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 【インドネシア】日系オンラインストアSukamartが閉鎖、amazonの印尼進出が原因?!

こんにちは、インドネシア特派員ルキです。

2013年度より住友商事インドネシア社が展開していたオンラインストアSukamartが、2016年6月で閉鎖することが発表されました。

一般消費者向けのEコマースビジネスから撤退し、これまでのB to C ではなく、これからは B to Bへと切り替えるとのことです。これまでは日用品販売(スーパーに売っている生鮮食品以外のすべての品)が主なビジネスでしたが、これからは日本のモノタロウ社(https://www.monotaro.com/)とビジネス提携を行い、工業系の品物や道具へと切り替えるとのことでした。

突然の閉鎖のアナウンス

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現在インドネシアでのオンラインストアなどは大変人気が高く、新しいEコマースビジネスはどんどん生まれていますが、同時に撤退するビジネスも多くあります。

既に人気とソフトバンクなどが出資し資本力のある大手ECサイトTOKOPEDIAなどには勝つのは難しく、また、正式な日程などは告知されていませんが最大手のamazonがインドネシアへ進出するとの情報もあります。

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(http://tekno.kompas.com/read/2016/06/20/08180007/Amazon.Siap.Ekspansi.ke.Indonesia)

そこで、これからもEコマースビジネスが期待できると言われているインドネシアですが、これからインドネシアではEコマースビジネスの対象層の変更や、ビジネス方向の見直しが求められる可能性が高くなってきています。
アジアもECサイト発展途上ですが、既に失敗例も多くあり市場性だけでなく競合他社の戦略をしっかりと調査した上で戦略を練りたいものです。

(アジアクリック・ジャカルタ特派員/ルキ)