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 ASEAN市場とは②〜中国ビジネスの失敗事例から学ぼう

前回はASEANで成功する秘訣、つまり失敗しないために「現地を知ること」とお伝えした。
今回は現地を知らなかった私の中国ビジネス失敗経験を共有する。

■中国で起業に失敗。中国人パートナーに全て奪われ日本に逃げ帰る

〜中国ビジネスはパチンコをやるようなもの、野生の王国で日本人は負けるのは分かっている。

そこで、私が社会に貢献できるのは、地元ASEANと中国の経験を日本社会に戻すことだと考える。

私は2006年に中国北部天津地方南部に身を移しWEBマーケティングを生業とする中国人数人からなる有限公司を運営していたが、セオリー通りチャイナリスクにひっかかってしまい、中国人パートナーに資金も実権もうまく奪い取られ、ほうほうの体で社外に放り出されてしまった。

 なぜか。

中国を知らなかったからである。中国のビジネスの仕組みは小さな権利から大きな権利に乗り換えて行くために、その場その場のチャンスを奪い取ること。14億人という大人口の中での弱肉強食なのである。野生の王国なのである。また、中国語が出来なけば通訳に依存する、それでは通訳と相手の中国人の手のひらで踊らされてしまう。相手の些細な嘘を見破り、自身や会社を守るためにも、現地の言語は理解できないといけない。状況が分からずして判断もできようもないからだ。

 そうして、全てを中国人パートナーに任せきっていた私が、一文無しとなった2008年。

中国とASEAN主要国、カントリーリスクの比較

ここに、海外ビジネスで失敗しないための基礎中の基礎「自身が現地を知ること」を学んだ。

ASEAN市場とは③〜本当にASEAN新興市場で良いのか? 日本ではいけないのか につづく)