ASEAN主要7カ国+インド マーケットの入口

タイで「本物の」日本コンテンツ産業が成長中! 3つの成功事例を紹介

2025年2月8日(土)~2月9日(日)に、バンコク都心の百貨店セントラルワールドを会場にアジアでも最大級のオールジャパンイベント「ジャパンエキスポタイランド(Japan Expo Thailand 2025)」が開催されました。

ジャパンエキスポタイランドとは、日本のアニメやゲーム、アイドルなど、日本のサブカルチャーに特化した東南アジア最大級のイベントです。タイにおいて観光や貿易だけではなく、コンテンツ産業が日本にとっての一大産業に成長している様子が目に見えるイベントでした。

今回は、タイ現地での日本サブカルビジネスの成長と、3つの成功事例をご紹介いたします。

タイでのコンテンツ産業の成功事例

①任天堂「ポケモンユナイト タイ版」では、プレイヤーの課金額が日本の1.8倍*、任天堂公式ショップも昨年11月にバンコク都心にオープンしました。
タイのビデオゲーム市場は東南アジア1位・世界でも20位の規模に達しています。タイ人は歴史的・文化的背景から傾向的に「射幸心」をくすぐられることに弱いです。

②バンナム運営の「ガンダムベース タイランド」では、来店客単価推定が5,000円前後と高付加価値ビジネスモデルを確立しています*。
ちなみに舶来品となるタイでのガンプラ価格は日本の2倍ほどですが、ガンプラの中華製の偽物がはびこるタイでも、ガチなファンは価格が倍でも本物を選びます。

「アニメイトバンコク」では、開店初年度から黒字化しており、決算情報からその後も高い売上と顧客単価を保っています。
全体の売上の2割をアクティブな顧客の4.5%が生み出しており、その月間購入平均単価は1万円前後と推測されます*。 アニメのキャラクターに限らず、タイ人男性ならアイドル・タイ人女性ならBLへの傾倒もトレンドとなっています

これらの事例が示すように、タイは日本企業が持つコンテンツ制作力とブランド力を最大限に活かせる戦略市場として急成長を続けています。 キーワードは「高価でも本物」ですね。
タイ人は偽物ではなく本物を保有する価値に誇りを持ち、タイ政府も知的財産保護制度(IP登録制度)にも積極的なため、メイド・イン・ジャパンの製品は偽造品に悩むことが少なく、IPビジネスを横展開しやすいです。

2025年もタイをはじめ、シンガポールやインドの各都市でも、日本関連のイベントが数多く開催されています。
(リンクはアジアイベントリストのGoogleスプレッドシート)

現地でのコンテンツビジネス支援についても、お気軽にご相談ください。

アジアクリック 高橋学
*印は各種データからの当社調べ

インド旅行博商談会「OTM2025」レポート

2025年1月30日(木)~2月1日(土)まで、ムンバイのJio World Convention Centreにてインド旅行博商談会「OTM2025」が開催されました。

現地で感じたインド市場をレポートいたします。

①日本を含めた各国NTOが集結

2024年のインドからの訪日数は23万3,000人で前年から40.0%増加しています。大きな可能性を持つ海外旅行マーケットを狙って、韓国から欧米諸国・ケニアまで世界中のNTO(政府観光局)が参加しました。
日本からもJNTOを主体に、東京や広島・鳥取などの自治体や各地のDMCが参加、ミャクミャクもインドで関西万博をPR。

②インド人の海外旅行は二分化

インドからの海外旅行は、遠く高価な日本や欧米と、近く安めな中東や東南アジアに大きく二分され、中東カタールや、タイ・ベトナムが人気です。
日本への反応は、テクノロジーが進んでおり、自然が美しい国との認識で、中でも新幹線や樹氷の反応が良いです。
インドにも北方には雪山の美しい観光地があったり、花々が美しい観光地もありますが、日本は全く別のディスティネーションとして認識されており、また東アジアの観光客と異なり、日本の知識がまだまだ少ない状況もあるため、皆様が他国にPRしているように、インドに向けても当初から単なる桜や紅葉、雪だけでない+アルファのあるユニークさ(桜と花見弁当、紅葉と電車貸し切り、雪と雪遊び)などを写真と動画で伝えていくのが効果的です。

