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【フィリピン人が教える】フィリピンのSNS事情とPR戦略教えます
マガンダン・ハポン(フィリピン語でこんにちは)!フィリピン現地特派員のケンです。
今回は、フィリピンのSNS事情とそれを活かしたPR戦略を提案させて頂きます。
・フィリピン人とSNS
フィリピン人は人と繋がることが大好きです!なので、スマホより前のフィーチャーフォン(日本のガラケーと似た形の携帯電話)が使われている頃からSMS(short message serviceの略)が盛んに使われていました。
ロイター、ニューヨーク・タイムズ、CTIA.org、UPI.com、ピュー・リサーチ、Kvue.com、Matzav.com、ポルティオ・リサーチからのデータを引用すれば、2009年のフィリピンではモバイル端末のテキストメッセージ(文字制限600字のSMS)加入者がアメリカより43%も多いのです。
この情報からも、フィリピンは2009年の時点からチャットでのやりとりがアジアで最も活発な国ということがわかりますね。フィリピン人にとって、SMSの威力はとっても大きいのです!2001年にフィリピンのジョセフ・エストラダ元大統領が失脚するきっかけとなったマニラのエドサ通りでの集会は、SMSでの情報拡散がきっかけで多くの人に広まりました。
このような事例は、逆を返せば口コミ情報がすぐに流れやすいということにもなるのです!
フィリピンではまだテキストメッセージが利用されていますが、ここ数年ではやっぱりインターネットを利用したメッセージアプリが多く使われています。
イギリスのOnDevice Researchが2016年1月に発表した調査によると、フィリピンで最も使われているメッセンジャーアプリはこのような結果になりました。
1位 Facebook Messenger
2位 Skype
3位 Viber
ここで日本と違う点は、中国の WeChat が4位にランクインしていることです。また、日本ではLINEが主流ですが、ここフィリピンではFacebookがメインのアプリなのです。フィリピンのSNS利用者数は約4,800万人で、これはフィリピンの全人口の47%を占めています。
イギリスのGlobalWebIndexが2015年に行った1日のSNS平均利用時間の調査で、世界で最も長い1日平均3.7時間を記録したのはフィリピンだったのです。
つまり、SNSを最も長い時間回覧し、メッセージアプリを頻繁に使うフィリピン人は他国の人よりもインターネットの情報に敏感でSNS上の情報にも触れやすいのです!
フィリピンでPRをする際は公式サイトでのPRではなく、
- Facebook、Twitter、Instagramの公式アカウントの作成
- SNSでの情報発信
- フォロワーとの直接的なリアルタイムでのやり取り
の3つのポイントが効果的なPRとなります!
フィリピンでSNSを使ったPRをいきなり始めてはいけません!まずは現地の最新情報を仕入れて、現地の傾向を掴むところからスタートしましょう。リスクを減らすためにも現地のプロにまず相談をしてから、PRを開始することを強くお勧めいたします。現地のプロならアジアクリックまで是非ご相談下さい!現地フィリピン人の私はもちろん、ASEAN諸国に広がるアジアのプロがあなたのビジネスをサポートさせて頂きます。
(アジアクリック・フィリピン特派員/ケン)
参考
SMaC代表【松浦篤志】ブログ~1971年に初めてフィリピンの地を踏み現在マニラ首都圏在住~
http://smacph.com/blog/sms_sns/
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