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 【インドネシア】インドネシア1212オンラインショッピング日とは?

セラマソレッ!アジアクリック・インドネシア特派員のルキです。

2016年中国では11月11日をアリババグループ(オンラインショッピング運営会社)が独身の日とし、大規模のオンラインショッピングセールス日となり話題になりましたよね。

インドネシアでは2つの大きなショッピング時期があるのですが、一つが断食月のセールともう一つがこの1212セール(12月12日前後のセール)です。これを、1212DAYやインドネシアオンラインショッピングデイの意味である Hari Belanja Online Nasional(Harbolnas)などと言われています。

なぜ12月かといいますと、1年最後の売り上げ額を上げるためにLAZADA(シンガポール系オンラインショップ)が2012年の12月12日にアメリカのオンラインセールを真似してスタートしたと言われています。12月中旬はちょうどインドネシア人でクリスチャンやカトリック教徒が宗教ボーナスをもらう時期ですしイスラム系の人でもクリスマスを日本人のようにイベントとしてとらえるようになりつつあるため、売り上げも期待できます。(宗教ボーナスは約給料の1か月分)

下記のグラフをご確認ください。

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出典:http://katadata.co.id/berita/2016/12/14/harbolnas-lazada-raup-transaksi-rp-143-miliar-di-hari-pertama

 

今年インドネシアでは、2016年の売り上げは昨年より大幅に売り上げを伸ばし、8兆ルピア(約500億)をこの1212DAYイベントで売り上げました。そして200以上のお店が参加したと言われています。

インドネシアは首都以外でのインフラ整備がまだまだ必要と言われていますが、この1年でこれだけのE-commerceの売り上げを伸ばし、中間層が増え国が豊かになることでさらにこれからも成長が期待できます。

詳しくは→ http://asiaclick.jp/new/indo2020businessmarketdata-3514

 

中間層が増えるということは、物を所有することに喜びを得る人口が増えるということです。

日本では、人口の減少と共に今物が売れないという話題が一番注目を浴びていますが、一方インドネシアでは、今まで買えなかった物が買えることに大きな喜びがあります。中間層の人口がとても多いインドネシアではこれからもっともっと物が売れる国へとなることが期待できます。

弊社ではASEAN各国に特派員を駐在しております。それぞれの国のビジネスの動向を把握し、ASEANでのお客様のビジネスに関するアドバイスを日本語でさせていただきます。

ASEAN進出の際はぜひ弊社へご連絡くださいませ。

 

 

参考:https://www.tradegecko.com/blog/inside-indonesias-own-massive-ecommerce-sales-day-harbolnas

 

参考:http://blogs.wsj.com/briefly/2014/12/12/5-things-to-know-about-indonesias-online-shopping-day/

 

(アジアクリック・インドネシア特派員/ルキ)