や音楽です。

 

  • Am730

香港の朝に道で配布されているニュース、エンタメ、スポーツがメインの無料新聞です。日本を含むアジアのエンターテイメントにも触れられるが、人気の秘密です。

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  • Milk・touch

これらは若者向けの雑誌です。内容は、ファッション、音楽、映画などエンタメメインです。

 

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ウェブサイト

  • com

今まさに新聞媒体から、蘋果日報はインターネットに移行しています。ウェブサイトではアニメを駆使した特徴を有しているので、“動新聞”と言われています。一度ウェブサイトを訪問してみてください!また、蘋果日報は香港にあるメディアの中では珍しい反政府を示しているので、市民の声をより堅実に伝えているメディアといえるでしょう。実際、FACEBOOKでのフォロー数は香港にあるページの中で一番多いです。

 

  • 高登フォルム(hkgolden.com)

たとえるならば、日本でいう2ちゃんねるです。元々コンピューター関連の情報サイトだったのが、2ちゃんねるのようにあらゆる話題をオンタイムで話す場に発展しました。ネットで流行る言葉はやはりここに由来するものがほとんどです。加えて、こちらのサイトに公開されたオンライン小説の中には、映画化されたものもあるのです。

 

  • 香港独立媒體(INMEDIAHK.net)

香港であるネットコンテンツサイトと言えば、香港独立媒體、破折号、輔仁、熱血時報など沢山のサイトがあります。その中で、香港独立媒體は成立した時間が一番長い、フォロー数も一番です。ニュースと作家のコーナーしかありません。このサイトは中立性が保留する為に、広告は一切ないです。 毎月小さい寄贈をもらって運営しています。

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テレビ

  • TVB

いま、香港の地上波テレビ局はTVB一局しかありません。視聴者層は、若者というよりは、テレビ番組に親しんできた中高年向きです。

 

  • HKTV

HKTVはネットチャンネルです。放送ライセンスがないので、インターネットだけで放送します。去年から放送がはじまり、今日まで視聴率は徐々に上がってきています。中でもドラマはtvbのものより視聴者の視点により近いので、人気があります。

 

  • Nowtv

香港にいま二つのケーブルテレビ局があります、cabletvとnowtvです。nowtvは香港人が大好きなイングランドプレミアリーグを放送するので、視聴率は少々cabletvより高いです。加えて、中立的な報道にも定評があります。

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いかがでしょうか。
香港マーケットにおいても、属性別に接触するメディアは異なります。
香港という小さな地域でも、メディアミックスが必要なようですね。

【ASEAN市場】Facebook運営方法は、ローカル化が鍵

こんにちは。シンガポールから高橋です。
ASEANに向けてのプロモーションの一環としてよく聞かれることに、タイ•マレーシア•シンガポール•インドネシアASEAN4市場などに向けたFacebookを活用した「同時プロモーション」があります。
今回はASEAN複数国でFacebookを運用する方法を共有します。

◾︎ASEANで有効なFacebookでの商品PR

ASEANでも通常のプロモーションは、Facebookだけでなくホームページとキャンペーンや現地イベントと組み合わせて行います。Facebookを活用するのは現地の新しい顧客層にリーチし、告知し、ファンをロイヤルカスタマー化していくためです。実際、FacebookはASEANでも有効で、新しい商品サービスの市場導入のためのコストパフォーマンスは随一でしょう。
◾︎Facebook運営はローカル化が鍵
しかしながらASEANも外国、多民族・他宗教なだけに押さえておくべきポイントも。

下記にまとめてみたのでご参考ください。

|対象|言語|宗教|PRポイント|炎上ポイント| |--|--|--|--|--| |タイ人|タイ語|仏教|写真動画、派手|政治王家| |マレー人|マレー語|イスラム教|快適|宗教| |マレーシア華僑|英語またはマンダリン|仏教道教、キリスト教|ハイソ|民族政治宗教| |シンガポーリアン|英語またはマンダリン|仏教道教|民族格差| |インドネシアプリブミ|インドネシア語|イスラム教|口コミネタ|宗教、民族| |インドネシア華僑|インドネシア語|ハイソ|宗教、民族、政治|

