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【タイ新幹線】へのタイ人の本音とは?
サワッディー・クラッ。バンコクからタイ特派員のエーです。
この度ついに、バンコクとチェンマイを繋げるタイ高速鉄道計画(670Km)が、日本の新幹線を採用することを日本とタイの両政府が合意し、実現します。
完成すれば、バンコクからチェンマイまでの所要時間は3時間となります。既存のタイ国鉄では出発時間が遅れたりすることも多く、長距離になればなるほどその時間のズレがどんどん大きくなり、最低でも12時間はかかっていますので、所要時間は大幅に短縮されることになります。もちろん、新幹線方式で出発時間も到着時間も正確になるでしょう。
バンコクとチェンマイまでの公共交通機関として、移動時間9時間のコスト安い長距離バスと移動時間1時間のコスト高く、空港が遠く搭乗手続きなどがある飛行機の間に、駅が街の中心にある新幹線という魅力的な選択肢が生まれることでそれに惹かれて利用したい搭乗客も少なくないでしょう。
現在タイではまだ鉄道線が通ってない県もあります。特にタイの東北地方です。それは筆者の実家あるロイエット県も含めてます。そこの公共交通機関はバスと飛行機(バンコク⇔ロイエット便のみ)しかありませんが、このプロジェクトの第2相の計画で東北線(タイ東北部を東西に走る)鉄道線が敷設されます。 実現すれば,今まで鉄道線のない県の多く(筆者の実家)も新幹線利用できるようになります。これは本当にありがたいことです。
その時、東北のカオニオ・ガイヤーン・ソムタムの(もち米・焼き鳥・パパイヤサラダ)のセットや北部のカオ・ナムプリックオーン・パクルアック(ご飯・タイ風ミートソース・茹で野菜)のセットなど、日本新幹線みたいに地方によって様々なタイ料理の駅弁を食べながら流れる景色を眺められたら、最高だと思います。
(アジアクリック・タイ特派員/エー)
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