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 マレーシア人を行きたくさせる、日本旅行宣伝は、これだ!

Selamat tengahari、マレーシア特派員のヌルルです。

親日家が多いマレーシアでは日本は旅行をしたい憧れの国の常に上位にはいりますが、

日本の安全性、清潔さ以外にマレーシア人が日本旅行をする上での決め手は大きく3点あります。

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1点目は、英語が通じか否かです。

たとえば、マレーシア人は日本か韓国かで旅行をするときによく悩むのですが、

韓国の方がレストランや駅等英語の表記が多いので語学の意味では旅がしやすいと認識されています。

逆に、日本を旅したマレーシア人を中心に、

日本旅行では一定の日本語を使えなければスムーズに旅することは難しいと言われています。

ただし、逆に、日本の意外な場所で英語が通じると(田舎の旅館等)、

それだけで瞬く間にネット上の口コミを中心に広まります。

マレー語への対応は殆ど求めていませんし、あまり必要はありません。

とにかく、英語が通じるか否かがマレーシア人にとっては大きなポイントなのです。

 

2点目は、日本留学の機会と、マレーシアへの日本人留学生の増加です。

ビザや物価の違いの問題もあり、マレーシア人が日本旅行をする機会はまだまだ限定されているといえます。

しかし、たとえば、自分の子供が日本に留学していれば子供を訪ねるついでに日本旅行も出来ますし、

逆に、日本からの留学生がマレーシアにいれば日本とはどのような国かあらかじめ知ることが出来、

こうした興味が日本旅行へ誘発することも十分あり得ます。

 

日本はアジアの中で大国ですし、とりわけ技術力は世界でもトップレベルです。

しかしながら、高等教育機関での国際化に関して言えば、

英語のみのクラスが限定的であったり、交換留学制度の形骸化等マレーシアと比べれば遅れているように見えます。

とはいえ、マレーシア人でも日本留学に関心を寄せる生徒は少なくありませんし、それを望む親も多いです。

一人が留学で日本に来ることになれば、

家族が何人かで日本を訪問するきっかけにもなりますし、意外に思われるかもしれませんが、

留学は日本旅行を奨励する非常に良い機会なのです。

 

かくいう私も、幸運にも日本に留学することが出来、

留学を通じて学んだ日本文化のすばらしさをマレーシア人の家族、友人に伝え、何名かは日本旅行を実現してくれました。

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最後3点目は、映像です。

たとえば、

近年マレーシアでは、MATTA Travel Fairや旅行番組を通じて日本旅行をイメージ出来るような美しい映像を目にする機会が増え、日本旅行への興味を高めています。

2020年オリンピックに向けて進化する東京の様子、ハラル対応を進める様子が特に注目を集め、

今後日本旅行への関心はますます高まっていくと言えるでしょう。

 

私自身もこれを書いていてまた日本に戻りたくなりました。

ただ、その際は旅行者用のfree wifiが前私が日本にいた時よりも整備されていることを切に願っています。

(アジアクリック・マレーシア担当/ヌルル)