以上の通り、Facebookを各国の言語で運営しないと効果は薄いでしょう(英語話者、つまり各国の一流ビジネスマンを狙うならありですが、それならLinkedinの方が有効です)。また、民族ごとに響くポイントや避けるべき表現など特徴がありますから、知らないと炎上する危険性も高くなります。もちろん、Facebookだけでなくホームページやセールスツール制作時にも現地のルールがあります。
予算や人員の都合のため、当初は英語だけでの運営でも良いですが、ターゲットが決まってきたら言語と発信内容を切り替えコンバージョンを高めて行きましょう。
(アジアクリック/高橋学)
ASEANで人気な【スマホアプリの8大ジャンル】とは?

人口6億人のASEANでは、1日平均2〜3時間もスマホからインターネットを使っている。
※タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなど。wearesocial調べ
かたや日本では1時間。日本人以上に、ASEAN市民はいかにスマホ依存なのかが分かるだろう。

ASEAN東南アジアスマホPC利用時間

■人気アプリの秘訣は「家族友人」&「快楽快適」

では何をしているのか。ASEANに住む筆者が8つに分類してみた。

1,家族友人とのコミュニケーション=Facebook等ソーシャルメディア
2,セルフィー=自分撮り。自身や友人家族との写真を撮ってSNSで拡散
3,ゲームでのリラックス=キャンディクラッシュソーダやハイデイなど
4,暇つぶし=上記ゲームやFacebookでの面白ネタ
5,恋人探し=TinderやTangoなど異性と出会えるアプリ
6,仕事=Googleでの情報収集、チャットワークなどでの連絡報告相談
7,移動=タクシー予約のUberやGrabTaxi、Google地図で時間の効率化
8,学習=英語や中国語など人気言語をアプリで学ぶ(が続かない)

であり、上から順に利用目的として多い。
つまり、快楽と快適を求めてスマホを活用しているのが分かるだろう。
寝るときにスマホでインスタグラムを見ながら就寝し、朝起きてFacebookタイムラインを確認する。

アジアASEAN東南アジアのSNS利用率アジアクリック

以上から、スマホ使いのキーワードは「家族友人」「自分撮り」「暇つぶし」「快楽・快適」であり、難しい操作や説明は敬遠されているのが分かる。
より簡単で分かりやすく、かわいく綺麗でシンプルなデザイン、快適になるサービスでまた、人に自慢したくなる成果物。

昨今人気なアプリでは、
みんなに繋がるFacebook、シンプルな操作のInstagram。
SNSではPathやTinderなど直感調査で対象目的がはっきりしているもの。
様々な表情を撮れたり、かつらをつけれたり画像加工が出来たりするセルフィー関連アプリの多くがヒットしている。
またゲームでは友人知人と一緒に楽しめる落ち物パズルや育成系などがあげられる。

■今後ヒットするアプリのネタはズバリ

ASEANに住む筆者が考えるに、当地域で人気が出るであろうアプリの種類は

①セルフィー、写真アプリ
②可愛いパズルアプリ
③おもしろネタキュレーションアプリ
④時間が短縮できるもの
⑤暑さから逃れられるもの

といったところだろう。
皆さんも、ASEAN6億人市場向けにぜひ快適なアプリやサービスを考えてみていただきたい。
(アジアクリック/高橋学)

【FAQ】ASEAN市場へのSNSでのPR基礎知識

昨今、自社製品をFacebookなどSNS(ソーシャルメディア)でASEAN市場、特にタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアへ向けてPRしたいというご相談をよくいただく。そこで今回はよくご質問いただくことを下記Q&A形式でまとめておく。

Q SNSはASEAN市場へのPRに有効ですか?

