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【台湾】台湾で人気の日本ブランドMUJIとは?
皆様こんにちは!台湾現地特派員のチャニンです。
今回は、台湾でも高い認知度を誇る日本のブランドMUJI(無印良品)のお話を致します!
MUJIは、2004年に台湾で国内大手流通企業である統一企業と手を組んで1号店を出店しました。この時まだ私は小学6年生だったのですが、テレビや新聞で「MUJI出店」という広告を至る所で見かけていたので出店以前から私もMUJIの存在は知っていました。
そして、2013年に統一企業の株式を買収してからMUJIが独立経営を行っています。現時点では台湾国内に46店舗を構え、MUJI系列のカフェも3店舗あります。
そして今年は、MUJI系列のブックストアも出店予定となっています。
↑台湾のMUJIの店舗外観
MUJIが台湾で人気ブランドとしての地位を確立した理由は以下の3点が挙げられます。
- 台湾国内の大企業との提携
- 系列店との連携
- メイド・イン・ジャパンを活かしたマーケティング
- 台湾国内の大企業との提携
独立出店ではなく、台湾で最も巨大な大手流通企業と連携したのは非常に効果的でした。理由は、大企業が新しい店を出店する前にマスコミがその情報を嗅ぎ付けて必ずメディアで紹介されるからです。メディアの宣伝の波に自然と乗れると言う訳です!
- 系列店との連携
これは、同系列にある傘下の企業と連携することです。例えば、セブンイレブンで買い物をしてポイントを貰えたら、このポイントを使ってMUJIでも割引ができます。
このようなサービスの展開は、最初は日本文化に詳しい若者だけが知る情報でしたが、段々とMUJIを知らなかった人にも広まっていきました。
そして、客層のターゲットも若者から家族層に変わっていったのです。
↑MUJIの展開するカードのサービスについての広告
- メイド・イン・ジャパンを活かしたマーケティング
これは、出店の方法についてです。店舗の出店には必ずデパート内での出店となるので、高級感というイメージを作り出しました。そして、店舗やCMの宣伝でも必ず日本のブランドという印象を与えるようなPRを行いました。
メイド・イン・ジャパンと分かれば品質の良さと安心感を広めることができ、それによって赤ちゃんからお年寄りまでにターゲットの幅を拡大させることができるのです。
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(アジアクリック・台湾特派員/チャニン)
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