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シンガポールでは高級車が売れ筋!ではタイで売れる車とその理由は?
マジュラ シンガプーラ!Hina からのシンガポール最新情報です
今日はタイで売れる車についてお届けします。
タイと一口に言っても、実は人気の車種は場所によって異なるのです。その場所とは?
各国の国民性、生活スタイルに合ったヒット車種とは?―タイの場合
アジアでは、長くセダンがお金持ちの象徴として憧れられてきました。
今なおセダン嗜好は残るものの、市場の拡大に伴いそれぞれの国民性や生活スタイルに合うヒット車種が次々を生まれております。
今回はタイに注目して、どのような車が売れているのか探ってみたいと思います。
タイの自動車購入にまつわるデータ
まずはタイ人が自動車を購入する際に考慮するポイントや、タイ人に人気のメーカー、予算などを見ていきましょう。
Q. 自動車を購入する際のポイントは?
1位 価格の手ごろ感
2位 低燃料
3位 デザイン
Q. 欲しい車のブランドTOP5は?
1位 トヨタ
2位 BMW
3位 ホンダ
4位 日産
5位 フォード
Q. 自動車を購入する際に使ってもいい金額は?
200万から249万円
Q. 将来的にハイブリッド車を購入したい割合が高い国は?
1位 タイ 48%
2位 ベトナム 41%
3位 中国 38.9$
4位 インドネシア 33%
Q. タイで最も売れているカーブランドは?
1位 トヨタ・レクサス 販売量シェア 35.9%
2位 いすず 販売量シェア 14.9%
3位 ホンダ 販売量シェア 11.9%
2012年時点で全国販売台数合計は1,436,225台
都市部と農村部で二極化する「売れる」車
売れる車は、タイの都市部と農村部で二極化しています。
例えばトヨタ「ハイラックスVIGO」タイプ 1トンピックアップ。
首都バンコクだけを見ていては想像もつきませんが、タイの人口の約半分は農業従事者です。
そのため「軽トラ」型(1列2人乗り+荷台)の1トンピックアップが最も売れてきました。
都市部では商用、農村部では農作業と乗用
優遇税制の対象で130万から140万相当から購入が可能になります。
都市部では商用ですが、農村部では農作業、乗用の両方で利用されております。
猛追するのが日産「マーチ」、ホンダ「ブリオ」など1200ccのシティーカー。
2010年から始まったエコカー政策の優遇税制対象になり、12年の販売台数はシティーカーを含む乗用車全体で67万2000台だそう。
都市部ではおしゃれなシティーカー、農村部では利便性のピックアップと、人気の車種が二分化しているのが最近の傾向のようです。
(アジアクリック・シンガポール担当/Hina)
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