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アジアの消費者が新商品を購入する時の決め手とは?
マジュラ シンガプーラ!
Hina からのシンガポール最新情報です。
今日はアジア6ヵ国の、新商品に関する情報収集に使う手段について、興味深い調査結果を見つけたのでご紹介しますね。
アジアの消費者の情報収集源は?
アジアの消費者が初めて特定の商品を購入する際、何を決め手にしているのか気になったことありませんか?
新商品に関する情報収集によく使う手段についての調査結果を見つけましたのでご紹介致します。
比較した国はアジア6カ国、中国、インド、ベトナム、インドネシア、フィリピン、タイです。
友人や家族の情報を最重視する中国
友人や家族からの情報 62%
テレビ広告 61%
無料サンプルの受け取り 42%
中国の注目すべき点は、電子製品、電化製品の購買率が6カ国で1番!ということ。
自動車もインドについで高く、高額な部類の耐久消費財に対する購買欲が大きいようです。
新商品に関する情報収集には、友人や家族による口コミが最重要視されていることがわかりますね。
活字媒体の存在感が大きいインド
テレビ広告 73%
友人や家族からの情報 55%
新聞 雑誌 48%
インドの場合は、停電が多いために新聞の力が強いとされるお国柄を反映しているよう。
購買率は自動車と音楽ソフトが首位。
インターネット検索が上位にくるベトナム
友人や家族からの情報 62%
インターネット検索 61%
テレビ広告 58%
ベトナムが他の国と決定的に異なるのは、テレビ広告が唯一2位以内に入らなかった点。
友人や家族からの情報、インターネット検索の存在感・影響力が大きいようです。
テレビ広告の支持率が8割(!)のインドネシア
テレビ広告 80%
友人や家族からの情報 54%
無料サンプルの受け取り 49%
インドネシアで目を見張るのは、テレビ広告の強さ。
テレビ広告の支持率が8割に達したのは、タイとインドネシアだけです。
購買率は飲食料品で9割以上。
ただし、中国やインドで高かった電化製品、自動車の高倍率は、インドネシアでは両方とも低調とのこと。
ペット用品の購買率も低いそうです。
テレビ広告&口コミが影響大のフィリピン
テレビ広告 77%
友人や家族からの情報 61%
無料サンプルの受け取り 47%
フィリピンは情報収集手段の順位がインドネシアと同じですね。
購買率は、ヘアケア、ペット用品、音楽ソフトが比較的高いようです。
それに対して、電化製品や自動車など単価が高い消費財は、全体的に低調。
口コミよりも客観的情報が重要なタイ
テレビ広告 83%
無料サンプルの受け取り 53%
新聞 雑誌 50%
タイが他の国と大きく異なるのは、情報収集手段のベスト3に近親者からの口コミが含まれない点。
購買率は電子・電化製品が最も低い。
その一方、飲食料品・ペット・ヘアケア用品は最も高いという特徴的な結果が出ていました。
同じ東南アジアの国であっても、何を情報源にするか、また注目すべき点が異なるというのは興味深いですね。
各国進出の際には是非参考にしていきましょう!
(アジアクリック・シンガポール担当/Hina)
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