ASEAN主要7カ国+インド マーケットの入口

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【イスラム訪日対策】甘い飲み物の需要が高い?!イスラム教徒ならではの消費動向とは??

みなさんこんにちは、アジアクリックPR事例担当の堀田です。

アジアの国々の中で、イスラム教徒が人口の8割を占める国はマレーシアとインドネシアです。先日これらイスラム教の国のスーパーでは、ある商品が目立つ様に並べられ始めました。その商品とは『ナタデココドリンク』、もしくはそれに似た『甘いゼリー状ドリンク』です!なぜこの様な商品が売り出し商品となったのでしょうか?

そこで今回は商品が売り出された理由と、ある日系企業がその理由に着目して行なったPRをご紹介いたします!

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【インドネシア】スカルノハッタ国際空港の風景から得る外国人観光客誘致の2つのヒント

セラマソレッ!アジアクリック・インドネシア特派員のルキです。

JNTO(日本政府観光局)によると、2016年の訪日インドネシア人観光客は271,000人と過去最高を記録し、前年比32.1%増でした。しかし訪日インドネシア人の内訳をみてみると、華僑が多く、イスラム教徒が圧倒的に少ないのです。イスラム教徒は約16億人おり、世界の人口の23.2%を占めています。インドネシアはそのイスラム教徒が最も多い国です。つまり、訪日外国人観光客を誘致するにあたって、「イスラム教徒」へのPRは欠かせないと言っても過言ではないでしょう。

そこで今回はジャカルタ近郊にあるインドネシア最大の空港、スカルノハッタ国際空港でよく見かけるある光景から、イスラム教徒を誘致するための2つのポイントを解説いたします!

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【インドネシア】もはやプリブミだけではない??増加するイスラム教徒の訪日客数を伸ばすための3つのポイントとは?!

セラマソレッ!アジアクリック・インドネシア特派員のルキです。

インドネシアの原住民「プリブミ」が訪日をためらう理由として、イスラム教徒として欠かせないポイントがいくつ含まれていることは既に皆さんご存知だと思います。

関連する記事⇒ http://asiaclick.jp/new/indooverseatravel-4191

JNTOの調査結果では、2016年度のインドネシア訪日数は27万人に達したと予測されています。

しかし注視したいのは、その6割は華僑系インドネシア人だということです。インドネシアの人口は2億5千万人で、8割がプリブミ系であると言われていますが、プリブミ系インドネシア人の訪日の数が未だ少ないのが現状なのです!

そこで今回は、プリブミの訪日に必要不可欠なポイントについて、改めてイスラム教徒の観点から紹介いたします。

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【インドネシア】訪日インドネシア人が急激に増加!!3つの理由と取り組むべき対策とは?!

セラマソレッ!アジアクリック・インドネシア特派員のルキです。

昨年2016年に、インドネシア人の年間訪日数が27万人達成(予測)になりました。この結果を受けてJNTOジャカルタオフィスの冨岡所長は、インドネシア人にとって日本旅行が「一生に一度」から「年に一度」へと変化していると分析しています。

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インドネシア・マレーシアのムスリムブロガー一覧

Assalamu’alaikum warahmatullahi wabarakatuh
アッサラームアライクン ワルマトゥローヒワバロカトゥ。
Bismillahhir rahmanir rahim
ビスミラヒロマニロヒム。
アジアクリックのアハマッド鹿野です。

全世界人口の20%強16億人もいるモスリム人口、その60%以上の10億人弱がアジア・大洋州に居住しています。イスラム教人口最大国インドネシア人口の8割強の2億5千万、国教がイスラム教であるマレーシア人口の6割強の1700万。この二国は言うまでもなく皆さんにとって最も興味のある国である事は間違いないでしょう。
しかし、全く知らない国、ムスリム教徒に対しマーケティングをする事は莫大な能力が掛かる事でしょう。
そこで、とても有効で無駄がないマーケティング方法をここでお教えしましょう。

■インドネシア・マレーシアへの口コミは、現地ムスリムブロガーが効果的

インターネットが普及している今、現地ムスリムブロガーを活用することが一番効果的だと考えます。彼らが体験した商品を自身のブログに掲載してもらい、コメントをもらう事で、需要の有無の判断が出来、更にモニターの役目まで担ってもらえ生の声も聞けるのです。彼らを活用することで調査に掛かるコストも削減でき、無駄な時間も抑えられ、生の声が聞けるというとても効率的で効果が上がる市場調査が出来ます。

例えば、このようなブロガーがいます。

—インドネシア・マレーシアのムスリムブロガープロフィール—

イスラム教徒(ムスリム)インドネシア・マレーシア人女性ブロガー_MG_7339-indonesia travelアジアクリックresize blogger - indonesia travel

