こんにちは。アジアクリックで人事を担当している下垣裕美子です。
アジアクリックの『人財』・特派員が代替わりしたので、
一昨日から「特派員紹介リレー」と称して特派員のご紹介をさせていただいております。
ちなみに、我らが代表・高橋さんの一人一人との面接後のご感想は、「皆若い!!情熱を持っている!!」で、
私も同意見です。
以下、今回の人事を通じて感じたASEAN・HK人材の特徴を二点述べさせていただきます。
こんにちは。インドネシア特派員のロナルドです。
前回、インドネシア政府は就職よりも起業を奨励しているとご紹介しましたが、インドネシアにおいてHuman Resourceは今最も熱い問題となっています。というのも、インドネシア国内で成長し人材を必要としている業界と、インドネシア人が就労を希望している業界のミスマッチが発生しているからです。実際この問題は年々深刻化し、人が足りない企業側はなんとか人を集めようと福利厚生を整える等して奮闘しています。
だからこそ、人材会社は双方の橋渡しとして大きな役割を果たしています。具体的には、企業側の採用活動、採用後の人材育成教育、更には企業に人を留めるための教育が人材会社によって行われているのです。
実際、ジャカルタには数多くの人材会社が存在し、その形態もインドネシアでの就労をサポートするものから、インドネシア国内にある外資、インドネシア国外にある企業への就労をサポートするものまで、多種多様です。
それでは、皆様も気になっていらっしゃるであろう、日系人材会社の様子についてお伝えします。日系人材会社は2,30年前からここインドネシアで既に積極的に活動し、日系企業とインドネシア人の仲介役としてジャカルタを中心に大きな存在感を示してきました。日系人材会社は日本人と働くために日本のビジネスマナーを教育し、訓練させ、しっかりと就業をサポートするということで大変評判が高いサービスとなっています。
というのも、他社の人材会社との差別化を図るために、日系人材企業はただ能力の高いインドネシア人を探し企業に紹介するだけではなく、インドネシアマーケットの十分なリサーチ、インドネシア人の教育にも力を入れているようです。
人材会社は今後経済発展を続けるインドネシアにおいて更に存在感を示していくことでしょう。
インドネシア特派員/ロナルド