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 【地方創生事例】タイ人観光客を地方に呼ぶ3つの武器とは?

こんにちは、アジアクリックの高橋学です。

私たちは毎月、ASEAN現地においてタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピン現地で訪日客へ直接PRをしています。

特に、東北地域は震災以後4年かけてはじめて2015年から震災前の基準に外国人観光客がV字回復を始めました。

震災前の基準を回復したのです。

ようやくタイやシンガポールなど現地の旅行会社たちから東北へのツアーが入り始めたと効いた時、本当に感動感謝したものです。

今日お伝えしたいその原動力となったのは以下の2つの武器によってです。

■現地の声を何百万人に伝える道具がある1つはFacebook。

タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピンなどASEAN全域で利用されているメディアはテレビ、ラジオ、雑誌新聞、そしてスマホです。

スマホで何をしているかといえばFacebookかインスタグラムなどSNSかLINEなどチャット。

私達日本の地方自治体や団体が、コストをかけず何百万人に伝えられる道具がSNS、特に今はFacebookです。

タイやシンガポール人は日本の3倍以上、1日に3〜4時間もSNSに時間を費やします(Social bakers2014調べ)。

タイ・マレーシア・シンガポールにおいて、最も人気な横綱商品はiPhone6でなく、訪日旅行。

そしてテレビを抜き接触時間が最も長いのがスマートフォン。

単純ですが無料で使えるFacebookを活用しない理由は炎上リスク以外にありません。

しかし、炎上の理由は決まっておりASEAN各国における「政治」「宗教」「民族」に触れなければほぼリスクはないと今までの事例から言えるでしょう(Googleで「ASEAN 炎上事例」で検索してみてください)。

 

タイ人観光客向けFacebook運営のポイントは3つ。

 

1)文字より画像、動画に力を入れましょう。

「1年に8行しか文字を読まない」と言われるタイ人。

インパクトの有る画像、動画で感情に訴えかけましょう。

例)タイのCM https://youtu.be/9MXmyxVlses Preview

 

2)タイ人は日本が「尊王、仏教」であることに親しみを持っていることを前提にコンテンツを計画しましょう。

例)お寺のご利益が外国人観光客には響きます。

 

3)運営言語はタイ語で。

例)私達日本人も英語のFacebookだと琴線に届きませんよね。

 

■バンコク現地旅行博で個人旅行客にPR2つめは「現地イベント」で個人客を獲得する。

主要都市であるバンコクでの旅行博、またはサイアムなどのモールでイベントに出展しましょう。

予算はバンコクまでの交通費8万円程度と、出店料10〜50万円程度。

特に年数回行われるTITFタイインターナショナルトラベルフェアは4,5日の期間中30万人以上が訪れツアーなどを即売する大イベント。

Facebookなど遠距離戦だけでなく、現地でタイ人観光客を獲得しましょう。

その際はイギリスや韓国、オーストラリア、インドネシアなど他国観光局と競争しますので、

何十円のノベルティでも構いません、プレゼントを活用してなるべく多くの方と直接話す機会を作りましょう。

ネットだけで見た観光地と、実際に現地の人間と交流した観光地だと、あなたはどちらに行きますか?

 

■団体旅行を獲得3つめに「旅行会社へツアー商品提供」でGITを獲得です。

旅行会社には価格のついたツアー商品を持って行きましょう。表敬訪問や情報取りは嫌がられます。

相手はビジネスですので、具体的にランドオペレーターと同行するのが催行獲得への最短距離です。

価格競争にならないよう、現地タイ人がびっくりするようなネタを複数仕込んでいきましょう。

地元の縁起物でも良いし、変わった桜、時期外れの雪景色、文化体験でも構いません。

しかし日本人が判断はできないので、現地旅行会社営業前にタイ人観光客にヒアリングをしておくことが必要です。

ちなみに、旅行会社から求められる一番はツアー価格原価、具体的には空港発着料の値下げです。

いかがでしたでしょうか?

 

私達アジアクリックは以上、訪日インバウンドの全てを、現地でお手伝いします。

お問合せは電話 03-6205-5619

またはメールinfo@asiaclick.jp

(担当 高橋 / 下垣 )までお気軽にどうぞ。