B2Cにおいて有効なのはFacebook。
Googleアドワーズと合わせて自社ファンのゼロからの獲得、及び教育に使いましょう。
ASEANでのFacebookのポイントは「現地語で」「現地人の感覚に合わせる」ことです。
キャンペーンも数ヶ月に一度は行いましょう。

B2BにおいてはLinkedinが非常に有効なソーシャルメディアです。
特にシンガポールやマレーシアなど英語圏では強力です。
その他の国についても、ビジネスマンおよびエグゼクティブの多くが利用しており、人事以外でもビジネスパートナー獲得のための信頼できるソーシャルメディアネットワークとして英語で活用できることがメリットです。

Facebookはコミュニケーション戦略と、キャンペーンなど実際に顧客と接する機会の提供が基本となります。
またイスラム教徒など民族に応じて炎上を未然に防ぐ戦略が必要です。

Q Facebook以外に有効なSNSは何ですか?

ツイッターと写真共有SNSのInstagramです。
特にインスタグラムはタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピン・香港について検討に入れても良いかもしれません。
また良く聞かれるLINEも含めて、これらはFacebookとWebサイトと合わせて使わないと効果は薄いです。

Q Facebook広告は有効ですか?

有効です。
ASEAN地域ではターゲットによりますが現在数十円程度で1いいね(1ファン)を獲得することが出来ます。
しかしシンガポールとタイなど、Facebook広告の入札が激しい地域は注意が必要です。
より絞り込んだターゲット属性で、低単価かつ高エンゲージメントを狙いましょう。

Q タイ向けやインドネシアなど非英語圏でも、英語で投稿しても効果あるでしょうか?

ごく限定した効果しか得られないでしょう。
タイであればタイ語、インドネシアであればインドネシア語が良いです。
理由の一つに、もし英語で投稿し続けても現地人は「自分たちだけに向けた情報発信でない」と感じ取り、Facebook等SNSの使用目的であるファン化、ブランディングに大きな遅れを持つということになります。

Q 炎上リスクについて聞きたいのですが?

もし現地の政治・宗教・民族問題に明るくなければ、炎上のリスクが高いです。
ASEANの人口の半数はイスラム教徒です。キリスト教徒との衝突もあります。政治面でも事実上一党政権も多く、また各国内での民族間の経済格差が広がり繊細な状況も一部もあります。
現地語で投稿運営するのに加えて、現地人に担当させ、クオリティチェックは日本人が行うようにしましょう。

以上、簡単ですがASEAN地域のFacebook運用においてよく聞かれる質問と回答を列記させていただきました。この他のご質問等は
・日本国内からフリーダイヤル 0120−74−1990
・メール info@asiaclick.jp
へお気軽にご相談下さい。
(アジアクリック/高橋学)

スマートフォン王国、ASEAN。用途はカメラ・フェイスブック・チャット!
フィリピンマニラの携帯ショップ。様々なスマホが6000円〜揃う。もちろんSIMフリー

フィリピンマニラの携帯ショップ。様々なスマホが6000円〜揃う。もちろんSIMフリー

前回、ASEANでは持つスマホに依って人の経済状況が判断されるとお伝えした。
具体的には、iPhoneを持っていればその人はホワイトカラーなどお金持ちで、その次がサムスンのGalaxyシリーズ、Sonyエクスペディア、LGやHuaweiなどの外国ブランド、月収2〜4万円ほどの一般人はCherry mobileやO+などといった地元メーカーのスマホ。最後がスマホではないストレート型の電話機を使っている月収1〜2万円ほどの人々である。

■ASEANのスマホは6千円くらいから。用途はカメラ→Facebookとゲーム、チャット。 

バンコクやクアラルンプール、ジャカルタなどの大都市ではほとんどの人がスマートフォンを持っているようにみえる。現地スマホは6000円位からあり、Facebookやカメラなど、安くてもひと通りのことが出来る。しかしASEAN市民にはカメラの画質が特に重要で、友達や家族と写真を撮りFacebookに掲載するのが一貫の流れである。自分が好き、家族が好き、自慢したいというのが根底の感情である。

フィリピンでは自分撮り、グループどりの"Selfee"セルフィーが大人気。専用カメラアプリも。

フィリピンでは自分撮り、グループどりの”Selfee”セルフィーが大人気。専用カメラアプリも。

もちろん、日本のようなSIMロックはなくキャリアのSIMカードを買って自由に回線を使っている。ASEANの大都市の中間層では3万円くらいのメインスマホと、1万円くらいの電池持ちがいいレノボなどの低機能スマホの2台持ちをよく見かける。彼らが怖いのは料金切れと電池切れ。常に繋がっていたい欲望が2台持ちにさせるようである。料金は前払いのトップアップ(フィリピンではLoad)で、通話とネット代の割合はプランをいつでも自分で選べる。各国とも、実感値で月に1000〜2000円程度を携帯電話代に当てているようである。

