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 【東南アジア】日本とは異なる東南アジアのSNSの利用方法!PRの重要なツールと言われる理由とは?!

みなさん、こんにちは。アジアクリックPR事例特派員の堀田です。

東南アジアの国をターゲットとしてPRする際に、FacebookやInstagramといったSNSでのPRが重要であるということは、弊社の「ASIACLICK NEWS」の多くの記事の中でご紹介してきました。もちろん、SNSの普及率が高いということはその理由の一つです。しかし、それだけではなく彼らのSNSの利用方法も大きく影響しています。

そこで今回は、日本人と東南アジア人のSNSの利用から見える各々の考え方を比較し、SNSが重要と言われる核の理由を解説致します!

日本人のSNS利用の仕方>

日本の方の多くは見る人が限定されないまま、SNSに自分のプライベート写真ましてや自分の家族の写真を載せることに抵抗を感じる人が多くいます。また、セルフィーの写真を投稿することも周りの目が気になるなどの理由で、若い人たちや有名人以外の人で投稿している人は少ないように思えます。私の友人も、プライベートについては一切載せない、何かビジネス関連で情報を流したいときだけに投稿する、友人以外に見られないように鍵をつけるなどのSNSの機能(シェアや全世界の人に情報発信が可能など)と日常生活を切り離して利用している人が多いです。

一方、プライベート写真を載せていても公開アカウントとプライベートアカウントを分けたり、他人に見られることが前提で「いいね!」数や同じ趣味を持っている人たちと繋がるために利用している人たちもいますよね。彼らは「見られること」を意識した投稿する投稿をしています。完全な日常生活を投稿しているようで、「他人を意識した日常生活の一部」を投稿しているのです。つまり、日常生活とSNSの間には溝がり、完全に密着しているとは言えません。

 

東南アジアの人々のSNS利用の仕方>

人との距離が近い東南アジアの方の多くは、プライベートの情報もビジネスの情報もなんでも知り合いに見てもらいたいため、SNSを通じて配信するのは日常的です。東南アジアをベースに生活していますと、驚くことも多々あります。どこへ旅行した、どこで何を食べた、1時間おきにどこで何をしたかを投稿しているような人。家族の方が亡くなったことが分かるお葬式の写真や、自分の家や車を販売したいので買い手を探している情報など、日本ではなかなか見かけないものばかりです。例えばベトナムではFacebookで修理を依頼したり、物を売買しています。日本では学生が頻繁にSNSを利用していることが多いと感じますが、インドネシアなどでは30歳〜50歳の世代でもフル活用しています。

以上のことから、東南アジアの人にとってSNSは日常生活を日々知り合いと分かち合う大切なツールということが分かります。また、これは東南アジアの口コミ文化とピッタリマッチしているとも言えます。「どこのレストランで今、誰と何を食べている」という投稿が、最も多く見られます。すなわち、多くの人がSNSに投稿することで自然と人気となるのです。

日本のようにどこかに広告を掲載したり、コマーシャルを作るというのも必要な国もあります。しかしそれよりも、どれだけ多くの人がオンラインメディアを通じて知ることができ、実際に体験をし、多く投稿され、コメント数が多いのかが、商品が人気になるかならないかの分かれ道とも言えます。

 

弊社では東アジア・東南アジアの各国に日本語ができるスタッフが駐在しております。現地の言葉でFacebook・Instagramなどを開設し皆様の商品をPRいたします。また、問い合わせがあるけれども対応できずに困っているという企業の依頼も受け付けております。アジアでの商品PRにお悩みでしたら、ぜひ弊社へご相談くださいませ(info@asiaclick.jp)!

 

(アジアクリック・PR事例特派員/堀田)