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 シンガポール ダイソーから学ぶ、ASEAN進出15のホンネ

Hello! シンガポールからアジアクリックスタッフのHinaです。

シンガポールにはショッピングセンターのオープンがまだまだ続いております。日本食レストランや日本ブランドも多くショッピングセンターの中に出店していますが同時に撤退もしくは縮小している日本ブランドもあります。
今日はシンガポールで独占状態のマーケットリーダー、ダイソーの成功の秘訣をシェアします。

ダイソーは日本国内4000店、 海外では1000店以上あり世界中のショッピングセンターから出店の誘いを受けており海外の9割の店舗がショッピングセンターの中のテナントです。2ドルショップで販売しているダイソーは日本円で約180円ほどと日本の倍近く。

Q「アジアは交渉がシビアである!」日本とアジアのデベロッパーの違いは?

― 賃料がとりあえず倍、ときに10倍という金額が飛び出す。高く出来るなら高くは当たり前という意識がある。

― オーナー(貸主)が代わると契約期間がまだ残っているのにも関わらず値上げの話をしてくる。

― とにかく賃料を高く取れればいいという発想が先行している

― ショッピングセンターの活性化やおもしろさに目を向けていない

出典:www.skyscrapercity.com

Q「日本ブランドを強気で出す!」

― アパレル日本ブランドは多いのだが雑貨での有名日本ブランドはまだ少ない事を理由に全面に日本ブランドを前に出した店舗作りをしている

― パッケージもあえて日本語のままで販売

― 店舗によっては日本ブランドの期待に答えるように売り場のデザイン、色合いなどを凝った銃器などを利用している

― 食器などはあえて日本製と表示して販売すると販売数がぐっと伸びる

 

Q「アジアならではの購買の特徴とは?」

― メイドを連れてくることが多い。それを使うメイドと相談しながら買う傾向

― 工場が少ないシンガポールなので売り切れになる可能性が高い。そこでまとめ買いをする客が多い

― 倉庫やスペースがある家庭がおおいのでストックを買い込む傾向がある

出典:aliceintheyummyland.blogspot.com

Q「シンガポールらしい売れ筋は?」

― 四季がないが季節感のあるイベントグッズが人気。特にクリスマスとハロウィーン

― イベント直前に売れるのではなく2ヶ月前からなどかなり早目からの購入が始まる

― 日本のアイデア商品がよく売れる

― キャラメルコーン、プラスチック製シューズケースやストックボックスが人気トップ3

なお、客層は主婦が中心、週末は家族連れ。平日の夕方から夜は小中学生が多い。お菓子、文具、化粧品を買い求める人が多い。レジ通過数は1日3000人以上。来客はその1.5倍以上あると思われます。

ぜひ、皆様もシンガポールへ視察にいらして下さい。私が現地をご案内します。
(アジアクリック シンガポール/Hina)