どこの国でもビジネスを始めるために会社設立をした次の悩みはオフィスをどこにす
るか?が問題になりますね。
今日はほとんどの日系企業が選択を間違える、経費がかからないシンガポールでのオ
フィスの選び方と、賢いオフィス拡張の仕方をお教え致します。
まず、日本でオフィスを借りる一般的な選択は?
日本でオフィスを持つ場合は、自宅がオフィス、シェアドオフィス、賃貸オフィス、
レンタルオフィスという選択でしょうか。もしくは、いきなり大きめのコマーシャル
オフィスを借りる、という企業もあると思います。
これは日本国内で日本で居住者している起業家やスタッフが使用するために借りるオ
フィスですから契約さえすればすぐに利用する人がいるわけです。
しかしシンガポールで今からビジネスを始める!という方はどうでしょうか?
月に数日のみしかシンガポールに滞在しない出張者にオフィスは必要でしょうか?
まだビジネスプランを模索している企業家に本当にオフィスが必要でしょうか?
今回はシンガポールで最も多い人数構成にフォーカスして比較してみたいと思いま
す。
シンガポールで働く人数が1人だったら?
出張ベース(月1週間ほど滞在)の方や、家族と引越ししたてで今からビジネスを始
める個人事業主に多いパターンです。
では、シンガポールでオフィスを借りる選択は?
私がオススメするパターン
ステップ1
会社設立 ~ 短期出張(月に数日)
「バーチャルオフィスを契約!」コスト 月30ドルほど
メリット - 登記用住所にも使える
メリット - 月30ドルからラッフルズエリアのオフィスが持てる!
メリット - 電話番号が持てる
メリット - Wifiで仕事をするスペースがある(平日9-5時のみ)
ステップ2
短期出張 ~ 中期出張(月に1―2週間ほど滞在)
「シェアオフィスを借りる!」 コスト 月600ドルほど
メリット - バーチャルオフィスからのアップグレードだから簡単
メリット - 24時間オフィスが利用出来る
メリット - 他の利用客と情報交換が出来る
メリット - 私物を置く専用スペースがある
メリット - 実在するオフィスはタックスヘイブンの要件を満たす
メリット - バーチャルオフィスと同住所だから名刺など再印刷不要
ステップ3
中期出張 ~ 長期出張(月のほとんどがシンガポール)
「サービスオフィスを借りる!」コスト 月1800ドルほどから
メリット - シェアオフィスからアップグレードするだけで専用のオフィスが持て
る
メリット - シェアオフィスの電話番号がそのまま使える
メリット - 引越しがとっても楽!
メリット - 部屋のサイズをいつでも変更できる
メリット - 1ヵ月から契約できるのでいつでもシェアオフィスの戻る事が出きる
このステップ1からステップ3にビジネスの状態をみてゆっくりとアップグレードし
ていくと、最初から使わないオフィスを借りて無駄な経費を使うことなく、賢くオ
フィスを拡張できますね。
東南アジア全域でバーチャルオフィス、シェアオフィス、サービスオフィスのご紹介
が可能です。
シンガポール特派員のHinaです!
アジアでビジネスをスタートさせて、ローカルスタッフを雇うと必ずといっていいほど文化の違いに驚く事が多々あります。
いくら同じアジア人同士といえども、日本では当たり前の言動だけとアジア人スタッフにとってはとても理解不明に取られる事もありチームワーク構築に影響を与えてしますこともあります。
今日は海外にある日系企業で働いたことがあるアジア人の中でも特に繊細なアジア人女性をターゲットにして、日本の文化について違和感を感じた事や体験談について書いてみたいと思います。
日本人上司ってどう見てるの?
