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 キーワードは多様性?ASEAN・HK・Taiwan人事事情

こんにちは。アジアクリックで人事を担当している下垣裕美子です。

アジアクリックの『人財』・特派員が代替わりしたので、

一昨日から「特派員紹介リレー」と称して特派員のご紹介をさせていただいております。

ちなみに、我らが代表・高橋さんの一人一人との面接後のご感想は、「皆若い!!情熱を持っている!!」で、

私も同意見です。

以下、今回の人事を通じて感じたASEAN・HK人材の特徴を二点述べさせていただきます。

  • 若くて、優秀な国際派。注目はラオス。

アジアクリック特派員の主力メンバーは20~30代ととても若い層なのですが、

特派員全員がトリリンガルで、国際経験が既に豊富です。

たとえば、タイのエーさんは翻訳者として日本人顔負けのwriting力で毎回2,000PVを上回る記事を執筆されますし、

香港のしおり・Ben、シンガポールのRogerは独学でビジネスレベルの日本語を習得し、

日本人のクライアントの皆様とご一緒にお仕事させていただいていますし、

マレーシアのSandii、フィリピンのRossielの日本語力も日々成長が著しいです。

また、今回何より驚いたのが、ラオスです。

ラオス人はとても似ているタイ語に精通している人が多く、

英語教育も近年熱を帯びているので英語でのコミュニケーションも円滑に行き、

更に日本や韓国、中国等々東アジアに留学している人材が増えてきているので、

トリリンガル人材の宝庫と言えるでしょう。

実際、この度アジアクリックで新しいメンバーとして迎えるChinさんはタイ語が得意で、

Aiさんはヴェトナムに留学中で、

Kavalinさんは韓国の大学院で勉強をした経験を持っています。

ラオス人は真面目な人が多いので、

ASEANに進出する上でのキーパーソンとして今後活躍してくれるのではないかと期待しています。

 

 

  • 母国の発展に寄与したいという愛国心。

トリリンガルが当たり前の、

優秀な若い人材がASEAN、香港、台湾で沢山増えていることを肌で実感した採用活動でしたが、

それ以上に痛感したのが、彼ら・彼女らの愛国心でした。

優秀な人が増えているといっても、やはりトリリンガルで、

仕事での国際経験が豊富な人材は限られているので、基本的には取り合いです。

そうした中で、彼ら・彼女らが持っている重要な指針は、「母国に貢献出来るかどうか」です。

様々な歴史が渦巻く中で、未来志向をもってして母国を経済だけではなく、

社会的にも発展させていくことの重要性を多様な国際経験より理解している彼ら・彼女ららしい発想ではないでしょうか。

 

 

以上より、月並みな言葉での締めくくりで恐縮ですが、

アジアで人材開発を行う上でのキーワードは『多様性』と結論付けられます。

既に豊富な国際経験を持つアジア人材と一緒に効率よく・お互いを尊重しながら働いていくためには、

彼ら・彼女らのバックグランドへの理解を進めていくことが重要ではないでしょうか?

アジアクリックで発信している情報がお役に立てたら幸いでございます。