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 祝日ではないけれど大切な日。マレーシアの5月16日は「教師の日」!

Selamat Petang! マレーシアのシャフィックです。
日本の5月と言えば、やはりゴールデンウィークでしょうか。
マレーシアの5月は、祝日ではないものの大切な行事「母の日」と「教師の日」があります。
今日は今週金曜日にせまった後者について、お話しましょう!

マレーシアの5月16日は「教師の日」

祭りのように、5月16日に湯で卵を配る学生たち

祭りのように、5月16日に湯で卵を配る学生たち

あっという間に、5月も半ばです。

5月と言えば、日本だったら間違いなくゴールデンウィークでしょう。
天気が一番良いこの季節に1週間の連休はとても良いタイミングとしかいえませんね。
この一週間に国内はもちろん、海外旅行に行く人の数はピークになります。

ところで、マレーシアでは5月にそんなに長い連休がありません。
5月1日に勤労感謝の日だけで、それ以来6月まで国民の祝日がありません。

しかしながら、5月に祝日より大事な日は、11日の「母の日」と、16日の「マレーシアの教師の日」です。

 

「教師の日」はどんな日?

教師の日といっても、この日は休みではありません。
5月16日は先生や教授への感謝のために祝日とされ、マレーシア全般の学校で特別な式を行います。

この日に学生たちは先生方に「お疲れ様でした。ありがとう。」といい、家から持ってきた食べ物やプレゼント、カードなどを先生方に渡します。
代わりに先生方は、モチベーションのスピーチや詩をお話しして、学生たちにこれからの人生の歩み方などを伝えます。

トレンガヌ州にある大学、先生の日に誓いの言葉を述べた教授たちの様子

トレンガヌ州にある大学、先生の日に誓いの言葉を述べた教授たちの様子

私が知っている限り、日本に教師の日がありません。
(11月23日の勤労感謝の日に含まれているのでしょうか?)
個人的に日本は将来、先生方への感謝を表現するため、一年のいつかに特別の祝日にしても悪くないと思います。

マレーシアでは先生方は子供たちを育てるもので、とても尊敬される者です。
しかしながら、時代が少しずつインターネットの先生の時代に変わることにより、そのような考え方が弱めつつあり、先生方への尊敬もなくなりそうです。
そのような悲しいことはどうやってするかは我々が考えるべきだと思います。

(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィック)