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 タイとシンガポール 法人口座開設時のポイントは?

マジュラ シンガプーラ!
Hina からのシンガポール最新情報です。

今回はタイとシンガポールにある日系銀行、日系以外の銀行を比較。
法人口座開設時のポイントをお届けします!

〇タイとシンガポールにある日系銀行比較!長所と短所は?

日系の銀行が便利なときは、インターナショナルカード等の利用、日本語で相談したい場合。

特に後者は助かるサービスですね。ただ、ローカルに比べて手数料等が全体的に高めであるのが難点。
実際に利用する際には、この手数料の比較をする事をお勧め致します。

日系銀行の数はタイが3つ、シンガポールが2つ。
大きな差はありませんが、タイはバンコク支店のみ。

よってタイでの難点は、バンコク以外の都市で日系銀行はないことと言えます。

 

タイにある日系の銀行は3つ。行っている業務の違いは?

まずはタイにある日系の銀行と、行っているサービスはこちら。。。

1)三菱東京UFJ銀行
バンコク市内、サートーン通りに支店を構える。
日本の三菱東京UFJ銀行で作ったトラベラーズチェック(T/C)を紛失した場合、当支店で相談に応じてくれる。

2)三井住友銀行
バンコク市内、サートーン通りに支店を構える。こちらもT/Cの紛失に対応してくれる。

3)みずほコーポレート銀行
バンコク市内、北サートーン通りに支店を構える。法人向けの口座のみを取り扱う。

 

シンガポールの2つの日系銀行もサービスに違い

次にシンガポールにある日系の銀行はこちら。

1)三菱東京UFJ銀行
シンガポール ラッフルズエリアに支店を構える。しかし業務によりビルやフロアーが異なる。
窓口は英語対応。

2)三井住友銀行
シンガポール プロムナードに支店を構える。

 

タイとシンガポール、日系以外の銀行を比較

タイのメイン銀行は全部で9行。対して、シンガポールは112行もあります。

また、タイはほとんどがローカル銀行ですが、シンガポールは欧州系、北米系など様々な銀行が世界中より集まっています。
まさに金融シティーですね。

タイのメイン銀行、それぞれの特徴・口座開設時の最低預金額はいくら?

さて、まずはタイの銀行はこちら。。。

1)バンコク銀行
タイ最大の銀行。口座開設最低預金額は500バーツ(日本円で約1,600円)。

2)クルンタイ銀行
タイ国内第二の銀行

3)サイアム コマーシャル銀行(サイアム商業銀行)
王室系の銀行。口座開設最低預金額は1,000バーツ(日本円で約3100円)。

4)カシコーン銀行
タイ国内4位の銀行。旧名はタイ農民銀行。

5)TMB銀行
タイ国内5位の銀行。オランダのINGグループ タイ財務相が主要株主。旧名はタイ軍人銀行。

6)アユタヤ銀行
タイ国内6位の銀行で商業銀行。

7)キアットナーキン銀行
タイ国内7位の銀行。通貨危機で一時営業停止となったがその後再建。商業銀行。

8)サイアム シティ銀行
タイ国内8位の銀行。京都銀行と表記されている。口座開設最低預金額は500バーツ。

9)タナチャート銀行
タイ国内9位の銀行。カナダのスコシアバンクの傘下。

 

メインバンクが112!シンガポールの銀行ってどんなの?

最後に、シンガポールにある銀行はこちら。

全部で112ある銀行の内訳(行数)は下記の通りです。

国内資本銀行…6つ
外資系総合銀行…24つ
外資系卸売銀行…40つ
外資系オフショア投資銀行…42つ
(上記の外資系銀行のうち、欧州系1、北米系4、それ以外はほとんどがアジア系)

上記のうち、国内資本銀行6つは以下の通り。

1)シンガポール銀行
2)DBS銀行
3)ファーイースト銀行
4)華僑銀行(OCBC)
5)ユナイテッド オーバーシー銀行(UOB)
6)イスラム銀行アジア

銀行によって異なる法人口座設立の難易度

法人口座設立は銀行により難易度が大きく異なります!

口座開設時に留意したい点は、
・インターネットバンクサービスの有無
・日本語対応の有無
・送金等の手数料額の違い
・ATMや支店の多さ
・銀行の信用度

こうした各会社の条件による最適な銀行選びは、ぜひ専門家と相談しながら決められることをお勧め致します。

また、銀行開設に際に必要な書類、身分証明書、同行が必要な関係者、審議にかけるための質問等は銀行により異なります。こちらもあわせて、専門家と相談することをお勧め致します。

 

(アジアクリック・シンガポール担当/Hina)

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