よく質問いただくことに、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどASEANのB2C市場における最も有効なメディアは何か?と聞かれる。
その答えはFacebookである。
そしてその次にテレビであるが、日本同様広告費用は莫大となる。事例はGoogle検索で出てくるので、そちらを参照されたい。
Facebookを開設し、
ファンを集め、
彼らを教育し、
商品購入(来店やサービス利用)の機会を与える。
日本企業がゼロからASEAN各地でファンを集め、育て、購入動機を与え、購入の機会を提供し売上を上げるには現状Facebookが最も近い。
その理由として
・Facebookは最も使われているメディア
・Facebook広告がファン集めに有効
・日本から管理が可能
だからである。
データは検索すれば多く出てくるのでそちらにお任せするが、日本と違う点としてASEANではおじいさんおばあさんも小学生も実名・写真入りでFacebookを活用していることにある。猫も杓子もFacebook。その理由としては家族との連絡ツールになっているため、またスマートフォンの契約プランでFacebookやツイッターなどが無料で使えることにある。トップアップと呼ばれる(ベトナムではロード)料金前払い制において、よく前払金は使い切ってしまうがそれでもFacebookは使い続けることが出来るのである(国やプランにも左右される)。
特にFacebook広告は最も費用対効果の高い広告メディアで、欲しい地域属性のファンを集められ、単価5円程度〜。
クレジットカード決済で今すぐバンコク10キロ圏内に住んでいる20代女性、英語話者で日本好きの目にとまるよう、貴社の広告が出せる。(一例)
しかもターゲットがクリックすれば広告費が発生するという成功報酬方式。
2015年7月現時点で1いいね!辺りタイ人向けで30円、シンガポール向け80円、インドネシア20円、ベトナム20円、香港台湾100円程度を目安にしよう。
つまり1000人のファンを獲得したければ単純に、各単価に1000人をかけた額が広告予算となる。 しかしこれは競争相手が多ければ今後高騰していくことだろう。レッドオーシャンになるための早めのファンの囲い込みがFacebook活用にも言えるのである。
タイはタイ語、マレーシアは英語とタイ語とマレー語、シンガポールは英語、インドネシアはインドネシア語、ベトナムはベトナム語、フィリピンは英語。
ASEANでも各国によって第一言語は異なる。もちろん、最初は英語での発信でも良いが、英語はあくまで高学歴者のための共通言語。中間層に届けるには各国言語による情報発信がFacebookでも必要となってくる。まずはターゲットを複数決めてFacebookでの反応を確かめてみるべきだろう。
私はFacebook信者でもないし、もしFacebookより有用なメディアがあればそれを活用する。
しかしもし、この世界にFacebookがなければ、あなたは一体どんな方法でASEANの消費者にリーチしただろうか?
テレビCM? 雑誌新聞広告? GoogleアドワーズなどSEM? 現地イベント?
コストが掛かり過ぎる、手間が掛かり過ぎる、現地管理のリスクもある。
Facebookの有用さはこう考えることで見えてくるのである。
Facebook活用の事例はGoogleで「タイ Facebook活用事例」など国別で検索いただきたい。
ちなみに、B2Bで最も有効なメディアはFacebookでなく、Linkedin(リンクトイン)である。
当社でも成功失敗例それぞれをご紹介可能である。
(アジアクリック/高橋学)
こんにちは。アジアクリック シンガポールの高橋学です。
ASEAN6億人マーケットに向けて、スマートフォンアプリのPRを考えられている方も多いことでしょう。タイではiPhoneでインスタグラム、マレーシアではサムスンギャラクシーノートでフェイスブック、シンガポールではMRTでパズルゲーム、インドネシアではコンビニに集まりチャットアプリ、ベトナムは600円程度でネット使い放題で、フィリピンは自画撮りでFacebookなど、朝から寝るまでスマホでアプリは日本以上です。
ASEANでは、iPhoneでなくアンドロイドが6割と大部分を占めています。その理由は、8万円と高いiOSスマートフォン、タブレットを買える層が限られているためです。しかし、アンドロイドにもサムスンやOPPO、SONYエクスペディアなど高級スマホも多いため、アプリのターゲットをどの都市のどの層に置くのかは非常に重要です。
さて、今回はASEANマーケットにおけるアンドロイドアプリマーケティングで最低抑えておきたい事項を紹介します。
