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 TITF「タイ旅行博」成果アップのための活動マニュアル

タイからサワディークラップ!いよいよ来週はTITFタイ旅行博#25です!
http://www.titf-ttaa.com/?lang=en

今回はImpact Arena(IMPACT Muang Thong Thani)が会場となり、電車がありませんので朝夕の大渋滞に巻き込まれないよう早めの移動をお勧めします。

さて、約9割近くがFITとなっているタイからの訪日インバウンドですが、訪日団体ツアーも一人50万円など高額なもの、「食べる東北」等テーマ性のあるものなど各社販売を強化しています。そこで、これまで6年間・12回TITFに関わってきた経験から「TITFに行くなら押さえたいポイント」をみなさんにお伝えします。

①TITF(ASEANの旅行博)とはどういうものなのか

旅行博はズバリ「展示即売会」です。各旅行社がツアーや航空券を消費者にセールスする場になります。
消費者は、ここでしか買えないセール価格のツアーや航空券、またはノベルティとしてもらえるスーツケースやキャッシュバックを目当てに老若男女、家族や友人連れで会場を訪れます。

ここでは多くの出展者がパンフレットを配布していますので、必然的に大量のパンフレットをもらうことになるのですが、必要ないものは問答無用に会場内ゴミ箱に捨てられます。

伝えたいメッセージやメイン写真はインパクトのある表現にしましょう。観光地の名前や写真をプリントしたバッグ(たくさん入る大きめのものが最終的に使われます)を配布するのもよいPRになりますね。

②旅行博ではブースにいてるだけではダメ?

さて、出展者としてブースに入っても、シンガポールのNATASやマレーシアMATTA、フィリピンTMEなどは英語なので良いですが、TITFならタイ語、インドネシアJTFならインドネシア語、ベトナムでもベトナム語など現地語が必要で、日本人は手持ち無沙汰なことも多くなります。

また、そもそも旅行博に多くの現地旅行会社(=日本の自治体や観光業者から見るとお客様ですね!)が多く出展していることは見逃してはいけません。

そのため、時間を作って旅行会社のブースを回って人脈を作る、チラシをもらって商品の造成の状況を確認するなどは必須の活動です。

午前と午後組に分けて、市内に出てマーケット調査する自治体も多くなりました。
バンコクではショッピングモールであるドンキモール(今年オープンした日本のドンキホーテのモール)、Siam Discoveryなどに消費者市場を視察しに行くのも良いでしょう。

ローカルなモールと比較して、中流階級以上の生活者が増えていることが実感できると思います。

③セールスコール、商談の進め方

旅行会社へのセールスコールでは、ただ訪問してパンフレットを説明するだけでなく、旅行会社に「これは売れる、儲かる」と思ってもらうことが重要です。

<旅行会社にアピールしてプラスになるポイント>

①おすすめ観光資源が、旅行会社のセールスまたは集客に貢献すること

(例):東京から日帰り(または1泊で)可能なオプションとして使える、主要空港からのアクセスがいい、大型バスを止められる観光地が充実している、すでに人気で人が多い観光地に近しい雰囲気や風景で必ずお客さんに喜んでもらえる、等

②助成金がある

③ワンストップ可能なランドオペレーター(機能)

先方は営利企業ですから、ビジネスを持って行って相手の得にならないとお付き合いがしづらくなります。
旅行博は旅行会社にとって最も売上が見込める時期で、その直前はかなりのハードワークで相当な準備をしてきていますし、販売ノルマもあります。今回の旅行博の時には販売につながらなくても、次の旅行博で造成を目指す、おすすめとして取り扱ってもらえる商品を目指す、など具体的なイメージを持って活動すると必ず次につながってきます。

 

また旅行会社との関係作りは旅行博の時だけでなく平時も継続して行うことで「覚えてもらえ」、「気にかけてもらえ」ます。

それを継続的に日常やっているのが当社アジアクリックの業務です。

 

皆様のセールスをさらに強力にバックアップするために、新しいサブスクリプションサービスを発表しました。

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