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台湾のJinsのPR事例
皆様、こんにちは!台湾担当のチャニンです。
世界保健機関(WHO)の2014年の調査で、世界で近視率が最も高い国はどの国どこになったでしょうか?信じ難いかもしれませんが、それは台湾なのです!
18歳以下の近視率は85%を越え、世界一高い結果となりました。理由としては、勉強時間が長く、子供の時からIT用品を利用する時間が長すぎるからとされています。眼鏡産業の年間売上は数十億元と思われます。
現在、台湾の眼鏡業界は大きく分けて4つのタイプがあります。
- ローカルチェーン店の眼鏡
ローカルチェーン店の「寶島眼鏡」や「小林眼鏡」は、店数量が多くTVCMが多いので認知度が高いことが強みとなっています。ですが、店によって異なる品質と値段の落差が大きいことが欠点として挙げられます。
- アウトレットのブランド眼鏡
アウトレットで購入できるブランドの眼鏡のことを指します。例えば、コストコではブランドの眼鏡を市場で出回っている値段の7割ほど安価で購入できます。強みは安価な値段、欠点は素材の種類が安価なものに固定されるため、ガラスの種類の変更すら難しいと考えられることです。
- 職人の手作り眼鏡
台湾の若者は手作りの眼鏡を好む一面があります。個人店では、日本やヨーロッパから来る職人こだわりの手作り眼鏡を販売しています。強みはユニークで個性あふれる眼鏡を購入できること、欠点は非常に高価で品質が不明瞭なことです。
- 日本のチェーン店の眼鏡
最後は、日本の眼鏡チェーン店JINとOWNDAYSです。この2つのお店のPRポイントはまず「日本から」に着目することでした。すると殆どの台湾人が「品質よし!」、「サービスよし!」そして「おしゃれ!」などの好印象を持ちます。何より最も強力な強みとなっているのが、台湾の眼鏡店の殆どが3日間かかる眼鏡の作成を、JINとOWNDAYSは基本的に2時間内で仕上げる所です。そして雑誌や新聞、ドラマなどの複数のメディアと連携して総合的に「おしゃれ」な雰囲気を作り出すのです。また、他のお店より安価で、基本的に3000元以下(日本円で4万7000円ほど)なので、気楽に購入できるところも大きなメリットとなっています。
(アジアクリック・台湾担当/チャニン)
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