ミャンマーアジア女性からの意見は、「日本人の社長にみんなの前で怒られて、感情的になってしまい泣いてしまった事があります」と人前で怒らないでほしいとミャンマーアジア女性。
「日本人上司(スタッフも含めて)もっとミャンマー人を理解して接するべきです。日本人と同等に人前で怒られるのはミャンマー人にとってとても傷つく事なのです」
ポイント!このような事が重なるとせっかく良い人材も離職を考え始めるきっかけになってしまう事も有りえますね。
ベトナム人アジア女性は、「日本人の上司は はいはい と答えてくれるスタッフを可愛がって、ノー と言ったり反論する事を嫌がるように思います。私は全くこのスタイルを好きではありません」
「会社やチームの事を想って意見を出しているのだから、みんなが自由に討論できて一番ベストな解決策やアイデアを創り出す方が本当は好きだし会社やチームにとってもとてもいい事だと思います」
ポイント!せっかくローカルスタッフがいるのだから日本人にはないアイデアやその国にあった意見を柔軟に取り入れるスタイルが出来る上司がすかれるのでしょうね。
別のベトナムアジア女性からは、「仕事を上司が与える時にいるも誰が担当なのか、優先順位が分からなかったりしてとても混乱させられます」
「細かい仕事の指示をしてくれないので、誰かがやっているのだろうと思っていたり、優先順位が分からずその仕事は結局その日に何も出来ていなかった事もありました」
ポイント!アジア人は文化が違います。日本人と同じ理解をしてくれるとは限りません。細かすぎるほどしっかりと指示を出しコミュニケーションをしっかり取った方が良さそうですね。また途中で声をかけて問題がないか聞いてあげる姿勢も大切です。
日本人のここが変だよ!ってどんな時?
インドネシアアジア女性からは「食事もせずに働くなんて信じられない!」「残業ばっかりしておかしい!」「日本人の行動が全く理解できない!」
日本人のお友達が過労のため病気になったのを同じオフィスで見ていてそう感じたようです。のんびりインドネシア人には当然ながら理解できないですよねー。
バンコクアジア女性からも「残業意識はタイでは考えられない!」「仕事中毒!」「家に帰りたくなくて仕方なくオフィスにいるように見える」
上海アジア女性も「自分の生活スタイルを崩して仕事に全てをささげるスタイルはありえない!」と同じ意見が続々と各国のアジア女性から出ていますね。
ではアジア女子は働き者と思ってないの?
日本人は残業や無理な仕事スタイルばかりしておかしいという意見が多かったのですが、では自分達の事を勤勉だと思っているのでしょうか?
「私達はとっても勤勉ですよ!」と言い張るのは、上海、ベトナム、中国。もちろん人により勤勉です!と言い切れない人もいると思いますが。笑
この日本語 意味が分かりません!って??
「大丈夫です」ってYesかNoか分からない時が多い!
「時簡にルーズ」って日本人が時間に神経質なだけですよー!
「年功序列」なんて仕事の出来るレベルと何が関係あるの??気を使って疲れる。。
「笑ってごまかす」微笑の国タイでは微笑むのは謝っているという意味ですよ!
「チームワーク」って、ベトナム人は集団で創る仕事は苦手です!
「期日を守る」マレーシアでは時間も日付も守る習慣なんてありません。マイペースですよ。
いかがでしたか?
せっかくアジアに進出したら、各国の文化をしっかりと理解して、受け入れてあげて、現地のローカルスタッフの良い習慣を上手く利用した仕事のスタイルをする上司になるべきですね!
こんにちは、シンガポール特派員のHinaです。
シンガポールに進出した、会社を設立した、という話題は今ではもう珍しくないほど日本企業はアジアへ広がっています。
今回は意外と知らない「シンガポールに進出した日本企業」ってどんなビジネスをしているか探ってみました。
シンガポールに設置している機能は?
海外に拠点を置くという事は、その国に置く意味がある機能が必ず存在します。
商品をやサービスを販売・提供するための販売機能
情報や資源などを入手するための調達機能
研究や開発の可能性を探る機能
工場を中心にした生産機能
上記4つに含まれないその他の機能に分かれます。
では、シンガポールにはどの割合で機能が置かれているのでしょうか?
1位 販売機能 61%
2位 調達機能 21%
3位 その他機能 12%
生産機能及び研究・開発機能は2-3%と低い回答でした。
シンガポールはアジアでもめずらしい機能拠点とされていますが、シンガポールを除いたアジア全体では、販売機能と生産機能を拠点とする企業が6割ほどあり、調達機能も拠点とする企業が増えています。
すなわち、海外進出先には、日本向けの生産拠点からアジア他国への製造・販売するために、現地調達・生産・販売を進出した国・地域で一貫して行う拠点が明らかになっている傾向が高まっていると思われます。
では日本企業ってどんな業種で進出しているの?