③インドは州により、宗教により行動が異なる

インドは州により、言語や主要宗教も異なってきます。
今回のOTMはインド民族のるつぼ、コスモポリタン商業都市のムンバイで開催され、比較的インターナショナルで自由な旅行スタイルが受け入れられていますが、毎日毎食カレーが基本のデリーを中心とした北方はカースト・ヒンドゥーの色が濃いためより歴史的・宗教的配慮が必要です。
そういった意味でおそらく日本人が最も攻めやすいのは欧米旅行に慣れたムンバイの裕福な層と、バンガロールのインセンティブ旅行団体でしょう。

このように、インドは東アジアや東南アジアとも訪日スタイルとPR手法が変わってきます。
当社は、「安いインバウンド」を避けるために、日本の地方の価値が分かり理解できるハイソな訪日層向けに「高付加価値なインバウンド」を推進しています。
インドだけでなく、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピンの訪日事情について、詳しくはお気軽にお問い合わせください。

アジアクリック 高橋学

TITFタイ国際旅行博レポート~団体旅行・FITの人数と価格に変化が~

去る2025年1月16日(木)~19日(日)まで、タイ・バンコクのQueen Sirikit National Convention Centerにてタイ国際旅行博TITF2025が開催されました。

いくつか、タイ市場の変化に気づきましたのでレポートいたします。

 

①中国大陸・台湾・香港・マカオの人気がすごい

TITFでは、日本だけではなく中国大陸・台湾・香港・マカオがPR大攻勢、各国NTOはお寺詣でや伝統工芸DIY、チアリーディング、無料スイーツなど趣向を凝らした仮旅行体験を提供しています。
(タイ人入国イミグレ問題が続く韓国は、今年は不参加です。)

特にこれらの中華系東アジア諸国は、ツアーの価格も九州などを除くと日本のほぼ半額以下となっており、他の東南アジア同様人気となっています。

 

②団体旅行もFITも少人数化

各旅行会社へのヒアリングによると、訪日旅行だと団体旅行でもこれまでのような30名とかではなく、十数人程度の小グループが見られるとのことです。

中華系東アジア諸国に旅行者を取られた結果、申し込みが少なくなって価格も上がる、という悪循環を生んでいるように思われます。

また、家族友人単位のFITでも少人数化がみられるようです。

 

③訪日市場の動向

日本の地方の中では、タイから近く、2万バーツ台〜と安い九州の売れ行きが良いです。

九州は、これまであまり人気だったわけではなくタイ人にとってまだ「Unseen」であることが安いことも相まって人気の様子。

逆にタイから直行便がなく、遠い東北地方は、コロナ禍前に比べて新しいディスティネーション群に押されがちな状況です。

6万バーツ台からと、時に欧州より高価なこと、タイ市場ではすでに過去より人気で一巡したことも人気低下の原因と思われます。

 

日本はタイ人の海外旅行先として未だ一番人気ですが、ミドルハイ層では、気球体験トルコ・英仏伊欧州ツアーが人気上昇中、北米ツアーも増加中です。

 

以上、タイでは中華系東アジア諸国との差別化や、価格の納得性に対する課題が出てきています。

タイもシンガポール同様、高付加価値旅行への取り組みを行うタイミングが来ているのかもしれません。

→当社の高付加価値市場への取組みについてはこちら

 

タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピン・インドの訪日事情について、詳しくはお気軽にお問い合わせください。

アジアクリック 高橋学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイ・シンガポール・インド観光・物産博覧会イベント一覧 2024-2025

各国で定期的に開催されている観光と物産のイベントをこちらでまとめました。(随時更新、ブックマークをお勧めします。)

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1LFcG40hYroWVmLzXhVSaETMagCJWtzrpzZqCZQDhc0g/edit?usp=sharing

当社アジアクリックでは、現地に駐在スタッフがおり、イベントへのブース出展・ブース運営はもちろん、物産の場合は食品輸出手続きのサポート、輸送手配、現地配送までお手伝いさせていただいています。

また、イベントに合わせての現地視察やセールスコールなどもよくご相談いただく内容です。

来年度に向けて、現地での活動をご検討の際にはご連絡ください。

イベント出展についての費用やどのイベントがお勧めかなど、お気軽にご相談いただければと思います。

皆さまのお役に立てば幸いです。

東南アジアでのオンライン展示会事例  ~東南アジア各国でデジタル日本博が開催~

東南アジアでもコロナ禍でオンラインイベントが進みました。

単独実施ではなく、オーガナイザーが自治体や団体を集めて実施していた従来の旅行博スタイルをオンラインに置き換えたイベントを、タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピンの順で紹介します。

 