そんなASEAN市民のスマホの用途は、写真を撮ったらフェイスブック、友達とチャット、そして空き時間はゲームである。特に自画撮り「Selfee」は国境を超えた一大流行で某スマホメーカーが自画撮り専用スマホを開発中との情報がある。

次回からスマホの用途に加え、そこから見えるASEAN中間所得層の消費行動についてお伝えする。
(アジアクリック/高橋学)

フィリピンで流行している、Facebook以外の3つのSNSとは?

こんにちは、フィリピン担当のオムです。
前回は、フィリピンのFacebook事情についてお伝えしました。
しかし、おしゃべりなフィリピン人が使っているのはFacebookだけではありません。
今日は現地の代表的な3つのSNSアプリをご紹介します。

 

自然体で撮れて簡単編集できる「RETRICA」

Retricaは写真編集アプリケーションの一つです。

Retricaは写真編集アプリケーションの一つ、感情を表すのにフィリピン人に人気。

Retricaは写真編集アプリケーションの一つ、感情を表すのにフィリピン人に人気。

皆さんもお気づきになっていると思いますが、フィリピン人は大の写真好きです。
授業中、イベントというように、どの時でも間があれば写真を撮っています。

このような写真好きな私達に欠かせないのがRetricaです。
このアプリケーションは撮った写真の背景など変えることができ、また最高で6Shot次々と写真を撮ることができます。
すごく簡単に誰でも安全に使用できます。

Camera360との違いは、Retricaは顔はあまり編集せずに、背景だけを変える事ができます。
また背景の種類も沢山あります。
Camera360も同じような機能なのですが、顔がすごく編集されることが多いのです。
自然体が好きな私達はCamera360をあまり使用しません。
 

TV番組に参加できるTwitter活用法

 Twitterもフィリピンでは有名なアプリケーションです。
私達は、Twitterを通して新しくヒットする言葉、番組などを知ります。
この使い方は#(ハッシュタグ)を使います。

例えば…

#を使うことによって今、何がヒットしているのかを知ることができるツイッターは、視聴者のテレビ番組への参加も日常的。

#を使うことによって今、何がヒットしているのかを知ることができるツイッターは、視聴者のテレビ番組への参加も日常的。

 #を使うことによって今、何がヒットしているのかを知ることができます。

では、なぜネット検索ではなく、Twitterを使うのか?
その理由は、Twitterの方が今何が人気かすぐに検索できるからです。

ネット検索ですとすぐには出ず、また新しいページなどを開いてから出る場合もあります。
しかし、Twitterだとアカウントにログインをすれば、今何が最も人気かがすぐに出てきます。

また今フィリピンのどの番組でも#~というものを目にすることがあります。
このようにどの番組もTwitterを有効に使って番組宣言をしています。

今日その日をアルバムにしてシェア。写真共有SNS「Instagram」

写真共有SNSのInstagramでは、フィリピン人は写真好きという理由もあって、今日あったできごとを沢山載せてドキュメンタリー風にもしています。

Instragramでは今日あったできごとを沢山載せてドキュメンタリー風に。

Instragramでは今日あったできごとを沢山載せてドキュメンタリー風に。

特に多いのが友人との写真投稿。
そして最も多いのは食べ物の写真です。
今どういう食べ物を食べているのか他の人にシェアします。

しかしインスタグラムは未だビジネスには活用されていません。 ビジネス活用の多くはfacebookです。
このように、感情と家族友人、これら2つがフィリピンでのソーシャルメディア活用ならびにPRのキーワードなのです。


(マニラ特派員/オム)

当社では、Facebook運用代行を中心とした訪日・現地PR、現地調査、現地営業代行で日本の皆様がアジアを知り、アジアと繋がり、アジアでうまく行くお手伝いをさせていただきます。 アジア市場のビジネスはお気軽にご相談下さい。