日本企業がシンガポールでどのようなビジネスをしているのか本当の数字を調べる事は非常に困難です。なぜなら日本企業といえども、シンガポールにあるローカル企業もしくは外国企業を買収し株主を含め役員の割合が日本が少なくなっていたい、ローカルパートナーを見つけ、実際のオペレーションは日本企業がやっているが法人登録はローカルパートナー名で行っていたり、様々な事情でそれが日本企業だと認識するのが分かりにくいのです。
商工会議所に登録されている企業が全ての日本企業ではありません。機関の登記簿を見てももちろん分かりません。
ここにある統計は様々な情報からアジアクリックが独自にはじき出した統計ですから実際の数字とは異なる可能性がありますが何かの目安になれば幸いです。
またここ5年間ほどでその業種が全体的に増加をしている傾向も合わせて記載しております。
エレクトロニクス 40% (大幅に減少傾向)
化学 42% (大幅に増加傾向)
バイオメディカル2%(増加傾向)
精密系 2%(大幅に減少傾向)
輸送系 3.6% (大幅に増加傾向)
その他製造業 1%(大幅に増加傾向)
サービス業 12%(大幅に増加傾向)
その他、建設業・不動産業・証券・金融業は年々増加傾向にありますが、農林・水産業や繊維製品などはほとんどありません。
数字からみるとシンガポールにはアジアを統括するための拠点として法人を設立しておき、アジアでの製造・販売等を行っている企業も多いと思われます。
ビジネスの参考になれば幸いです。
こんにちは、シンガポール特派員のHinaです。
アジア圏内に旅行や仕事に行くとどこの国にも日本食レストランや日本の食材は当たり前のようにみかけます。
ここシンガポールはアジア圏内でも最も日本食レストランの進出、開業数が多くがレベルも高く商品数も非常に充実している国だと思います。
今日はそんなシンガポールで人気がある日本食レストランとその理由を探ってみたいと思います。
なんじゃもんじゃ(お好み焼き・居酒屋)
シンガポールの川沿いに立ち並ぶ高級住宅街リババリー近くにある不動の人気店。10年以上の営業。
Grand Copthome Waterfront Hotel の1階にあり店内と川に面した外の席に若列。
日本人オーナー。美人姉妹が話題になった事も。
人気の理由 : お好みだけでなく、広島焼き、もんじゃ焼きもある。その他居酒屋メニューも非常に豊富でどれを食べても美味しく味が安定しているのでシンガポール人や駐在日本人からのリピーターが多い。
川沿いのオープン席も人気で日本人らしいイベントをよく開催しており飽きが来ない。
矢澤(高級焼肉)
シンガポールリバー沿いロバートソーンウォークにある中高級の焼肉店。
ヤザワミートのシンガポール店。開業から多くのファンが訪れるシンガポールでトップクラスの人気。
この肉を利用したハンバーグ屋も人気。
人気の理由:価格は高いもののそれに見合ったクオリティーのお肉が食べれる。接待用や海外からの来客を連れていくのにふいんき、味など安心して利用出来る。開店当時はここまで高いレベルの焼肉店がまだなかったため絶妙のタイミングで出店も成功した理由かと。高級エリアに高級焼肉とイメージが揃っている。焼肉ではここが一番だと思われる。
銀座 黒尊(高級寿司)
シンガポールリバー沿い。ロバートソンウォークにある高級感のある寿司屋。
ここと同じ素材使ったグループ店の上品な回転寿司店も開業しブランド力をさらに強化。
日本人に定評のある人気。
人気の理由:昼の漁師豪快投げ込み丼セットが人気度が非常に高い。新鮮な素材に、付け出し、味噌汁、デザート、お茶(シンガポールで水すら有料の場合もある)でたったの20ドル。鮭の親子丼、特選バラチラシも20ドル以下と気軽に使えやすい。夜は和風個室があるので接待にも使えると好評。
酢重(割烹風和食)
マンダリンホテルにあるマンダリンギャラリーショッピングセンターの中にありしっとりと高級感がありつつ落ち着きのある店。割烹ほど気取らず、和食レストランほど安っぽくなく様々な場面で使いやすい。
人気の理由:日本人がこぞって一番美味しい日本食と絶品するレストラン。銀タラ西京焼きやはらすなど日本以上に美味しいメニューも多い。価格は高いがふいんきと絶品料理が食べれると毎週通う家族もいるほどの人気。立地がオーチャードも便利で通いやすいひけつ。
焼肉青ちゃん(大衆焼肉)
昔からサマセットのホテルの中にある青ちゃんはシンガポールにまだ日本食がなかった時代から営業している日本人に長く愛されている焼肉屋。店内は広く個室がいくつもある。平日ランチセットもコストパフォーマンスが高い。
