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ASEAN訪日ブログREPORT

 断食月(ラマダン)とインドネシア人、他宗教徒が理解すべきこととは?

イスラム教徒の義務のひとつ、ラマダンが始まりました。

ラマダンとは?
またラマダン中のインドネシアとそこで暮らす人々の様子は?

日本人ムスリム・鹿野さんから旬な話題をお届けします!

ラマダンが始まった!断食を行う理由とは

Assalamu’alaikum warahmatullahi wabarakatuh
アッサラームアライクン ワルマトゥローヒワバロカトゥ。

Bismillahhir rahmanir rahim
ビスミラヒロマニロヒム。

こんにちは、アジアクリックのアハマッドです。

6月29日より一ヶ月間の断食月(ラマダン)が始まります。イスラム教の五つの義務のひとつである断食。
これには自分を強くする(自制心や克己心など)、貧困者の気持ちを判るという事を含め行います。

また近年、医科学的にも健康に良いことが判明されています。

 

ラマダン中のインドネシアと、他宗教徒が理解しておくべきこと

この期間日の出から日没まで、飲食、性行為、喫煙、口論や闘争など全ての欲望を抑えなくてはなりません。
しかし、この時間帯は一般的に平日なら仕事、業務の時間です。
いくら長年毎年断食をおこなっているイスラム教徒のインドネシア人達も、最初の10日間位は動きも鈍く、覇気もなくなります。

これを理解せず「仕事だから」、「断食月は仕事にならない」などと愚痴を言う企業は、インドネシアに限らず、イスラム教国に進出し成功を収めることは難しいでしょう。
無宗教の日本人にとって宗教の大切さを理解するのはとても難しいことでしょう。

しかし、従業員とわだかまり無く円滑に仕事を進めるにあたり、理解することがとても重要でこれこそが、進出した企業の成功を収めるひとつのキーワードになるはずです。

 

進出の際のキーワードのひとつ「宗教」

そこまで考えなくてはいけない? はい、そうです。
イスラム教徒にはラマダン、キリスト教徒にはクリスマス、ヒンズー教徒にはニュピと、それぞれの宗教に大切な日、期間があります。
特にインドネシアではその辺をふまえて採用を決めることも大切です。
これも進出に対してのひとつのキーワードです。

Assalamu’alaikum warahmatullahi wabarakatuh
アッサラームアライクン ワルマトゥローヒワバロカトゥ。

 

(日本人ムスリム・インドネシア市場コンサルタント、アハマッド鹿野)