ASEAN主要7カ国+インド マーケットの入口

【ASEAN市場】Facebook運営方法は、ローカル化が鍵

こんにちは。シンガポールから高橋です。
ASEANに向けてのプロモーションの一環としてよく聞かれることに、タイ•マレーシア•シンガポール•インドネシアASEAN4市場などに向けたFacebookを活用した「同時プロモーション」があります。
今回はASEAN複数国でFacebookを運用する方法を共有します。

◾︎ASEANで有効なFacebookでの商品PR

ASEANでも通常のプロモーションは、Facebookだけでなくホームページとキャンペーンや現地イベントと組み合わせて行います。Facebookを活用するのは現地の新しい顧客層にリーチし、告知し、ファンをロイヤルカスタマー化していくためです。実際、FacebookはASEANでも有効で、新しい商品サービスの市場導入のためのコストパフォーマンスは随一でしょう。
◾︎Facebook運営はローカル化が鍵
しかしながらASEANも外国、多民族・他宗教なだけに押さえておくべきポイントも。

下記にまとめてみたのでご参考ください。

|対象|言語|宗教|PRポイント|炎上ポイント| |--|--|--|--|--| |タイ人|タイ語|仏教|写真動画、派手|政治王家| |マレー人|マレー語|イスラム教|快適|宗教| |マレーシア華僑|英語またはマンダリン|仏教道教、キリスト教|ハイソ|民族政治宗教| |シンガポーリアン|英語またはマンダリン|仏教道教|民族格差| |インドネシアプリブミ|インドネシア語|イスラム教|口コミネタ|宗教、民族| |インドネシア華僑|インドネシア語|ハイソ|宗教、民族、政治|

以上の通り、Facebookを各国の言語で運営しないと効果は薄いでしょう(英語話者、つまり各国の一流ビジネスマンを狙うならありですが、それならLinkedinの方が有効です)。また、民族ごとに響くポイントや避けるべき表現など特徴がありますから、知らないと炎上する危険性も高くなります。もちろん、Facebookだけでなくホームページやセールスツール制作時にも現地のルールがあります。
予算や人員の都合のため、当初は英語だけでの運営でも良いですが、ターゲットが決まってきたら言語と発信内容を切り替えコンバージョンを高めて行きましょう。
(アジアクリック/高橋学)
【中国大陸でFacebook解禁迫る!!】
中国、Facebookをまもなく解禁か

中国、Facebookをまもなく解禁か

こんにちは。ご無沙汰しております、下垣です。
日中韓三カ国共同事務局で開催されたYoung Ambassador Programに参加し、一昨日韓国から帰国しました。

プログラムには主に日中韓、いずれかの国籍を持つ学生が参加し、東アジアが近年抱える安全保障と歴史認識問題について議論して参りました。その中で一つ興味深い事実を知ることが出来ました。ついにFacebookのオフィスが北京に出来たのです!!

丁度4年前の夏休み、北京大学に短期留学した際に北京大学の一部の学生がアメリカのサーバーを使用してfacebookをはじめ海外のネットワークを積極的に、しかしながら秘密裏に活用していたこと、彼らの情報獲得意欲の強さに衝撃を受けたことを今でも覚えています。
加えて、海外留学を経験し、中国に帰還した中国人の中で「せっかくできた友達とFacebookで繋がりたい」という気持ちが次第に音を立てて大きくなっていたことにも日々驚かされていました。

そうした中で、ようやくfacebookは中国政府と対話を重ね、着々と中国大陸での解禁に向け駒を進めています。
実際、今回のプログラムの参加者の一人がfacebookオフィスに招待されていました。海外とのネットワークを持つ学生をオフィスに招きfacebookの啓蒙活動も既に進めだしています。

13億人の消費者とfacebookを通じて繋がる未来がもうすぐそこまで来ているのです。

故に、fast moverになるためにも、今この瞬間から中国大陸におけるfacebook攻略、はじめませんか?
アジアクリックにどうぞお気軽にお問合せ下さいませ。

また、facebook中国大陸進出に関してよくまとまっている記事がこちらにあったので、ご紹介させていただきますね。
http://www.bloomberg.com/news/2014-07-04/facebook-said-to-rent-beijing-space-in-first-china-office.html
(アジアクリック/下垣)