人気の理由:なんといっても歴史の長さ。シンガポールに長い駐在員の定番店になっており、価格も大衆価格の焼肉なので接待以外やローカルも気軽に利用出来るのが人気。肉のクオリティーも価格と見合っており納得して払える。立地がサマセットというのも気軽に普段使いしやすい。
酉玉(高級焼鳥)
シンガポール川沿いにあるロバートソンウォークの角にある焼鳥や。店内は落ち着いた白木で造られ高級感がある。
日本人のみならずローカルからも定番店として利用されている。
人気の理由:美味しい焼き鳥があまりなかった少し昔からあるお店で、いまだにその味のクオリティーは変わらない。個室もあり接待として使いやすい。焼鳥では恐らく一番人気と予想。
てっぺい(天ぷら 和食)
タンジョンパガー駅前にあるカウンターのみのお店。隣にラーメン屋と餃子屋、寿司屋などと日本食レストランが並ぶがこの店を含めラーメン、餃子は人気だがここのランチにできる行列ほどではない。
人気の理由:カウンター越しに揚げたてのてんぷらが食べれると非常に人気が高い。ランチ時間は行列必須。価格がリーズナブルのみならずすぐ目の前で作られる海鮮丼やてんぷらが見えるのも人気のポイント。
オイスターバー&グリルワーフ(オイスターバー)
ロバートソンウォークからさらに奥にいったロバートソンキーエリアの川沿いにある。新鮮な生牡蠣とモヒートなどバーメニューが豊富。シンガポールに進出後、数年で数店舗までオープンした。
人気の理由:コンセプトが牡蠣とモヒートと非常に分かりやすい。生牡蠣が売りであり、また100種類以上もあるモヒートは女性に人気である。通常のオイスターバーとは異なり様々な国の牡蠣が食べられウイスキー、トリュフオイルをかけたりその牡蠣に合った食べ方を楽しませてくれる。
味千(大衆ラーメン)
オーナーは日本人男性。シンガポールに15年以上もラーメン店を展開しすでにほとんどのショッピングセンターで見ないことがないほど定番店。日本人よりもほとんどがローカルに支えられている。
人気の理由:グループでラーメン以外にフルーツケーキ、ビュッフェ、ブランド違いのラーメン店、中華、和食など幅広く日本食レストランを出せるためショッピングセンターのマネジメントから良いオファーを受けやすく良い場所を安く取れやすい。歴史がありシンガポールのマーケットを完璧に把握している。
信屋(居酒屋)
ブギス駅やシティーホール駅から離れた場所にある雑居ビル1階にある昔ながらの高架下風飲み所。カウンターと小さなテーブルが並び予約しないといつも入れないほどの人気店。お酒を飲まない人入店お断り。
人気の理由:席に案内する前に酒を飲むか聞かれるため飲む人のための店でありそれに合った小鉢の料理が多い。値段も小鉢のため安く感じめずらしい食材も多い。店内にいると日本の郊外で飲んでいるような錯覚になるほどどっぷり日本である。
当社では、Facebook運用代行を中心とした訪日・現地PR、現地調査、現地営業代行で日本の皆様がアジアを知り、アジアと繋がり、アジアでうまく行くお手伝いをさせていただきます。 アジア市場のビジネスはお気軽にご相談下さい。
シンガポールでは、2014年の1年間だけで飲酒が原因とみらえる暴動が47件、傷害事件も115件、飲酒による死亡事件などが増加の傾向にあり、これらが発生した90%以上が午後10時以降に発生している事実を深刻にとらえ、2015年4月1日から公共の場での午後10時30分から午前7時までのアルコール飲料販売を禁じる酒類規制法が施工されました。
万が一これに反した場合は、飲酒には最高で1000シンガポールドル(約9万円)の罰金が科せられる事に決まっております。
とはいえ、この法案はシンガポール全土で適応されていますがあくまで公共の場での提供が対象であり、バーやレストランなど飲食店は除外されています。
しかし、この法案により売上打撃を受けるのはビール会社。
しかしオランダのビール世界大手ハイネケン傘下のアジア パシフィック ブルワリーズ シンガポールが飲食店の店員対象に過剰な飲酒を防ぐ事を目的に接客研修を行っておりすでに600人近くがこの3時間にわたる研修を終了する予定です。
対象者はタイガービールやハイネケンなどこのグループのビールブランドを扱うお店で、カフェ、バー、ホーカーセンターなどに勤める店員が対象。
内容は酔いかけているお客様の見分け方
酔っ払いへの接客方法
ろれつが回らないほど酔っているお客様には話しかける
自然な形で食事を摂るようにすすめるなど
シンガポールで飲んでいる時に店員の視線が気になったときや、妙に何度も話しかけられたり、優しくされた時は決して相手があなたに興味があると勘違いしないで下さいね!
