マガンダング ハーポン!(こんにちは)
フィリピンの首都マニラから、フィリピン特派員オムです。
今年人口が1億人を超え、平均年齢23才、つまり半数の約5,000万人が23歳以下のフィリピン市場。今日は同年代の私が、メトロマニラにおけるスマホを使ったショッピング・商品サービス選択事情をシェアします!
1)価格をネットでまず確認、質の確認のため実店舗購入多し。
フィリピンでは買い物をする時は、ネットなど色々なサイトにアクセスし、一番安く買える所を探してその場所に実際に行きます。今、ネットで物を買うという方法もあるのですが、やはり品の質などネットでは分からない部分もありますので、多くの人はモールなどお店に実際に行き買う人が多いですが。
2)もっとも食いしん坊なフィリピン人。
フィルピン人は食べることが大好き。 食べ物の情報などはFACEBOOKなどのファンページでいち早くチェックします。そして実際のお店に行き、食べたいものを見て決めます。観光庁の訪日外国人観光客調査でも、フィリピン人がベトナム人と並び、訪日時の総支出に対して最も飲食にお金を使う比率が高いことが分かっています。
3)スマホはショッピングから授業、ビジネスまで必需品、価格も5,000円程〜。
今どの国でもスマートフォンは必需品ですが。フィリピンでも同じです。スマートフォンはどんな情報もいち早く手にすることができます。例えばショッピング(買い物)する時のお店探しや、学生にとっても、必要な予習と復習のためにファイルを保存したりすることができとても便利なためフィリピン人にとってスマートフォンはかかせません。チェリーモバイル等金額も5000円程度からあります。
今フィリピン人はお金を貯めるより使うようになっています。
スマホでショッピング、お得を求めて、ますます日常になりそうです!
(アジアクリック マニラ特派員/オム)
こんにちは、フィリピン担当のオムです。
前回は、フィリピンのFacebook事情についてお伝えしました。
しかし、おしゃべりなフィリピン人が使っているのはFacebookだけではありません。
今日は現地の代表的な3つのSNSアプリをご紹介します。
Retricaは写真編集アプリケーションの一つです。
皆さんもお気づきになっていると思いますが、フィリピン人は大の写真好きです。
授業中、イベントというように、どの時でも間があれば写真を撮っています。
このような写真好きな私達に欠かせないのがRetricaです。
このアプリケーションは撮った写真の背景など変えることができ、また最高で6Shot次々と写真を撮ることができます。
すごく簡単に誰でも安全に使用できます。
Camera360との違いは、Retricaは顔はあまり編集せずに、背景だけを変える事ができます。
また背景の種類も沢山あります。
Camera360も同じような機能なのですが、顔がすごく編集されることが多いのです。
自然体が好きな私達はCamera360をあまり使用しません。
Twitterもフィリピンでは有名なアプリケーションです。
私達は、Twitterを通して新しくヒットする言葉、番組などを知ります。
この使い方は#(ハッシュタグ)を使います。
例えば…
#を使うことによって今、何がヒットしているのかを知ることができます。
では、なぜネット検索ではなく、Twitterを使うのか?
その理由は、Twitterの方が今何が人気かすぐに検索できるからです。
ネット検索ですとすぐには出ず、また新しいページなどを開いてから出る場合もあります。
しかし、Twitterだとアカウントにログインをすれば、今何が最も人気かがすぐに出てきます。
また今フィリピンのどの番組でも#~というものを目にすることがあります。
このようにどの番組もTwitterを有効に使って番組宣言をしています。
写真共有SNSのInstagramでは、フィリピン人は写真好きという理由もあって、今日あったできごとを沢山載せてドキュメンタリー風にもしています。
特に多いのが友人との写真投稿。
そして最も多いのは食べ物の写真です。
今どういう食べ物を食べているのか他の人にシェアします。
しかしインスタグラムは未だビジネスには活用されていません。 ビジネス活用の多くはfacebookです。
このように、感情と家族友人、これら2つがフィリピンでのソーシャルメディア活用ならびにPRのキーワードなのです。
(マニラ特派員/オム)
当社では、Facebook運用代行を中心とした訪日・現地PR、現地調査、現地営業代行で日本の皆様がアジアを知り、アジアと繋がり、アジアでうまく行くお手伝いをさせていただきます。 アジア市場のビジネスはお気軽にご相談下さい。
人口1億人を超え23歳以下が半数を占めるフィリピン。人も活気もますます暑い、メトロマニラから最新スマホ事情をお知らせします。
■大学生はスマホやタブレットだけ持って通学〜黒板はスマホの高性能カメラで記録
マニラの大学生の9割以上はスマートフォンを持っています。理由はパワーポイントで授業を行うことが多く、配布資料や黒板の記録をタブレットやスマートフォンで行わなければならなくなっているからです。日本の大学以上ですね。
しかしスマートフォンは1万円〜と高額なため、大学生の中には食費を削ってまでスマホ代を貯めている学生も少なくありません。しかも授業の資料を撮影することが多いため、5メガピクセルなどカメラの画質を競い合っています。
■スマホを選ぶ決め手は価格と”セルフィー”
カメラの画質が決め手になっているもう一つの理由は自分撮り”セルフィー”です。通常スマホの裏に付いているカメラはもちろん、スクリーン側に付いているカメラの画素数も価格につぐスマホ選びの基準です。現在ではメイン8MB、フロントVGA以上が主流のようでiPhone5より低いです。
もちろん、撮った写真はFacebookやWeChatなどで友達にシェアして自己顕示します。
■持っているスマホブランドで収入を判断されるフィリピン
フィリピンでは月収2〜3万円のが平均なため、どのスマートフォンを持っているかでその人の立場を判断します。iPhoneは8万円ほどするため最上級。そしてSumsung、Sonyエクスペディアなど高級ブランド、Huawei、LG、HTCなどアジア外国ブランドが続き、現実的には8000円〜ほどから買えるCherry mobileやO+などフィリピンブランドに落ち着くようです。
■スマホは家族友人とSNSで繋がるため。キーワードは”OFW”
では、彼らフィリピン人はスマホで何をしているのでしょうか?答えは海外や遠隔地にいる家族親戚友人と連絡を取り合うためです。フィリピンの人口の1割はシンガポールや香港など海外で家政婦や専門職として出稼ぎをしており、実にフィリピンのGDPの約半分の430億USDを送金していると言われています。海外にいる彼ら”OFW”、海外労働者と何で連絡を取るか?電話?いや、お金もかからず写真などで日常的に消息を取り合えるFacebookですね。昨今ではFacebookの無料通話機能もフェイスブック利用を後押ししています。
■人といてもスマホを手放さないフィリピン人。ビジネスシーンでも必須の道具、家族主義の象徴としてのスマホとSNS
フィリピン人と一緒にいると、日本以上に気にせずスマホをいじる姿が多く目にされます。マナーが悪いようですが前述のとおり家族友人と連絡を取っているという認識のようです。
ビジネスシーンでも10年以上前から使われているヤフーメッセンジャーはじめ、電話・Gメール・エクセルなどマイクロソフトオフィスをみるためにスマホは大活用されています。Facebookをオフィスで見たりいとこのウォールにコメントしたりすることも忘れません。
フィリピンでは警察も役人もその他職業も地縁・血縁で繋がっている人治社会で、依存しあっています。
このように、フィリピンではフェイスブックの他、カカオトークやWeChatなどチャットアプリも人気ですがLINEは人気がありません。なぜでしょうか? こちら家族友人知人と繋がるフィリピンのソーシャルメディア事情については次回お伝えしたいと思います。
(アジアクリック/高橋学)