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 拡大するオンラインマーケティング・インドネシアにおける動画事情とは?

こんにちは、インドネシア特派員のロナルドです。

インドネシアだけではなく、

ここASEANではインターネット動画を楽しむことは既に生活の一部であり、

一昔前の動画を特別なショーのように皆で一緒に見るということはなくなりました。

こうした動画を共有するプラットフォームはますますの広がりを見せ、

ウェブサイト、サーチエンジン、SNS、そして動画専門サイト等々身近な存在になっています。

特に皆様にもおなじみのYouTubeは特にインドネシアで大人気です。

急速なインターネット需要に供給がなかなか追いつかず、インターネットが繋がりにくいインドネシアでも、

YouTubeは比較的早いスピードで動画を楽しむことが出来ますし、

動画そのものを見るだけではなく、

世界のニュース・趣味(音楽、芸能情報、スポーツ、私の趣味のサイクリング等々)における情報収集を行うプラットフォームとしても活用されています。

 

3億人という人口を抱えるインドネシア人を夢中にさせるYouTubeですが、

アルゴリズムも優れていて、閲覧した動画をもとにユーザーが関心を示すであろう広告が届くようになっているので、

オンラインマーケティングにも優れていると言えるでしょう。

実際、ここインドネシアでは、ECサイトでの売上高が年々上昇しているので、

広告自体も値段の高いTVよりも安く・流行に敏感な若者を取り込みやすいYouTubeに出されることの方が多くなっています。

たとえば、子供用のおもちゃ業界、はかつてTVに広告を多く出していましたが、

視聴方法調査により、デスクトップパソコンからおもちゃに関連するアニメが見られていることが分かったので、

最近ではYouTubeでの宣伝活動により力を入れています。

 

実際、動画は商品を買った時のイメージをより鮮明に消費者に伝える手段としてはとても有効で、

商品に関心を持ちそうな消費者層に動画を届けることが出来れば、マーケティング方法として効果的なことは言うまでもありません。

将来的に360度映すことが出来る動画や、3D動画等々より視聴者の五感に迫り、

動画をリアルに感じることができる手段が進化していけば、

動画を通じたオンラインマーケティングはより影響力を増していくと言えるでしょう。