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台湾の就職活動、台湾大手求人サイトと日系企業の利用度は
你好(ニハオ)!台湾担当のチャニンです♪
日本で新卒生の入社時期は4月ぐらいですが、台湾では夏ですよ。
というのは7~9月ぐらいまでが新卒生の入社ピークです。
今回は台湾の就職・転職活動、最も使われる求人サイトについてお届けします!
台湾の就活は大学卒業1か月前~卒業後に
日本の就職活動は、主に大学3年生の終わりからやりますよね。
でも台湾ではだいだい6月の卒業式の1ヶ月前から卒業後2ヶ月ぐらいにやります。
台湾進出をお考えで、いずれは現地の台湾人も雇用しよう…と考えていらっしゃる方もいるかもしれません。
新卒だけでなく中途採用される場合に、どのようにして雇用側は人材を、被雇用側は求人を見つけるのでしょうか?
台湾で最も使われる求人サイト「104人力銀行」
今、台湾でおそらく7割以上の企業は求人サイトで社員を募集しています。
その求人サイトのなかで、最も掲載求人数が多いのは「104人力銀行」です。
「人力」というのが、日本語でいう「人間」や「人材」にあたります。
「104人力銀行」は、台湾初のネット求人サイトとして始まりました。
他にも求人サイトはありますが、規模でいっても台湾一番大きい人材サイトです。
このサイトの他には、近年だと「518人材銀行」、「1111人材銀行」、「yes123人材銀行」なとが立ち上がりました。
求人サイトを使っての就職プロセスは日本と同じ
各サイトの就職プロセスはだいだい同じです。
まずは人材サイトでメンバーを登録して、それに履歴書をアップロードして、職務経験、検定、希望仕事種類、収入を入力します。
この後は、サイトで気に入った仕事の「応募したい」とボタンを押すと、自動的で履歴書等がその会社に送信されえます。もし採用したいと、だいたい二週間以内に電話やメールが入って、面接を誘います。
面接を終わったら、これも二週間ほどで結果を連絡します。
他には、会社が求人サイトで仕事に合える方を見つけた場合は、自らで連絡する場合も多いそうです。
台湾の日系企業がこうした求人サイトを使わないことのデメリット?
ところが、在台の日系企業は人材サイトをあまり使う企業は、あまり多くないようです。
多くの日系企業は人材派遣会社(例.PasonaやWith)を通じて人材を探しています。
それは確かに高度な人材は確保できるでしょう。
その一方で採用にかかる時間は、上記で紹介したような求人サイトより長くなります。
それが台湾人の応募者にとって、応募の際のハードルになっていることもあるようです。
これは、募集会社と台湾人の双方が良いチャンスが逃してしまっている、と言えるかもしれません。
(アジアクリック・台湾担当/チャニン)
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