日本人が知らない、訪日外国人に人気の５つのスポットとその理由とは？！

お久しぶりです！香港現地特派員の黄と申します。

今回は、香港から日本の人気観光地についてご紹介致します。

この話となると、昇龍道が最初に出てきます。

この昇龍道とは、名古屋からスタートして金沢と富山へと続く観光ルートの名前です。下の画像を参照すると分かりやすいかと思います。昇龍道という名前の由来は、能登半島を龍の頭、三重県を龍の体に見立てている所に由来しています。

この昇龍道とは、海外からのインバウンド観光を推進するための“昇龍道プロジェクト”とも呼ばれている観光プロジェクトです。この昇龍道プロジェクトは、主に中部・北陸地方の観光名所を一挙に巡ることの出来るルート構成になっており、愛知県の名古屋市をはじめ、立山黒部アルペンルートや世界文化遺産の合掌造り集落などを訪れることができます。

このキャンペーンの対象は中華圏の観光客なので、香港でも様々な推進活動があります。

まず、この“昇竜道プロジェクト”の観光大使の一人に香港の東瀛遊観光会社社長・袁文英（えん・ぶんえい）氏が任命されています。現地の旅行会社ともコラボレーションすることで、香港人観光客の信頼性を高められますよね。そして、最近では東瀛遊観光会社だけではなく、他の香港の大手観光会社にも昇竜道に関するツアーがたくさん出て来るようになりました。

そして、他にも香港ＴＶＢテレビ局と連携し、「進撃。昇竜道」という番組を製作しました。この番組は、兼六園と白川郷などの有名な観光地だけではなく、香港人によって一番大切なグルメ情報も多種多様に紹介しています。本津和井蟹と飛驒牛などの美味しいものを見ると、絶対食べに行きたくなってしまいますね。

最近、私も金沢と白川郷へ行きました。京都と大阪ほどではないですが、やはり大勢の香港人と中国人観光客が現地を訪れていました。これら大勢の中華系観光客の姿があるということは、中華圏での宣伝の賜物でしょう！

最後に、熊本震災で被災されました日本の皆様へ。一日でも早い復興を願い、現地より応援しております。

（アジアクリック・香港特派員／黄）

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