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ギネス記録になったシンガポール料理とは?!
こんにちは!シンガポール特派員のHinaです。 今回はシンガポール料理というテーマを書いてみたいと思います。
見た目も美味しさもインパクト大!
魅惑のフィッシュヘッドカレー
チリクラブ、チキンライス、ラクサなど、シンガポールのご当地料理は数多くありますが、
見た目のインパクトが大きいのはなんといっても「フィッシュヘッドカレー」、
大きな魚の頭がごろっと盛られている料理は食べにくい上に非常に辛い。
しかもインドカレーであるからこれはシンガポール料理ではないのでは?しかしこれはシンガポール料理なのです。
南インドから来たフィッシュヘッドカレーではないの??
シンガポールには華人が多く暮らし中華料理に魚を使うことは非常に多かったのですが、
魚の頭は魚市場で捨てられておりこれがもったいないと、
シンガポールに暮らすインド人が作り始めたのがきっかけとも祝えています。
よくフィッシュヘッドカレーは南インドから来ている、
といわれていますが南インドではフィッシュヘッドカレーを見ることはほとんどないようです。
スパイスはターメリック、タマリンド、セリ科のファンネルなど15種類ものスパイスを配合し、
魚はアンごりというタイに似た魚を使うようです。
ギネス記録になったフィッシュヘッドカレーとは?!
実はシンガポールにはいくつものギネス記録がありますが、
このフィッシュヘッドカレーもギネス記録になっています。
2012年にシンガポールのリトルインディアにあるカレーストリート、レースコースロードにあるリトルインドカレー5軒が協力をしあって2012匹のフィッシュヘッドカレーを1度にお客様にサーブしたそうです。
お客様にサーブをするならチキンライスでも良かったのかしれませんが、
国を代表する1つの食材としてフィッシュヘッドカレーが選ばれたあたりが国を代表する料理として認知されている証拠なのでしょうか。
多文化が共存する土地柄だからこそ生まれた料理が、
時を経て人々に愛されながら独自の発展を遂げソウルフードとしての地位を築きあげてきた好例といえるのだと思います。
次回シンガポールに来られた際はフィッシュヘッドカレーを食べてみませんか?
(アジアクリック・シンガポール担当 /Hina)
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