●タイ向け

・バンコク日本博2020オンライン

 

トラベル(旅行会社、自治体、テーマパーク、鉄道会社など)/食(飲食店など)/モノ、伝統工芸(物販(食材等)、伝統工芸、地域特産品など)/コンテンツ(アニメ、マンガ、映画、テレビ、ゲーム、音楽など)/学校、日本留学(日本語学校、専門学校、大学、高校、不動産会社など)/企業、就職(採用目的の在タイ日系企業&日本の会社、人材紹介会社)などが参加。

資格一部、生放送でも冗長で手持ち無沙汰を感じたり前打合せが不十分だったのか、出演者がはるか遠くで視聴者は画面上でよく見えなかったりしており、チャレンジングな先行事例ながら生放送を主体とする場合のオンラインイベント運用の課題が明確となった。

https://www.youtube.com/channel/UCXHu32-CE6QuVklxkoPIT0w

 

●マレーシア

・Japan Expo Malaysia

2020年7月18・19日の土日にFacebookとYoutubeで行われたオンライン日本博。

芸能人のステージパフォーマンスを中心に、コスプレやロボット、武道、プロレス、寿司のスピード大食い等豊富なコンテンツで日本文化を紹介。バーチャルユーチューバーや著作権保護啓蒙、アイドルによるお勧め観光地等の紹介も。

ラッキードローはエアアジア航空チケットやニンテンドースイッチ。

https://www.facebook.com/japanexpomalaysia

 

・マレーシア政府観光局による日本人向け「マレーシアグルメ座談会」

 

スライドを使ったグルメ紹介と、4人のプレゼンテーターによるおしゃべり、参加者のチャットを見ると関係者がほとんどで、ターゲットへのリーチが課題。

1,236 回視聴•2021/04/24 にライブ配信 621共有保存

 

●シンガポール向け

・The Japan Rail Fair

 

日本とシンガポールをつなぎ、日本の観光情報を「訪日ウェビナー」「ワークショップ」「鉄道や旅行気分のバーチャル中継」「動画配信」で発信、また旅行博のオンライン版と位置づけ、現地シンガポール人との交流の場もウェブ上に設けた。ブースはJR各社および北海道、静岡、愛媛、香川、高知各自治体が参加。

https://japanrailtimes.japanrailcafe.com.sg/tjrf2020/

 

・Sakura-viewing Seminar 2020(H.I.S. Singapore)

開催期間1日、時間7時間半におよび、HIS社シンガポール支店で消費者向けに花見をリモートで行いつつ、予約制で相談会を行った。Facebook上では参加者3名、興味あり30名。

参加者は50sgdのクーポンと、購入者には最大3つのスーツケースと最大500sgdの割引を行った。

https://www.facebook.com/events/1556347017855771/?acontext=%7B%22event_action_history%22%3A[%7B%22surface%22%3A%22page%22%7D]%7D

https://www.facebook.com/HISTRAVEL.SG/events/

 

●インドネシア向け

・インドネシアジャパンオンラインフェスティバル2020(2020年10月23日開催)

 

オンラインで日本レストランと繋ぎ親子丼の作り方や、福島と繋いで侍剣舞、日系工場の誘致PR、介護職の募集、JKT48メンバーがヴィーナスフォートを歩いて紹介する中継など、複数の地点を繋いでの中継内容が多かった。

 

●ベトナム

・ベトナムジャパンフェスティバル ホーチミン市内の公園でリアルで開催

たこやきやぽっぽ焼きなど食品ブースや、企業のPRブースなど。

日本観光地を背景に投影して、SGO48など現地芸能人のステージが目玉。メインステージでは徳島県とオンラインで繋いで、参加者と阿波踊りも。

http://www.toasoken.asia/?page_id=2088

※当日の様子レポート

※公式チャンネルには、2021年の記録動画はなし。

 

●フィリピン向け

・フィリピンにいながら日本の文化が楽しめる『JAPAN FIESTA(ジャパンフィエスタ)2021〜New Year〜』

今年はオンラインで1月18日~24日に開催、1日あたり1時間強の放映で7日連続。

MNL48など有名芸能人やコスプレイヤーが出演。和歌山や鳥取、九州を中心とした観光ビデオや担当者からの英語プレゼンを放映、PR色が強い内容となった。各日の最後には視聴者参加型クイズも。

 

