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コカ・コーラによるシンガポール建国50周年SNSキャンペーン成功事例(前半)
こんにちは。シンガポール特派員のRogerです。
ここシンガポールでは、建国50周年に合わせたマーケティングやブランディングが盛んに行われています。
シンガポールの建国記念日は8月9日で、
今年は50周年を祝して、SG50という公式ロゴが発表され、ロゴ使用が許可された企業・商品にはロゴが記されます。
当然各企業はシンガポール人消費者の心をつかむためにロゴ使用許可を取ろうと奮闘し、
Singapore Airlines / Google / Lego / Great Easternといった大手を中心に使用されています。
一方で、建国記念がビジネスとして利用されているといった批判もある一方で
(詳しくはこちらの記事をご覧くださいhttp://www.marketing-interactive.com/singapore-consumers-sick-sg50/)、
SG50キャンペーンをうまく活用して消費者の心をつかんだ事例もあります。
SG50 というロゴはここシンガポールで最も目立つものとなっている(© Alexander Dennis)
最も成功した事例として今回ご紹介させていただくのは、コカ・コーラが展開した「Share a Coke」です。
コカ・コーラは、ボトルに様々な「Dad」「Wifey」「Foodie」「Singapore」といった言葉やフレーズをプリントしました。
また、自分の好きな言葉を書き込んでオリジナルのボトルを作ることもできました。
この「Shake a Coke」は、消費者が伝えたいメッセージをサポートするという形をとったことで、会社と消費者を繋ぎ、成功しました。
成功のカギは、
①ローカリゼーション、
②消費者の感情に訴える工夫、
③SNSキャンペーンです。
それぞれの切り口から具体的な内容を次回見ていきましょう!
(アジアクリック.シンガポール担当/Roger)
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