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ASEAN訪日ブログREPORT

 インドネシアにおけるオンライン保険ビジネス

スラマットパギ! インドネシア特派員のロナルドです。
今日はインドネシアのオンライン上における保険についてお話します。
というのも、世界的にも保険の重要性は認識され、保険加入の検討はオンライン上でされることが多くなっているからで、その傾向はここインドネシアでも当てはまるからです。日本やヨーロッパ諸国、アメリカのような先進国 ではもはや大概保険は既に押し売りされるものではなく、顧客が主体的に選ぶものとなっています。この傾向はシンガポールをはじめASEANでも主流となってきています。

確かに先進国ではこの顧客主体の傾向はいいものとして受け取られてますが、インドネシアのような新興国ではどうでしょうか?そもそも、どの保険をとっても加入率はまだまだ低く、全人口の5%しか保険に加入していません。ここでいう保険とは、あらゆる保険を指します。主な理由は、人々がそもそも保険のシステム、保険の重要性を理解する機会がほとんどなく、お金がただただかかるものとしか認識されていないからです。更に、国民性として、インドネシア人は業者からの押し売りが大の苦手です。だからこそ、インドネシア人に主体的に入りたい、と思わせる先進国型の保険加入システムがあれば、大きなビジネスになると思います。

ただ、それにはどのように保険の重要性を浸透され、95%の国民を「教育」していくか、という課題に直面します。まず、考えるべきなのは、インドネシアで最も有名な保険会社、Prudentialの存在。彼らは人ベースでの営業を得意としていますが、彼らですらオンライン上でのサービス展開はまだまだこれから。

だからこそ、インドネシアにおいてのオンラインビジネスはまだまだ大きな可能性を秘めているといえる段階なのです。

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