シンガポール特派員のHinaです!
アジアでビジネスをスタートさせて、ローカルスタッフを雇うと必ずといっていいほど文化の違いに驚く事が多々あります。
いくら同じアジア人同士といえども、日本では当たり前の言動だけとアジア人スタッフにとってはとても理解不明に取られる事もありチームワーク構築に影響を与えてしますこともあります。
今日は海外にある日系企業で働いたことがあるアジア人の中でも特に繊細なアジア人女性をターゲットにして、日本の文化について違和感を感じた事や体験談について書いてみたいと思います。
日本人上司ってどう見てるの?
ミャンマーアジア女性からの意見は、「日本人の社長にみんなの前で怒られて、感情的になってしまい泣いてしまった事があります」と人前で怒らないでほしいとミャンマーアジア女性。
「日本人上司(スタッフも含めて)もっとミャンマー人を理解して接するべきです。日本人と同等に人前で怒られるのはミャンマー人にとってとても傷つく事なのです」
ポイント!このような事が重なるとせっかく良い人材も離職を考え始めるきっかけになってしまう事も有りえますね。
ベトナム人アジア女性は、「日本人の上司は はいはい と答えてくれるスタッフを可愛がって、ノー と言ったり反論する事を嫌がるように思います。私は全くこのスタイルを好きではありません」
「会社やチームの事を想って意見を出しているのだから、みんなが自由に討論できて一番ベストな解決策やアイデアを創り出す方が本当は好きだし会社やチームにとってもとてもいい事だと思います」
ポイント!せっかくローカルスタッフがいるのだから日本人にはないアイデアやその国にあった意見を柔軟に取り入れるスタイルが出来る上司がすかれるのでしょうね。
別のベトナムアジア女性からは、「仕事を上司が与える時にいるも誰が担当なのか、優先順位が分からなかったりしてとても混乱させられます」
「細かい仕事の指示をしてくれないので、誰かがやっているのだろうと思っていたり、優先順位が分からずその仕事は結局その日に何も出来ていなかった事もありました」
ポイント!アジア人は文化が違います。日本人と同じ理解をしてくれるとは限りません。細かすぎるほどしっかりと指示を出しコミュニケーションをしっかり取った方が良さそうですね。また途中で声をかけて問題がないか聞いてあげる姿勢も大切です。
日本人のここが変だよ!ってどんな時?
インドネシアアジア女性からは「食事もせずに働くなんて信じられない!」「残業ばっかりしておかしい!」「日本人の行動が全く理解できない!」
日本人のお友達が過労のため病気になったのを同じオフィスで見ていてそう感じたようです。のんびりインドネシア人には当然ながら理解できないですよねー。
バンコクアジア女性からも「残業意識はタイでは考えられない!」「仕事中毒!」「家に帰りたくなくて仕方なくオフィスにいるように見える」
上海アジア女性も「自分の生活スタイルを崩して仕事に全てをささげるスタイルはありえない!」と同じ意見が続々と各国のアジア女性から出ていますね。
ではアジア女子は働き者と思ってないの?
日本人は残業や無理な仕事スタイルばかりしておかしいという意見が多かったのですが、では自分達の事を勤勉だと思っているのでしょうか?
「私達はとっても勤勉ですよ!」と言い張るのは、上海、ベトナム、中国。もちろん人により勤勉です!と言い切れない人もいると思いますが。笑
この日本語 意味が分かりません!って??
「大丈夫です」ってYesかNoか分からない時が多い!
「時簡にルーズ」って日本人が時間に神経質なだけですよー!
「年功序列」なんて仕事の出来るレベルと何が関係あるの??気を使って疲れる。。
「笑ってごまかす」微笑の国タイでは微笑むのは謝っているという意味ですよ!
「チームワーク」って、ベトナム人は集団で創る仕事は苦手です!
「期日を守る」マレーシアでは時間も日付も守る習慣なんてありません。マイペースですよ。
いかがでしたか?
せっかくアジアに進出したら、各国の文化をしっかりと理解して、受け入れてあげて、現地のローカルスタッフの良い習慣を上手く利用した仕事のスタイルをする上司になるべきですね!