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 ラオスの携帯電話事情:最も信頼を置かれている国とは…?

こんにちは、ラオス特派員のChinです。

今日ではラオス人の人口の半分以上が携帯電話を持っていると言われていますが、

数年前まで携帯電話はビジネスマンだけの所有物と見なされ、

更に政府は富裕層にも携帯電話の使用は必要最低限にするようにとコントロールさえしていたと言われています。

故に、携帯電話の爆発的な普及はここラオスでは本当に驚くべき事実なのです。

とはいえ、ヒトとヒトとのコミュニケーション、

特に家族間でのものを大切にするラオス人のニーズにコミュニケーションを活性化する携帯電話は合っていました。

最近ではより良い教育を受けさせるために地方から都心へ子供を送る親が多いのですが、

その際も必ず携帯電話を持たせ、親子間でのコミュニケーションをきちんと取れるようにします。

こうしたニーズにはいわゆるガラケーが使用されていますが、

高校生や大学生になるとスマートフォン、タブレットを使用しています。

若者がスマートフォンを使用する主な目的はSNSやより良い質のカメラを使用したり、

音楽や映画といった娯楽を身近に楽しむことであり、

ラオスで携帯電話の普及を後押しさせた家族とのコミュニケーションツールという理由がいつの間にか形骸化しつつあることも悲しいですが、事実です。

 

また、携帯電話の機種に関しては、

iPhoneはとても値段が高く持っている人も限られています。

ラオス人の中でも最も憧れられているスマートフォンです。

そして、2番目に人気なのは、samsungのgalaxyシリーズです。

Galaxyだけではなく、ガラケー時代からラオス人は韓国製のものを使用していたので、

韓国製というブランドにラオス人は信頼を置いています。

かくいう私も、高校生の頃からsamsung製の携帯電話を持ち、愛着を感じています。

日本製のガラケーも、スマートフォンは残念ながら、ここラオスでは殆ど使用されていません。

値段がたとえiphoneやgalaxyと一緒でも、

使っている人が殆どいないのでどういう製品なのかも分かりませんし、そもそも購入する場所がありません。

(アジアクリック・ラオス担当/Chin)