いかがでしょうか。

東南アジアでのオンラインイベントのポイントをまとめると、

・準備→当日トラブルを避け録画を活用、視聴者目線でのUIを

・PR→SNSはもちろん、現地ならではのメディアを使ってターゲットに十分なリーチを

・当日→参加型クイズや現地からの放映でリアル感の演出を、音声や電波トラブルにも対応

・アフターフォロー→SNSなどで後日談、コツコツ継続PR

を行うと良いでしょう。

 

最後に今年は訪日再開への準備の年なので、エンゲージの高い独自開催をして、次に行く場所として記憶に残すことをご提案します。

独自のイベントを実施できるツールと事例をご紹介しますので、ご興味ある方は下記リンクからダウンロードください。(登録不要、2.1MB)

https://asiaclick.jp/new/wp-content/uploads/2021/04/210405Tourism-Reopening_Export-Reboot_Plan-2021.pdf

2020年度コロナ禍におけるフィリピンのデジタル等PRイベント事例

こんにちは、フィリピン特派員のロシエルです。

コロナ禍が収まらないフィリピン市場。
以前は年間60万人を超えるフィリピン人が日本へ訪れ、シンガポールやマレーシアを超えて、アジアでタイについで6位となりました。

出典:観光庁訪日外客数2019

フィリピン人訪日観光客のうち、およそ半分が親族訪問、半分が訪日ビザであり、今後もタイについで東南アジアで100万人に到達するのはフィリピンであると言われています。
しかし、フィリピン訪日市場は報奨旅行以外のグループツアーの実施が法制上他国より難しく、主にFIT(友人知人親族のプライベートグループ)の観光ビザは現地旅行会社を通じて取得する必要があるため、消費者向けデジタルPRだけでなく、平時は旅行会社への営業が有効です。

 

今回は2020年度コロナ禍で行われたフィリピン向けプロモーションから学びましょう。

≪2020年5月≫

・KTO、韓国観光公社がオンラインでギブアウェイがもらえるキャンペーンや、質問に答えるウェビナーを実施

≪2020年7月≫

・ユニクロ、7月16日にオンラインストア開設、コロナ禍でも売り上げ増加を画策

≪2020年9月≫

・フィリピンを含む来年度R3海外重点20市場に対する「JNTOによる正確な情報発信」事業は、コロナ禍による風評被害を防ぎ、就航便再開国から訪日プロモーション再開すると告知
https://www.mlit.go.jp/common/001364205.pdf

≪2020年10月≫

・フィリピン電動車(EV)サミット、10月24日バーチャル開幕、日産など仮想EVサミットステージで講演・JNTOが訪日インバウンドPR「My own personal Japan」キャンペーンを実施
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/20201012.pdf

・JNTOシンガポール主導でFacebookライブでのPR「FUN From Home」を実施 静岡県や沖縄県などが参加
https://www.facebook.com/Shizuoka.Home.of.Mt.Fuji/videos/780322786151387

≪2020年12月≫

・2019年春に佐賀県で撮影されたフィリピン映画「Between Maybes 〜きっとひとりじゃない〜」がNETFLIXに近日登場予定。佐賀県はタイやフィリピンでロケ誘致による訪日インバウンド誘客推進を行っている、佐賀県内の梅林や地元神社、漁港、地元民家、城砦などがロケ地に
https://youtu.be/Nx2NrCNhsHM

 

・2019年11月に佐賀県で撮影(古民家等。リングの貞子に影響を受けたか)されたフィリピンのホラー映画「The Missing」が、マニラ首都圏映画祭2020に入選し、12部門で各賞ノミネート、ワールドワイドでオンラインで視聴可能(USD $10)

http://upstream.ph/movies/The-Missing/

 

・タイJNTO独自で、旅行会社への情報提供を目的とするB2Bサイトを2021年開設予定、各自治体から掲載希望を募集、締切済

 

≪2021年1月≫
Japan Fiesta 2021 - Home | Facebook
・フィリピンにいながら日本の文化が楽しめる『JAPAN FIESTA(ジャパンフィエスタ)2021〜New Year〜』が、今年はオンラインで1月18日~24日に開催、JNTOマニラ事務所も調整に協力

 

・佐賀県が新聞広告(4分の1ほどと小さいが「Get to know SAGA」)、テレビ枠を購入

・RCコーラの奇妙なTVCMが大ヒット、内容は少年の背中にコップが並んでおり「なんで僕の背中にはコップが4個もあるんだ!」と泣き叫ぶもののRCコーラをなみなみと注がれるというもの
このCMは6時間で160万のオーガニックビューを獲得し、2日続けてTwitterにトレンド入り、多くの販売店舗でRCコーラの在庫切れが多発した、Youtubeでも約700万回の再生数
https://www.youtube.com/watch?v=hXWj5BK7evM