1,タイトル・説明分のSEOは、現地語と英語で。
〜基本は英語でOKです。しかし特定の地域に対するアプリ、つまりタイ語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語、カンボジア語、繁体字などがターゲット層によっては必要です。
2,ターゲットは「民族✕収入層」。都市インフラにも注意
〜ASEANは10カ国ありますが、民族は数百もあります。富裕層は華僑に多く、9割程度は華僑以外の現地人。またバンコクやクアラルンプール、シンガポールなどの大都市はWi-fiや3Gインフラが整備されていますが、他のローカル地方ではまだまだ。なんとか軽いWebサイトは見れる程度です。特に人口が多いからとインドネシアを安直に選ぶのではなく、首都ジャカルタや学生の多い主要都市などの地域特性を知った上での戦略が必要です。
3,PRは、アフィリエイトとブログなどメディアでの紹介も有効
〜ASEANでは、Google Play(Androidマーケット)以外にも、各社がリリースしているアフィリエイトサービスや、現地メディアやブログへの掲出も有効です。
4,ウケるアプリは「シンプルかつ気持ち良い」
〜アプリやターゲットによっても異なりますが、ASEANではゲームや写真系アプリ、チャットやSNSアプリが人気です。現地でも分かりやすい特徴のあるアプリを使い分けており、例えばゲームならCandy crush sagaと他のパズルゲーム、写真アプリならインスタグラムとセルフィー(自画撮り)アプリ、チャットならWeChatとカカオトークなど。いずれも使う理由が明確にあり、異なる習慣のあるASEAN国を通して楽で気持ち良い感覚を持てるアプリが人気です。
5,ただし、イスラムや民族問題など炎上に注意
〜ASEAN人口6億人の半数はイスラム教徒。また民族問題なども多々あり、現地事情に配慮した表現が必要です。
最近ではウルトラの父が「アラーと同じくらい偉い」と書いた幼児用の本が炎上したり、宗教政治民族の面でチェックが必須です。
6,アプリは無料が基本、しかしクレジットカードがなくても有料版は買う
〜カンボジアではほとんどのiPhoneユーザーが脱獄しているなど、違法に有料のアプリをダウンロードしている人も多いですが、正しいダウンロードでストレスなく気持ちよく使いたいというユーザーみ多いため、中国市場と異なり有料版の販売が十分可能です。しかし、日本同様まず試してみよう、無料はお得という気持ちは強いのでGoogle Playでのスクリーンショットやアプリ内課金など手段を多く持っておきましょう。ちなみに、クレジットカードを持っていない若者でもコンビニなどでGoogle Playカードを購入しています。
インドネシア人のスマホ画面。日本では見慣れないアプリが揃う。7,競合アプリの調査は、世界標準の英語で。
〜ASEANのアプリでは英語表記が普通に使われています。競合アプリを調査するときも日本で走られていないが世界で利用されているアプリ、例えば
Any doやMyTeksi、Linkedinなどを調べて流通しているアプリのマーケティング方法を事前に把握しましょう。
8,Wi-fiに頼るのは危険
〜ASEANは発展途上国です。登録なしで使える無料Wi-fiスポットは日本より多いですが速度は遅いです。Youtube動画は3Gではなく、Wi-fiに繋いでみます。ターゲット層が持っているスマートフォンや住んでいる都市を調査した上でアプリの仕様を決めるようにしましょう。目安になるアプリは世界で大ヒットしたCandy Crush Saga(Soda)です。
以上、ASEAN地域でのアンドロイドアプリのローカライズの基礎をお伝えしました。iOS向けアプリも基本の考え方は一緒です。
日本よりスマートフォンが多く使われているアセアン6億人市場に、貴社のアプリをローカライズし、シェアを広げてみてはいかがでしょうか。
(アジアクリック/高橋学)
昨今、中国に加えてASEANマーケットへの進出がますます盛んになっており、当社でもタイ・インドネシア・ベトナム・シンガポール・マレーシア・フィリピンの順にご相談を多く頂いています。
ASEANは10カ国からなる多民族国家群。アジア担当になった方は果たして何から勉強したら良いのか迷うことでしょう。
ASEAN10ヶ国、6億人、1000民族、そして多くの宗教や言語。今日はアジア担当になったらまず知っておきたい5つの事実を共有します。
タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどASEANの主要国は、数多くの民族で構成されています。具体的には中国系とマレー系、インド系その他原住民およびそれらの混血に分けられます。民族が異なれば、宗教が異なり、考え方や価値観が異なり、消費行動も異なるということです。
