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 【FAQ】ASEAN市場へのSNSでのPR基礎知識

昨今、自社製品をFacebookなどSNS(ソーシャルメディア)でASEAN市場、特にタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアへ向けてPRしたいというご相談をよくいただく。そこで今回はよくご質問いただくことを下記Q&A形式でまとめておく。

Q SNSはASEAN市場へのPRに有効ですか?

B2Cにおいて有効なのはFacebook。
Googleアドワーズと合わせて自社ファンのゼロからの獲得、及び教育に使いましょう。
ASEANでのFacebookのポイントは「現地語で」「現地人の感覚に合わせる」ことです。
キャンペーンも数ヶ月に一度は行いましょう。

B2BにおいてはLinkedinが非常に有効なソーシャルメディアです。
特にシンガポールやマレーシアなど英語圏では強力です。
その他の国についても、ビジネスマンおよびエグゼクティブの多くが利用しており、人事以外でもビジネスパートナー獲得のための信頼できるソーシャルメディアネットワークとして英語で活用できることがメリットです。

Facebookはコミュニケーション戦略と、キャンペーンなど実際に顧客と接する機会の提供が基本となります。
またイスラム教徒など民族に応じて炎上を未然に防ぐ戦略が必要です。

Q Facebook以外に有効なSNSは何ですか?

ツイッターと写真共有SNSのInstagramです。
特にインスタグラムはタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピン・香港について検討に入れても良いかもしれません。
また良く聞かれるLINEも含めて、これらはFacebookとWebサイトと合わせて使わないと効果は薄いです。

Q Facebook広告は有効ですか?

有効です。
ASEAN地域ではターゲットによりますが現在数十円程度で1いいね(1ファン)を獲得することが出来ます。
しかしシンガポールとタイなど、Facebook広告の入札が激しい地域は注意が必要です。
より絞り込んだターゲット属性で、低単価かつ高エンゲージメントを狙いましょう。

Q タイ向けやインドネシアなど非英語圏でも、英語で投稿しても効果あるでしょうか?

ごく限定した効果しか得られないでしょう。
タイであればタイ語、インドネシアであればインドネシア語が良いです。
理由の一つに、もし英語で投稿し続けても現地人は「自分たちだけに向けた情報発信でない」と感じ取り、Facebook等SNSの使用目的であるファン化、ブランディングに大きな遅れを持つということになります。

Q 炎上リスクについて聞きたいのですが?

もし現地の政治・宗教・民族問題に明るくなければ、炎上のリスクが高いです。
ASEANの人口の半数はイスラム教徒です。キリスト教徒との衝突もあります。政治面でも事実上一党政権も多く、また各国内での民族間の経済格差が広がり繊細な状況も一部もあります。
現地語で投稿運営するのに加えて、現地人に担当させ、クオリティチェックは日本人が行うようにしましょう。

以上、簡単ですがASEAN地域のFacebook運用においてよく聞かれる質問と回答を列記させていただきました。この他のご質問等は
・日本国内からフリーダイヤル 0120−74−1990
・メール info@asiaclick.jp
へお気軽にご相談下さい。
(アジアクリック/高橋学)