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 タイ人観光客が体験したい日本の観光資源

サワディーカップ! タイから高橋学です。

80万人もの訪日客が来るタイ。バンコクに住んでいますとその理由もわかります。

今日はタイバンコク現地からタイ人が訪日する理由と、有効なPR方法を3つ紹介します。

タイの事実1 暑い!

→ 涼しさや「サバイ=心地よい」を14時にSNSで発信しよう

 

タイは1年を通して30度を超える熱帯。

老若男女、昼は外出を控え、朝霞夕方に活動します。

昼は屋内にこもり、テレビやSNSで見られる雪など涼しい風景や、アイスなど涼しさが取れる食べ物・飲み物などに舌鼓。タイ人の国民性を表す「サバイ=心地よい」をfacebookや広告でタイムリーに提供しましょう。

スターバックスは朝8時になるとSNSでコーヒーの写真をアップしますね。 タイの特に暑い時間、13〜15時を狙って心地よい日本をfacebookなどで投稿してみてはいかがでしょうか?

 

タイの事実2 四季がない!

→ 四季それぞれの地元の風習をどんどん発信しよう

 

タイは四季がないため、春の花々や、秋の紅葉や、冬の雪景色に感動します。むしろそれら「日本の四季の体験」が訪日の主目的の一つです。他地域と差を付けるには、そこでできる伝統行事や、伝統的な体験を写真や動画を使ってPRしましょう。例えば穴場の花見の場所や、紅葉を見ながら川下りやトレッキング、雪のかまくらや雪だるま作り体験などが該当します。

温泉の入り方などはタイの雑誌でも人気コンテンツの一つ。手間ではなく文化の体験なのです。

 

タイの事実3 日本のモノは満ち溢れているが、価格は高い!本物を体験してみたい!

→「テマ」の体験動画を発信しよう

 

日本ブームも4年目を迎えたバンコクでは、大体の日本の商品や飲食店が揃っているように見えます。

車やバイクをはじめ、日本語でのマンガ、フィギュア、GショックやSEIKOなどの時計、サービスでは公文から1000円カット、飲食ではあらゆるラーメンやおにぎり、吉野家からすきや、大戸屋、やよい軒、神戸牛仙台牛ずんだシェイク、メイド喫茶ドリーミンまで日本人が生活していてもそれほど不便は感じないレベルです。

タイ人が買って帰りたいものには「アイスクリーム」「お菓子」「日本語のマンガ」「家電やPCなど電化製品」があります。が、タイ国内において日本のものは関税がかかっていますので値が張ります。日本のアイスや本なんて倍の金額です。

私達在外日本人も、一時帰国した時に爆買いして赴任地へ戻ります。日本は安い!偽物がない!美味い!です。

 

しかし体験は持って帰れませんからfacebookなどに体験をシェアするのです。

岩手県や佐賀県がロケ地のタイ映画が人気ですね。タイでは日本の映画やアニメのロケ地を特集した本が何冊も出ているのですよ。

私達日本人の日常は、タイ人に限らずベトナム人やインドネシア人観光客など東南アジア人にとっては非日常。

あなたの観光資源が持つ本物の「体験」「こだわり=手間」を動画などでPRしてみてください。

 

(アジアクリック/高橋学)