また、中国系民族は富裕層および中間層がが多く、その他民族は(ブルネイを除いて)中間層以下が多い傾向があります。
1国の中に複数民族がいるのですから、国や都市だけでなく、民族でマーケティングしましょう。
ASEAN諸国では、多くの国で主流宗教であるイスラム教徒とキリスト教徒の心理内で、キリストの解釈をめぐり衝突が起きています。具体的にはタイ各国境部、マレーシア、インドネシア、フィリピン南部で多く起こっています。また、政治も不明瞭な事件も多くストレスやデモの原因になっており、特にタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナムで起こっています。
宗教の衝突は民族間の衝突。以上の宗教・政治・民族についての勉強と理解は進めながらも、職場や広告等での扱いは慎重に且つ避けるべき話題でしょう。
ASEANにおいての華僑は、4〜5世代前にASEAN各地に渡ってきた子孫です。彼らは中国大陸人と一緒にされるのを非常に嫌います。マレーシアやシンガポール、インドネシアなど既に各国の正式な国民であり誇りもあります。一般的に中国系であることに誇りが置いているのではなく、一族の歴史と成功に誇りがあるのです。
英語で彼らを呼称するときに「チャイニーズ」ではなく、理解を示し「マレーシアンチャイニーズ」「インドネシアンチャイニーズ」などと呼ぶように心がけましょう。
多少乱暴な言い方になりますが、ASEANつまり東南アジアの原住民であるマレー系にはタイ南部民族、マレー人、インドネシアプリブミ、フィリピン人、ラオス人、カンボジア人、ブルネイ人の多くが、親戚として民族的に同系列となります。おおざっぱにいうと、彼らは元来、冬のない常夏の気候で育っており、寒さで死ぬこともなく、バナナやマンゴー、パパイヤといった食料にも困らない常夏の楽園といった環境でのんびり暮らしてきました。そこには四季のある日本のように、いつまでに何かをしなければならない、という習慣があまり根付かなかったのです。
だから私達日本人が、中華系でない東南アジア市民と接するときは私達の慣習やスピード感を押し付けるのではなく、郷に入っては郷に従うように余裕を持ちたいものです。
ASEAN地域の華僑も、マレー系民族も一族の繋がりを根本においた生活をしています。しかも広範囲に一族が散らばっており、一族の消息を知るために使われているのがFacebookです。子供が自身の父母にiPadをプレゼントして、孫の顔を見せる、といったことが普通に行われています。日本の老年層はFacebookを使ってないですから、どれだけ根付いた情報インフラになっているかは想像に難くないですね。ASEANマーケットにリーチするのに、この無料のPRツールを活用しない手はありません。
またB2Bでも、Linkedin(リンクトイン)というビジネス専用Facebookがどの国でもよく使われています。理由はASEAN市場のビジネスマンは英語ができるからです。企業同士の提携、取引、販路拡大に、日本にいながらビジネスネットワークを広げることができるのは活目に値することです。
いかがでしたでしょうか? これらASEANマーケットの特徴を掴んで、各国、各民族の理解へと進んで長い付き合いができるようにしてまいりましょう!
(アジアクリック/高橋学)
今日はアジア主要11ヶ国・地域で海外旅行にしたい事、情報収集に使うウェブサイトなど旅行者が実際にしている事に少し一歩踏み込んで調べられた情報をお知らせしたいと思います。
今回の調査のアジア主要11カ国は、ASEANに中韓と台湾香港、インドを加えた以下の国です。
タイ
ベトナム
マレーシア
フィリピン
シンガポール
インドネシア
インド
中国
韓国
香港
台湾
日本がとっても大好き!な国と日本でやりたい事は。。。
中国 ― ショッピング、観光巡り、たべ歩き屋レストラン巡り
タイ ― 写真撮影(観光地や街歩き)、ショッピング、たべ歩き
香港 ― ショッピング、有名レストランで食事、観光地巡り
台湾 ― 写真撮影、駅弁や学食、コンビニ、スーパーマーケット巡り
ベトナム ― ショッピング、世界遺産巡り
インド - 有名スポット巡り、ショッピング、5つ星ホテルに滞在
11カ国の中でも韓国が最も低い日本大好き度でしたがそれでも観光では人気の訪日。
全体的に日本が好きな結果となっています。
■トリップアドバイザーを利用
シンガポール
インドネシア
マレーシア
フィリピン
タイ
ベトナム
→口コミ対策、まずは自身についてなんと書かれているか確認しましょう。
■グーグル
シンガポール
中国
タイ
香港
台湾
トリップアドバイザー
ベトナム
タイ