 

≪2021年3月≫
・タイではJNTOバンコク主催でタイの旅行会社とZoom商談会を開催、参加団体あたり各社30分×3社

 

 

以上のように、イベントもオンラインが目立ち、フィリピン市場向けイベントのオンライン化がスタートした年と言えます。フィリピン訪日可能層の言語は英語でOK、イベントページへの誘導はFacebookが中心となります。ライブ時はFacebookライブとYoutubeも同時に使うと閲覧者数が増えて、イベント後もネットに残り、良いPRになります。

 

当社アジアクリックも、オンラインFAMやオンライン旅行博の支援を行っています。

 

≪2020年11月~2021年3月≫
新潟県がシンガポール中心に英語圏向けのオンラインイベントを開催
日本在住インフルエンサーが絵付け体験や観光地訪問を行う形
事前に録画する形式とインフルエンサーが現地から放映する形のハイブリッドで実施

 

当社の事例と資料のダウンロードはこちらをクリック(PDF、約2MB)
フィリピン特派員 ロシエル
台湾の3大イベント:中華新年・中秋節・清明節

大家好~台湾特派員のチャニンです。

今回は前回のテーマに続いて、台湾独自の祝祭・お祭りについてお話し致します。

(さらに…)

【海外旅行博のポイント】平成28年度(2016年)海外旅行博最新カレンダー(イベントスケジュール)

※H28最新海外旅行博覧会イベント日程カレンダーのダウンロードリンクは下部にあります。

アジアに限らずタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン等、現地のイベントに参加すれば、現地の訪日層の反応もわかり、課題も見えてきます。

当社アジアクリックでも、ASEAN中心に毎回タイバンコクのTITF、マレーシアクアラルンプールのMATTA、シンガポールのTR(トラベルレボリューション)に参加し続けており、東北などブース運営や現地セミナーをお手伝いしています。今日は出展のポイントをお知らせします。

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▪️出展のポイント
①目的をはっきりさせよう

基本的にはPRですが、同時に参加する地元ツアーを扱う旅行代理店へ100人送客しよう、観光地の強みと弱みを知るためにアンケートを100件取ろう、など複数の目的を設定するとより有意義です。

②知名度が低い自治体はプレゼントを用意
こちらではGive awayまたはノベルティと呼ばれるキーホルダーやクリアファイルなど観光地がプリントアウトされたプレゼントを用意すれば、呼び込みやアンケート獲得、Facebookいいね獲得に絶大な効果があります。各国民に観光地オリジナルのプレゼントも1個数百円から作成可能なのでご相談ください。

③関係団体に営業しよう
観光団体が集まる旅行博では、自身のネットワークを広げる好機。名刺を持ち、日本だけでなくアジア、欧米の旅行会社や自治体に挨拶に行ってみましょう。日本の状況を知らせてあげれば、世界的な観光インバウンドマーケティングの情報が集まります。もちろん、ほぼ英語でコミュニケーション可能です。

2016年最新海外旅行博イベントカレンダー&PR事例集のダウンロードはこちらから(9.2MB。26, 27ページ目にカレンダー)

ブース出展をご希望の方、現地の視察ご希望の方はお気軽に
info@asiaclick.jp または電話 03-6205-5619 担当 高橋学までご相談ください

★訪日インバウンド人気記事★
ASEAN10ヶ国別に訴求ポイントがこんなに違う!習慣と民族性に注目!
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祝日ではないけれど大切な日。マレーシアの5月16日は「教師の日」!

Selamat Petang! マレーシアのシャフィックです。
日本の5月と言えば、やはりゴールデンウィークでしょうか。
マレーシアの5月は、祝日ではないものの大切な行事「母の日」と「教師の日」があります。
今日は今週金曜日にせまった後者について、お話しましょう! (さらに…)

マラソン人気が高まる台湾。人気の理由はイベント自体の魅力の高さ!?

哈囉(ハロー)!台湾担当のチャニンです★

日本の皆様はマラソン大会を参加したことがある方はいらっしゃいますかー?
台湾では昨年から、マラソン大会を参加したい人が急増!単なるスポーツ大会としてだけでなく、イベント自体がとっても魅力的なんです!
さて、どんなマラソン大会なのでしょうか?? (さらに…)