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バドミントンに次ぐ国技!?インドネシアのサイクリングとビジネス事情
Selamat siang、インドネシア特派員のロナルドです。
前回に引き続き、インドネシアで加熱するサイクリング事情についてお話します。
インドネシア人は元々アウトドアスポーツが大好きで、一番人気は国技であるバドミントンでした。
しかし、今日では徐々にサイクリングにシフトし、
インドネシアの現代カルチャーを語る上でサイクリングは欠かせないものとなりました。
サイクリングの楽しみ方は、
週末型・平日と週末型、ロードバイク、マウンテンバイク、fixieバイク、BMXバイク等、
細かくカテゴライズされているので、自分に合った楽しみ方が見つけられます。
その中でも一番人気なのが、サイクリングを楽しむ上で敷居が比較的低いロードバイクに焦点を絞ってお話します。
ロードバイクでのサイクリングは、部品やメンテナンスに費用がかかるので、
中流階級から上流階級の層を中心に人気です。
インドネシアにおけるサイクリングは、いわば日本で言うゴルフのようなもので、
比較的地位の高いビジネスマンが商談の一環として相手を誘ったり、
部下との親交を深めるために誘ったりと、ビジネスカルチャーの一つにもなっています。
一般的に、インドネシアではロードバイクにかける1年間の費用は平均でも最低20.000.000ルピア(日本円で言うと大体16,400円)と言われているので、
これは所得が高い人でなければ続けることができない、富裕層の趣味・娯楽なのです。
逆にいえば、インドネシアで成功をしているビジネスマンが集まっている場所は、サイクリングサークルなのです。
インドネシアでビジネスにおけるネットワークを築く場所として、
サイクリングサークルは穴場なので、
是非前回お話したようなサークルを一度のぞき、サイクリングをしてみてはいかがでしょうか?
(ちなみに、私は一番右側です。笑)
(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)
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