マレーシア
フィリピン
シンガポール
インドネシア
→成果報酬型アドワーズ、また現地語でのSEOは定石です。
■フェイスブック
韓国
マレーシア
→この国以外も、Facebookは有効です。ただし、Facebook広告を使わないと知ってもらえないという仕組みです。
その他中国だけが利用は、シートリップ 窮遊網、微博
→Ctripにはツアー情報を、Weiboでは告知を行いましょう。
香港のみが利用は、discuss.com.hk backpackers.com.tw
インドのみが利用は、ウィキトラベル
タイのみが利用は、カプック、パンティップ、口コミ
→特にパンティップはSEOにもなります。Facebookと合わせて使うと効果的です。
これらの情報を上手く利用して今後のインバウンドマーケティングに活用していただけると幸いです。
※出典:NNA の カンパサール 4月号よりアジアクリックが説明、解釈して構成。
日本有数のマーケッター、神田昌典氏によると、5年後の2020年には、中間層において日本消費市場はアジアの1%にしかならないそうです。
2020年にはその1%の国内マーケットを日本人が奪い合っている状態になるということです。
残りの99%は、中国やタイ、インドネシアといったアジアマーケット。
これから残りの99%を取りに動かないと、後々、私達日本企業のみならず政府自治体の収入に大きく関わります。
では今、どこから始めたらいいのでしょうか?
私達日本人には、3つしか取る選択肢がありません。
まず、中国市場を考えることでしょう。
そして、ASEAN市場を考えること。
最後に、インターネットでで売ること。
ひとつひとつ見ていきましょう。
13億人という世界一の大市場は、これからもますます魅力的です。
しかし、チャイナリスクは今でも変わらず存在し、今中国国内市場は通貨でも、ルールでも、外国企業や中国内旨企資企業とも、ますます競争が激しくなっています。
反面、唯一アジアから日本人在住者がが減っているのが中国です。
では日本人のビジネスはどうするか?
インターネットで販売促進を行うことです。
しかも、中国に打って出るのではなく、中国人観光客やビジネスマンに対して、WeiboやLinkedinといったソーシャルメディア、ホームページ、スマホを使って、PRを行うことから始めるのです。
6億人、10ヶ国のASEAN。中国と異なって親日であり、またAEC(アセアン経済共同体)が今年発足し、国境を超えより1つの6億人マーケットとして魅力は増していきます。
しかし、どこから手を付けたらいいのでしょうか?
外国人に買い続けてもらうには、基本は「高品質、またはデザインが優れている」商品・サービスです。あなたの商品・サービスが受け入れられやすいと思われる複数市場、バンコクやジャカルタやホーチミン、クアラルンプールなどで同時に小さくテスト販売を行ってみましょう。
試行と小さな失敗を量産するのです。
ざっくり中国6億人+ASEAN2億人、合計8億人にあなたのPCやスマートフォンからアクセスできます。ホームページを通して、そして中国ならWeibo、ASEANならFacebookなどのソーシャルメディアを通して。これは非常にコスト的に・時間的にリスクが低い方法です。失敗しない方法は今やネットを検索すれば出てきます。「小さく始める」「オンリーワンを突き詰める」「日本の質を売りにする」「SNSで見込顧客を囲い込む」などです。
インターネットを活用してアジア市場で成功するのは、簡単ではありません。
しかし、アジアという外国市場に出て行って成功するのは、もっと簡単ではありません。
私はインターネットという文明の利器、現在のインフラを活用しながら、自身の土俵で勝負することをお薦めします。
インターネット>インバウンド客を日本で獲得>アジア現地に進出 です。
失敗しないために、この順番を経ましょう。
いずれにしても日本市場だけでは行きていけない時代になりました。世界2位の経済大国、1億3千万人という内需型の大人口。働くを至上主義とする終身雇用やサラリーマン部隊。今までの日本経済が素晴らしすぎたのです。もしあなたが発展途上国の小国に生まれていたら、豊かな隣国に出向いて商売をして生き抜いてきたことでしょう。
日本の夢の時代は終わりました。
次は、アジアの夢の時代です。
それに気づいているあなただからこそ、中国・ASEAN・インターネットの3つが大きな生き残りの選択肢となるはずです。
(アジアクリック/高橋学)
前回、日本以上にFacebookが広く使われているASEANマーケットでは、Facebookを活用するのがB2Cにおいて有効だと説いた。
1,消費者の囲い込み(Facebookファンの獲得)
2,ファンへのブランディング
