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【インドネシア】最も効果的なPR方法と戦略とは? 2017年度版
セラマソレッ!アジアクリック・インドネシア特派員のルキです。
「WE ARE SOCIAL(https://wearesocial.com/uk/)」が今年(2017年)1月に、「Digital in 2017: Southeast Asia(https://www.slideshare.net/wearesocialsg/digital-in-2017-southeast-asia?qid=64220d85-7c2e-4003-bc64-b986b7b55ff5&v=&b=&from_search=1)」を発表しました。これはインドネシア人のインターネット利用状況を調査し、数値化したものです。
今回はこの結果をもとに、インドネシアで最も効果的なPR方法と戦略を解説致します!
■人気の「インターネットメディア」トップ3
皆さんは、インドネシアで最も利用されているインターネットメディアが何かご存知でしょうか?タイ、ベトナム、フィリピンなどではFacebookが1番ですが、あるメディアが僅差で2位なのです。インドネシア、マレーシア、シンガポールなどではそのメディアが1位となっています。そのメディアとは『Youtube』です!トップ3は以下の通りです。
1位 Youtube(49%)
2位 Facebook(48%)
3位 Instagram(39%)
パソコンもしくはタブレットで1日にインターネットを利用する平均時間は、8時間44分。携帯電話では3時間55分です。「8時間以上」という平均利用時間は、1日の1/3を占めています。その結果、インドネシア人の若者はテレビを見ないというデータがあります。基本的にYoutubeを見ています。
結果を受けて、Youtubeで宣伝広告を流すことも効果的手段の1つです。しかしそれ以上に、影響力のあるYoutuberに商品の紹介などをしてもらうことで、より消費者の心を掴むことができます。同時にFacebookとInstagramのアカウントを開設し、企業のイメージや商品そしてメッセージをターゲットに伝えていくことは何よりも重要な宣伝方法です。
■SNSの利用状況
2位と3位にランクインしたFacebookとInstagramは、SNSの一種です。では、インドネシアでのSNSの利用状況がどうなのか見ていきましょう。
画像の図が示している通り、人口が約2億5千万程度のインドネシアで40%(1億人)以上の人々がSNSをよく利用しているのです!Facebookに関しては、利用している総計人数(1ヶ月間)は、1億600万人もいます。また、 毎日利用している人はその内の41%、つまり約4300万人以上。携帯電話からログインする人がほとんどで、87%の約9,200万人です。
SNSで宣伝をする際に携帯電話で閲覧する人が多いことから、携帯電話で見やすいよう工夫する必要がありますよね。文字ではなく写真で伝わるようにする、スクロール数を最小限に抑えるなど、多くの人が飽きないで興味を持ってくれる内容と見た目にすべきです。
■狙い目のターゲット層
※引用:http://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2/2016/
上の画像から分かるように、インドネシアでは若者の人口が多くなっています。多い順に並べると、以下の通りです。
1位 0歳~4歳
2位 10歳~14歳
3位 15歳~19歳と5歳~9歳
4位 30歳~34歳
5位 35歳~39歳
すなわち、現在0〜10代の子供とその両親(30代)をターゲットとしたビジネスはインドネシアで今最も成功する可能性があると言うことができます。両者各々をターゲットとするだけではなく、「家族」で過ごす時間に寄り添うビジネスもいいですよね。
アジアクリックでは、市場及び消費者調査から、FacebookやInstagramなどのSNS運用代行サービス、インフルエンサーでのPRも行っております。ただPRをするのではなく、各国に駐在している現地特派員とローカライズした上で、イベント等を開催しております。海外進出をするなら、ワンストップで全て実施可能なアジアクリックにお任せくださいませ。まずはお気軽にご相談ください(info@asiaclick.jp)!
(アジアクリック・インドネシア特派員/ルキ)
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