こんにちは! アジアクリックシンガポール事務所スタッフののHinaです。
会社設立をする企業もしくは個人企業家はまだまだシンガポールでは増え続けています。
増え続けている、すなわち、その設立サポートをする企業も増えています。
しかし沢山有りすぎてどこの情報を信じたら良いか分からない。。。
シンガポール滞在中の数日間では設立についてのミーティングをする回数も限られている。。。
頼んでみたら思ったよりも追加料金が多く予算を超えてしまった。。。
信用していたのに約束が守られずトラブルになり設立が遅れた。。。
などなど多くの声を聞きます。
電化製品やホテルの価格は比較サイトがあるのになぜ会社設立などはどこにも比較サイトがないのでしょうか?
もちろん金額では決めれない、ブランド力、対応の早さや言葉の問題など比較しにくい部分ももちろんあります。
まずシンガポールでの会社設立に必須項目は。。。
最安値と最高値を比べるとなんと4倍近く価格が異なります!
申請費用が入っているか確認が必要です。
大きなばらつきはないものの倍ほど異なります!
バーチャルオフィスなど様々なタイプが存在します。
記載なしの企業は住所を有料で貸す場合もありますが価格がはっきりと決まっていなません。すなわち知り合いだと無料で貸して、そうでないと有料にする場合もあり、確認が必要な箇所ですね。
またバーチャルオフィスのみを借りる場合も月30ドルから月500ドルまでばらつきがありますので注意が必要です。
これは「役員の名義を登記用に借りる」という状態でありますから、シンガポールで自社で登録資格がある役員がいる場合は必要ありません。
ここでも大きく金額に差が出ています。
しかしここで2つのポイントで注意が必要です。
- 保証金はいくらいるのか?
- 1年契約は本当にいるのか?月契約はないのか?
この中の企業では保証金不要で月契約をしているところもありますから労働ビザを取得する予定の方は月契約のほうが絶対にお徳です。
これ以外に価格を見せずにパッケージでサポートしている企業もあります。
X社 11800ドル 税理士在住
Y社 7000ドル 日本語堪能中国人
Z社 12000ドル 弁護士事務所
見積りを取る際には、上記の4点の価格をそれぞれ聞くことがとても重要です。
また会社設立をした企業で会計業務を依頼する必要は全くありません。
会社設立は1回限りですから明瞭会計な安心できる企業に依頼して、会計は長い付き合いになりますから少し高くても気が合い、安心して相談できるところを利用する事をオススメいたします。
よって設立をする前からどこの会計会社を使うかも決めなくて良いのです。
まずは設立の見積りだけに集中して確実に設立をして下さいね。
(アジアクリックシンガポール/Hina)
よく質問いただくことに、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどASEANのB2C市場における最も有効なメディアは何か?と聞かれる。
その答えはFacebookである。
そしてその次にテレビであるが、日本同様広告費用は莫大となる。事例はGoogle検索で出てくるので、そちらを参照されたい。
Facebookを開設し、
ファンを集め、
彼らを教育し、
商品購入(来店やサービス利用)の機会を与える。
日本企業がゼロからASEAN各地でファンを集め、育て、購入動機を与え、購入の機会を提供し売上を上げるには現状Facebookが最も近い。
その理由として
・Facebookは最も使われているメディア
・Facebook広告がファン集めに有効
・日本から管理が可能
だからである。
データは検索すれば多く出てくるのでそちらにお任せするが、日本と違う点としてASEANではおじいさんおばあさんも小学生も実名・写真入りでFacebookを活用していることにある。猫も杓子もFacebook。その理由としては家族との連絡ツールになっているため、またスマートフォンの契約プランでFacebookやツイッターなどが無料で使えることにある。トップアップと呼ばれる(ベトナムではロード)料金前払い制において、よく前払金は使い切ってしまうがそれでもFacebookは使い続けることが出来るのである(国やプランにも左右される)。
特にFacebook広告は最も費用対効果の高い広告メディアで、欲しい地域属性のファンを集められ、単価5円程度〜。
クレジットカード決済で今すぐバンコク10キロ圏内に住んでいる20代女性、英語話者で日本好きの目にとまるよう、貴社の広告が出せる。(一例)