インドネシア人20代女性。
トラベルブロガー。国内と海外の両方である観光スポットに関する情報を幅広く提供。
また、そのような世界を旅行に関連のヒント、ニュース、および他のような他の情報を提供。1日30000PV

マレーシア人30台男性。
トラベルブロガー。旅行やバックパッカーに関連し低予算で出来る個人旅行が中心。
旅番組に出演経験あり。月23000PV

インドネシア人20代女性
ファションブロガー。インドネシア人気ムスリムブロガー。
マレーシア観光PR招聘経験あり。2170000pv

インドネシア人10代女性
ビューティブロガー。インドネシア人気ブロガー。
日本某商品公認ブロガー。240000pv

など他にも多くの興味深いブロガーがいます。
また、去年でありますがインドネシア政府観光庁が、マレーシア人気ファションブロガー4名をインドネシアに招聘し、観光PRを彼女達のブログに掲載してもらいました。
日本政府経済産業省も同じような企画をしているようです。このよう事例から、どれだけ効果が有るかがわかりますね。

特に、自治体やホテル航空会社レストラン等、旅行業界はムスリム教徒集客やハラール対応などに対応着手していくためにムスリムブロガーを活用し、体験談を掲載してもらう事が一番効果的な近道でしょう。在日ムスリムとは全く違った感想が出るでしょう。

これから市場調査を考えている企業、自治体の皆様、PRに商品開発に、イスラム教徒ブロガーを活用してみましょう。
私日本人ムスリムのアハマッド鹿野がお手伝いいたします。

Assalamu’alaikum warahmatullahi wabarakatuh
アッサラームアライクン ワルマトゥローヒワバロカトゥ。
(日本人ムスリム・インドネシア市場コンサルタント、アハマッド鹿野)

イスラム教徒の旅行「イスラミックツーリズム」に広がる「ソフトイスラム」とは?

アッサラームアライクン ワルマトゥローヒワバロカトゥ。
ビスミラヒロマニロヒム。アジアクリックのイスラム教徒スタッフ、アハマッド鹿野です。

「イスラミックツーリズム」とはムスリム(イスラム教徒)が巡礼以外でも旅行を楽しんでいるという新しいキーワードであり、アジアで定着しつつあります。

日本でも東京オリンピック開催地が決定した事をきっかけにハラルフードなどを含めさまざまムスリム取り組みに対するビジネスの戦略を練っていますね。ムスリム大国といえばもちろんインドから東側の国になるのですが、ここ東南アジアでも巨大なムスリム大国が存在しております。

以下は東南アジアで多い国別のムスリムの比率です。

インドネシア 90%
マレーシア  60%
シンガポール 15%

ムスリムのアジアでの旅行が活発になったのは格安航空会社(ローコストキャリア、以下LCC)の存在がほとんどだといっても過言ではありません。マレーシアのクアラルンプール国際空港(KLIA)の調査によると、LCCが出始めた2000年とその12年後の2012年で利用者2倍の約4000万人に達成しました。

出典:www.beijingfeeling.com

エアアジアXの中で人気が高いのは近隣諸国以外に韓国、ソウル便の人気が高いのが意外な結果ですね。なぜならムスリムは豚を食べることを禁じられているのだが韓国といえば豚の料理が多いからです。しかし各国内では韓流ドラマがマレー語吹き替え版で放映されるなど韓国が心理的に非常に近い存在であるムスリムが多いようであります。この背景にあるのはおそらく若いムスリムは娯楽重視であるかもしれません。

ムスリムがさまざまな戒律をどこまで守るかは出身国、年齢などにより大きく異なります。
特に若い世代には戒律にも柔軟に対応する「ソフトムスリム」が増えているようです。このソフトムスリムとは電化製品を購入をし、娯楽に積極的で、スマートフォンを駆使して多くの観光情報を得ており、私たち同様LCCのチケットやホテルもネットから行っています。よって、ハラル対応サービスを入れ込んだツアーはもっと厳格な人向けで、ソフトムスリムは個人、小グループの旅行を楽しんでいます。また戒律では好まれないとされていた男女が入り混じったグループ行動もソフトムスリムの中では関係がなくグループ旅行も珍しくなくなって
います。
出典:www.eturbonews.com

このように同じムスリムでもそのレベルの信者をビジネスターゲットにするのかももちろんの事、イスラミックツーリズムを上手く取り入れ、またソフトムスリムという新しいターゲットも存在する事も認識したほうがアジアでの観光インバウンドに成功に導きやすいでしょう。

ムスリムを含めたアジア全域へのPRを網羅しているアジアクリックなら、あなたのムスリム取り込みビジネス戦略をお手伝いいたします。
(アジアクリックムスリムスタッフ/アハマッド鹿野)