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【台湾】『モスバーガー』が不動のNo.1を維持し続けるポイントとは?!
皆様、こんにちは!台湾担当のチャニンです。
多くの台湾人は日本の食べ物が好きであるため、ここ数年でラーメン店の出店が相次ぐなど日本の飲食店が多くなりました。その中でも『モスバーガー』は、私が子供の頃から人気を維持し続けているのです。日本初の外食として不動のNo.1であり、現在247店舗も台湾に出店しています。
そこで今回は、『モスバーガー』が台湾で人気を維持し続ける3つのポイントを解説致します!
■台湾での『モスバーガー』
1990年に台湾の電機メーカー「東元電機」と日本モスバーガーの合弁会社として、台湾『モスバーガー』が設立されました。日本発のファストフード店ですが、台湾のファストフード業界で第2位になるほど人気です。
日本と同様にアプリで宅配を注文でき、受け取りに行く時間を設定してその時間に店舗へ行くと、商品をすぐに受け取れるようなサービスもあります。
■人気維持の3つのポイント
実は『モスバーガー』は同業他社の商品よりも、量が少ないのです。しかし、なぜ台湾で多くの人に支持されているのでしょうか?そのポイントは①健康意識、②PR、③出店場所の3つ!では詳しくみていきましょう。
①健康意識
台湾で「日本の味」と親しまれている『モスバーガー』の食材は、季節によって異なりますが、台湾産のものを主に使用しています。それらを中心にホームページで生産履歴を公開することで、野菜が多いだけではなく、「安全面」からも健康意識をアピールしているのです。
※引用:http://csr.mos.com.tw/food_trace.html
生産履歴のページを開くと、どこの農園の誰が生産しているのかという基本情報と、肥料・除草・収穫の時期などの生産過程を全て見ることができます。
②PR
『モスバーガー』のPRは、CMとSNSの2つで行なっています。
CMでは日本のブランドであることがわかるように、日本語あるいは日本人っぽい中国語を話しています。
※画像:公式Youtube(https://www.youtube.com/watch?v=hnqQdX_4wk0)
上の画像の動画でも、「いただきMOS〜」と日本語で話しています。
一方SNSに関して、フォロワーが470,806人もいるFacebookで頻繁にクーポンを提供、またキャンペーンを実施しています。熱しやすく冷めやすい、台湾人の特徴をしっかりと把握しています。
※引用:公式Facebook(https://www.facebook.com/mosburger.tw/?fref=ts)
上の画像は「会社員を応援する」ことがテーマのキャンペーンで、【@________@_______ 一起使用MOS APP點早餐 一起喝MOS Café 吧!】という文の@のところに同僚2人をタグ付けして投稿し、アプリで朝食を予約するとコーヒーが無料になります。SNSでのPRは若者に効果があるため、友達とモスに訪れる人が多いと考えられます。また、台湾人は朝食をしっかりととる傾向があることから、朝モスのキャンペーンの効果が期待できます。
③出店場所
全ての台湾高速鉄道の駅に『モスバーガー』が出店されていて、年齢や性別関係なく多くの人に知ってもらうことができます。また駅にあることから、通勤時や帰宅時に気軽に立ち寄ることもできます。
「食」は日々の生活に欠かせないものであるため、進出先の人々の習慣を把握した上で営業時間などを決める必要があります。またPRも人々の性格を理解し、キャンペーン実施の頻度や特典内容を決めなければ効果はありません。
アジアクリックでは市場・消費者調査からPR、イベントの実施などすべてワンストップで実施可能です。東南アジア、中国、台湾、香港、韓国の特派員も、御社のプロジェクトのお手伝いを致します。
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(アジアクリック・台湾特派員/チャニン)
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