3,ファンへ購入機会やイベントの告知
4,更なる新しいファンの獲得(口コミ)
5,ロイヤルカスタマー化
今回は具体的にFacebook活用方法1〜5を説明していきたい。
どの市場の誰が自社商品に反応があるかわからない。そんな声をよく聞くからこそ、まずはタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなどASEAN主要国向けにFacebook広告を打ってみよう。現在の1いいね!獲得単価は30〜60円ほどだ。
結果、ファン属性→リーチ数→エンゲージメント数を見て、どの都市のどんな民族に自社商品・サービスが有効なのかが見えてくる。
もっと深堀りしたければ、アンケートキャンペーンを行ってみよう。
当初は英語だけでも構わない。いずれも、無料で・かつ自社でできる内容である。
Facebook上での数ヶ月のファン集め及びファン分析、ヒアリングが一段落して自社Facebookファンが何を望んでいるか見えてきたら、ファンの需要の解決を行っていこう。
具体的には「お役立ち情報」を連載するのである。
商品が車なら、車で行ける楽しい場所の提供や、
商品がラーメンなら、ラーメンに合う組み合わせの提案、
商品が観光地なら、お土産情報など
ファンが何を望んでいるかによって変わっていくが、Facebookは「感謝と応援のメディア」であることから顧客の課題の解決を投稿とコメント欄でのコミュニケーションを通して行っていくことがブランディングとなっていく。
ブランディングをしつつ、5日に1度位の頻度で購入の機会を提示しよう。
どんな素晴らしい商品も、手に取る機会がなければ買いようがない。毎日ではうんざりされてしまうが、5投稿の内1投稿は、お店の周辺の紹介、イベントやキャンペーン告知をしていこう。その際も前項「顧客の課題解決」志向であること、その商品を購入すると何が解決したり何が変わるのかを示すことが重要である。
顧客・ファンの課題解決をしていくと、どうなっていくだろうか。
「このFacebookページ・商品はいいよ」とFacebook上で口コミが起こるのである。
一説に、他人からの推薦は自己推薦の何倍もの信頼を生む、とある。まさに自身の家族友人から知らされたお墨付きによって、あなたのFacebookページに更なる新しいファンが集い、変わらずFacebook上で可能な課題解決という名の投稿とコメント欄でのコミュニケーションを行っていく。
Facebookだからといって、対面で行う営業活動と変わりはないのである。
しかし、日本からブランディング及び顧客の忠誠度を上げる活動ができる。
最終的に、いかに自社商品を愛し、リピートし、新しい顧客を紹介してくれる大ファン=ロイヤルカスタマーをひとりひとり増やしていけるかが、ASEANに限らず企業活動の最終目的の一つである。Facebook上に限らず、応援してくれるファンには御礼のメッセージを送ったり、サプライズとして御礼の気持ちを贈ったり、一般のファンより優遇しよう。2:8の法則もある通り、ほんの僅かなロイヤルカスタマーが、ほとんどの売上に貢献してくれるものである。彼らが、一般のファンと同じ扱いなのは、ロイヤルカスタマーの心理として不公平というものである。
Facebookの機能、ASEAN諸国における中間層への浸透率がこれら1〜5の「顧客を見つけ、育てる」ことを可能にする。
Facebook広告を使わざるを得ないという制約はあるが、その他は無料で使え、かつ見込顧客獲得の費用対効果は、現時点でGoogle広告と並んで最も高いメディアである。
掲示板の役割を果たす現地向けホームページと合わせて、顧客を見つけ仲良くなれるメディアであるFacebookページを開設し、日本からASEANへの一歩を踏みだそう。
(アジアクリック/高橋学)
シンガポールのマーケティング企業「アジアクリック」
昨今アジアが注目され、個人と企業の働き方が見直される中、
■オンラインで繋がるアジア中の仲間たち
究極の自由空間であるオンライン上で機会を見つけ、最大化し、
※アジアクリックの理念〜 ”Click with Asia” 知る・繋がる・うまく行く、そして生まれる。
アジアでは経済が著しく発展する一方で、社会が、人が、
■多様性と距離を受け入れるために、ノマド(在宅勤務)
こうした高橋氏の信念は、
実際、アジアクリック社員の平均年齢はおおよそ28歳であり(
加えて、もう一つのアジアの特徴は、多様性であり、
■10ヶ国20名の多国籍チームが、
勿論、理想だけで終わらず、
日本人だけではASEANのことは出来ません。
もしこれをご覧いただいている方が単なる成長ではなく、
地球規模で様々なパラダイムシフトが起こっている今、
では、何から・どうやって・どの程度のコストで…?