しかもターゲットがクリックすれば広告費が発生するという成功報酬方式。
2015年7月現時点で1いいね!辺りタイ人向けで30円、シンガポール向け80円、インドネシア20円、ベトナム20円、香港台湾100円程度を目安にしよう。
つまり1000人のファンを獲得したければ単純に、各単価に1000人をかけた額が広告予算となる。 しかしこれは競争相手が多ければ今後高騰していくことだろう。レッドオーシャンになるための早めのファンの囲い込みがFacebook活用にも言えるのである。
タイはタイ語、マレーシアは英語とタイ語とマレー語、シンガポールは英語、インドネシアはインドネシア語、ベトナムはベトナム語、フィリピンは英語。
ASEANでも各国によって第一言語は異なる。もちろん、最初は英語での発信でも良いが、英語はあくまで高学歴者のための共通言語。中間層に届けるには各国言語による情報発信がFacebookでも必要となってくる。まずはターゲットを複数決めてFacebookでの反応を確かめてみるべきだろう。
私はFacebook信者でもないし、もしFacebookより有用なメディアがあればそれを活用する。
しかしもし、この世界にFacebookがなければ、あなたは一体どんな方法でASEANの消費者にリーチしただろうか?
テレビCM? 雑誌新聞広告? GoogleアドワーズなどSEM? 現地イベント?
コストが掛かり過ぎる、手間が掛かり過ぎる、現地管理のリスクもある。
Facebookの有用さはこう考えることで見えてくるのである。
Facebook活用の事例はGoogleで「タイ Facebook活用事例」など国別で検索いただきたい。
ちなみに、B2Bで最も有効なメディアはFacebookでなく、Linkedin(リンクトイン)である。
当社でも成功失敗例それぞれをご紹介可能である。
(アジアクリック/高橋学)
こんにちは。アジアクリック シンガポールの高橋学です。
ASEAN6億人マーケットに向けて、スマートフォンアプリのPRを考えられている方も多いことでしょう。タイではiPhoneでインスタグラム、マレーシアではサムスンギャラクシーノートでフェイスブック、シンガポールではMRTでパズルゲーム、インドネシアではコンビニに集まりチャットアプリ、ベトナムは600円程度でネット使い放題で、フィリピンは自画撮りでFacebookなど、朝から寝るまでスマホでアプリは日本以上です。
ASEANでは、iPhoneでなくアンドロイドが6割と大部分を占めています。その理由は、8万円と高いiOSスマートフォン、タブレットを買える層が限られているためです。しかし、アンドロイドにもサムスンやOPPO、SONYエクスペディアなど高級スマホも多いため、アプリのターゲットをどの都市のどの層に置くのかは非常に重要です。
さて、今回はASEANマーケットにおけるアンドロイドアプリマーケティングで最低抑えておきたい事項を紹介します。
1,タイトル・説明分のSEOは、現地語と英語で。
〜基本は英語でOKです。しかし特定の地域に対するアプリ、つまりタイ語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語、カンボジア語、繁体字などがターゲット層によっては必要です。
2,ターゲットは「民族✕収入層」。都市インフラにも注意
〜ASEANは10カ国ありますが、民族は数百もあります。富裕層は華僑に多く、9割程度は華僑以外の現地人。またバンコクやクアラルンプール、シンガポールなどの大都市はWi-fiや3Gインフラが整備されていますが、他のローカル地方ではまだまだ。なんとか軽いWebサイトは見れる程度です。特に人口が多いからとインドネシアを安直に選ぶのではなく、首都ジャカルタや学生の多い主要都市などの地域特性を知った上での戦略が必要です。
3,PRは、アフィリエイトとブログなどメディアでの紹介も有効
〜ASEANでは、Google Play(Androidマーケット)以外にも、各社がリリースしているアフィリエイトサービスや、現地メディアやブログへの掲出も有効です。
4,ウケるアプリは「シンプルかつ気持ち良い」
〜アプリやターゲットによっても異なりますが、ASEANではゲームや写真系アプリ、チャットやSNSアプリが人気です。現地でも分かりやすい特徴のあるアプリを使い分けており、例えばゲームならCandy crush sagaと他のパズルゲーム、写真アプリならインスタグラムとセルフィー(自画撮り)アプリ、チャットならWeChatとカカオトークなど。いずれも使う理由が明確にあり、異なる習慣のあるASEAN国を通して楽で気持ち良い感覚を持てるアプリが人気です。
5,ただし、イスラムや民族問題など炎上に注意
〜ASEAN人口6億人の半数はイスラム教徒。また民族問題なども多々あり、現地事情に配慮した表現が必要です。
最近ではウルトラの父が「アラーと同じくらい偉い」と書いた幼児用の本が炎上したり、宗教政治民族の面でチェックが必須です。
6,アプリは無料が基本、しかしクレジットカードがなくても有料版は買う
〜カンボジアではほとんどのiPhoneユーザーが脱獄しているなど、違法に有料のアプリをダウンロードしている人も多いですが、正しいダウンロードでストレスなく気持ちよく使いたいというユーザーみ多いため、中国市場と異なり有料版の販売が十分可能です。しかし、日本同様まず試してみよう、無料はお得という気持ちは強いのでGoogle Playでのスクリーンショットやアプリ内課金など手段を多く持っておきましょう。ちなみに、クレジットカードを持っていない若者でもコンビニなどでGoogle Playカードを購入しています。
7,競合アプリの調査は、世界標準の英語で。
〜ASEANのアプリでは英語表記が普通に使われています。競合アプリを調査するときも日本で走られていないが世界で利用されているアプリ、例えば
Any doやMyTeksi、Linkedinなどを調べて流通しているアプリのマーケティング方法を事前に把握しましょう。
8,Wi-fiに頼るのは危険
〜ASEANは発展途上国です。登録なしで使える無料Wi-fiスポットは日本より多いですが速度は遅いです。Youtube動画は3Gではなく、Wi-fiに繋いでみます。ターゲット層が持っているスマートフォンや住んでいる都市を調査した上でアプリの仕様を決めるようにしましょう。目安になるアプリは世界で大ヒットしたCandy Crush Saga(Soda)です。
以上、ASEAN地域でのアンドロイドアプリのローカライズの基礎をお伝えしました。iOS向けアプリも基本の考え方は一緒です。
日本よりスマートフォンが多く使われているアセアン6億人市場に、貴社のアプリをローカライズし、シェアを広げてみてはいかがでしょうか。
(アジアクリック/高橋学)
昨今、中国に加えてASEANマーケットへの進出がますます盛んになっており、当社でもタイ・インドネシア・ベトナム・シンガポール・マレーシア・フィリピンの順にご相談を多く頂いています。
ASEANは10カ国からなる多民族国家群。アジア担当になった方は果たして何から勉強したら良いのか迷うことでしょう。
ASEAN10ヶ国、6億人、1000民族、そして多くの宗教や言語。今日はアジア担当になったらまず知っておきたい5つの事実を共有します。
タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどASEANの主要国は、数多くの民族で構成されています。具体的には中国系とマレー系、インド系その他原住民およびそれらの混血に分けられます。民族が異なれば、宗教が異なり、考え方や価値観が異なり、消費行動も異なるということです。
また、中国系民族は富裕層および中間層がが多く、その他民族は(ブルネイを除いて)中間層以下が多い傾向があります。
1国の中に複数民族がいるのですから、国や都市だけでなく、民族でマーケティングしましょう。
ASEAN諸国では、多くの国で主流宗教であるイスラム教徒とキリスト教徒の心理内で、キリストの解釈をめぐり衝突が起きています。具体的にはタイ各国境部、マレーシア、インドネシア、フィリピン南部で多く起こっています。また、政治も不明瞭な事件も多くストレスやデモの原因になっており、特にタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナムで起こっています。
宗教の衝突は民族間の衝突。以上の宗教・政治・民族についての勉強と理解は進めながらも、職場や広告等での扱いは慎重に且つ避けるべき話題でしょう。
ASEANにおいての華僑は、4〜5世代前にASEAN各地に渡ってきた子孫です。彼らは中国大陸人と一緒にされるのを非常に嫌います。マレーシアやシンガポール、インドネシアなど既に各国の正式な国民であり誇りもあります。一般的に中国系であることに誇りが置いているのではなく、一族の歴史と成功に誇りがあるのです。