この質問に答えられる、
関税撤廃など6億人の一大市場ととなるAEC(アセアン経済共同体)発足を前に、粛々と準備を進められている方も多いのではないだろうか。
今回は最も多いご相談である「ASEANで自社商品を売りたい」そのために最も簡単で定石な2通りのPR方法をご紹介する。
ASEAN全体に同時PRできるのはズバリFacebookだ。
次に強いのが各国毎のTVCM。しかしこれは膨大な金額と制作労力がかかり、各国毎に対応せねばならない。
日本以上にFacebookが広く使われているASEANマーケットでは、Facebookを利用して
1,消費者の囲い込み(Facebookファンの獲得)
2,ファンへのブランディング
3,ファンへ購入機会やイベントの告知
4,更なる新しいファンの獲得(口コミ)
5,ロイヤルカスタマー化
が可能である。
特にどの都市のどんな顧客にターゲティングしたら良いか不明な際は先にFacebookページを開設し、Facebook広告で集まったファンがどんな属性で、どんなコメントをしてきているかで初期のマーケティングを行おう。
しかし、FacebookはB2Cに有効だが、B2Bには向かない。
ASEANのB2Bで圧倒的な実力を示すのがLinkedin(リンクトイン)だ。
LinkedinはプロフェッショナルSNS。Facebookが一般人が利用するものとしたら、Linkedinは英語が流暢に使えるビジネスマンのためのSNSと言える。タイでもマレーシアでもインドネシアでも、もちろんシンガポールでも英語でLinkedinを使えば殆どのASEANの大企業の社印と繋がることができる。そして商談のアポイントメントを取るのが目的となる。
1,自身のプロフィールを英語で充実させる
2,詳細な属性検索でビジネスパーソンを検索
3,友達申請を送る
4,ビジネス目的のメッセージを送る
5,アポイントメント成功、商談へ
相手が英語ができるというのは私達日本人にとってコミュニケーションが取りやすいし、且つLinkedinでは相手の興味などが事前にわかるため、準備や提案も行い易い。表現を選ばなければLinkedinはビジネス版出会い系サイトと考えれば分かりやすい。商談後も人脈ネットワークが確保でき、広がっていくのもソーシャルネットワークメディアとしての利点だ。
ASEANで何をしていいか悩んでいる方は、ぜひはじめの半歩をSNSから進めてみて欲しい。
(アジアクリック/高橋学)
東京からASEANに飛び出して以来、
ひとり暮らしアパートで2,3万から。1ヶ月も1日だって契約OK。1ヶ月ほどASEANに飛び出してタイでもベトナムでも、好きな国で暮らしてみませんか?
(アジアクリック/高橋学)
こんにちは。
シンガポール企業ロミスの竹内CEOより、当社代表高橋へ下記のご推薦文をいただきました。
これからもスタッフ一同、ASEAN市場ノウハウの伝道に努めてまいります。 どうもありがとうございます!
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高橋学氏は、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアなど週替りでASEAN10カ国を周って現地に密着、各マーケットの最新状況に精通している東南アジア市場の専門家です。
英語、中国語、インドネシア語を話し、華僑や現地民族の人脈ネットワークを持っています。
高橋学氏が得意とするのは、それら複数国へのPRや市場調査。
最近ではJETROのアセアンキャラバンのPR担当や、JNTO日本政府観光局の新市場調査を担当。日系企業のみならず現地企業のASEAN展開をサポートしています。
現時点で、高橋氏は日本人として唯一のASEANマーケットの専門家であり、氏が足で稼いた現地ネットワークと現地事情への精通は、貴社のASEANビジネスの方向を示し、氏のアドバイスによって、新興市場でのリスクを最大限回避できることでしょう。
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(アジアクリック高橋学について)
東京商工会議所 国際展開アドバイザー、ABC会(全国ホテル旅館協会)、銀行での講師など講演実績は100回以上。月
刊「広報会議」やリクルート・キーマンズネットにASEAN記事を連載。
著作に「さあ、東南アジアビジネスをはじめよう!成功のカギはソーシャルメディアの使い方にあり」(インプレス社刊)がある。
(Amazonや楽天から購入 http://amzn.to/1FfciGN)

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