英語で彼らを呼称するときに「チャイニーズ」ではなく、理解を示し「マレーシアンチャイニーズ」「インドネシアンチャイニーズ」などと呼ぶように心がけましょう。
多少乱暴な言い方になりますが、ASEANつまり東南アジアの原住民であるマレー系にはタイ南部民族、マレー人、インドネシアプリブミ、フィリピン人、ラオス人、カンボジア人、ブルネイ人の多くが、親戚として民族的に同系列となります。おおざっぱにいうと、彼らは元来、冬のない常夏の気候で育っており、寒さで死ぬこともなく、バナナやマンゴー、パパイヤといった食料にも困らない常夏の楽園といった環境でのんびり暮らしてきました。そこには四季のある日本のように、いつまでに何かをしなければならない、という習慣があまり根付かなかったのです。
だから私達日本人が、中華系でない東南アジア市民と接するときは私達の慣習やスピード感を押し付けるのではなく、郷に入っては郷に従うように余裕を持ちたいものです。
ASEAN地域の華僑も、マレー系民族も一族の繋がりを根本においた生活をしています。しかも広範囲に一族が散らばっており、一族の消息を知るために使われているのがFacebookです。子供が自身の父母にiPadをプレゼントして、孫の顔を見せる、といったことが普通に行われています。日本の老年層はFacebookを使ってないですから、どれだけ根付いた情報インフラになっているかは想像に難くないですね。ASEANマーケットにリーチするのに、この無料のPRツールを活用しない手はありません。
またB2Bでも、Linkedin(リンクトイン)というビジネス専用Facebookがどの国でもよく使われています。理由はASEAN市場のビジネスマンは英語ができるからです。企業同士の提携、取引、販路拡大に、日本にいながらビジネスネットワークを広げることができるのは活目に値することです。
いかがでしたでしょうか? これらASEANマーケットの特徴を掴んで、各国、各民族の理解へと進んで長い付き合いができるようにしてまいりましょう!
(アジアクリック/高橋学)
今日はアジア主要11ヶ国・地域で海外旅行にしたい事、情報収集に使うウェブサイトなど旅行者が実際にしている事に少し一歩踏み込んで調べられた情報をお知らせしたいと思います。
今回の調査のアジア主要11カ国は、ASEANに中韓と台湾香港、インドを加えた以下の国です。
タイ
ベトナム
マレーシア
フィリピン
シンガポール
インドネシア
インド
中国
韓国
香港
台湾
日本がとっても大好き!な国と日本でやりたい事は。。。
中国 ― ショッピング、観光巡り、たべ歩き屋レストラン巡り
タイ ― 写真撮影(観光地や街歩き)、ショッピング、たべ歩き
香港 ― ショッピング、有名レストランで食事、観光地巡り
台湾 ― 写真撮影、駅弁や学食、コンビニ、スーパーマーケット巡り
ベトナム ― ショッピング、世界遺産巡り
インド - 有名スポット巡り、ショッピング、5つ星ホテルに滞在
11カ国の中でも韓国が最も低い日本大好き度でしたがそれでも観光では人気の訪日。
全体的に日本が好きな結果となっています。
■トリップアドバイザーを利用
シンガポール
インドネシア
マレーシア
フィリピン
タイ
ベトナム
→口コミ対策、まずは自身についてなんと書かれているか確認しましょう。
■グーグル
シンガポール
中国
タイ
香港
台湾
トリップアドバイザー
ベトナム
タイ
マレーシア
フィリピン
シンガポール
インドネシア
→成果報酬型アドワーズ、また現地語でのSEOは定石です。
■フェイスブック
韓国
マレーシア
→この国以外も、Facebookは有効です。ただし、Facebook広告を使わないと知ってもらえないという仕組みです。
その他中国だけが利用は、シートリップ 窮遊網、微博
→Ctripにはツアー情報を、Weiboでは告知を行いましょう。
香港のみが利用は、discuss.com.hk backpackers.com.tw
インドのみが利用は、ウィキトラベル
タイのみが利用は、カプック、パンティップ、口コミ
→特にパンティップはSEOにもなります。Facebookと合わせて使うと効果的です。
これらの情報を上手く利用して今後のインバウンドマーケティングに活用していただけると幸いです。
※出典:NNA の カンパサール 4月号よりアジアクリックが説明、解釈して構成。