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 インドネシア人向けHP制作、ポイントは「ターゲット層と使用ディバイス」!

Selamat pagi!インドネシア特派員のロナルドです。

今日はインドネシア人向けのHP制作のポイント2つについてまとめてみました。

使用する言語は何にすべきか?どんなデザイン・コンセプトにすべきか?

それらはどのように伝えるべきか、それとも必要ないのか?ターゲットする層によってこれらは大きく変わります!

アプリやHPを作る前に、ターゲットが使用するディバイスに注目!

前回の記事でお伝えしたように、今日インドネシアでは携帯ディバイスやガジェットがとても人気です。
携帯電話、タブレットPC,ラップトップなどはビジネスと個人用途で携帯端末利用者も激増しています。

これは中間層だけではなく、中間層以下の層にも当てはまります。
彼らは主に低価格の中国製品を使用しています。

これらの傾向は、インドネシアの最新インターネット事情を理解する上で非常に重要です。
アプリやウェブサイトを創設する上でも、ディバイス事情は大きく影響してきます。

その他戦略的に留意する点について二点でまとめてみました。

中間層以上の人々には、英語表記&心に訴えるものを

一点目は、中間層かそれ以上の層に向けたものです。
彼らはとても優秀で、快楽主義やブランドイメージといった、より内面的なものに価値を見出しています。

これを彼らに訴えていく為に、英語表記は勿論、デザインも西欧的な簡潔さや近未来的な要素、彼らのアイデンティティや哲学をウェブサイトにも反映させていくことが有効です。

こうしたブランディング戦略は彼らのニーズをより理解し、実現化させていく上で非常に重要です。

 

中間層以下にはインドネシア語表記&シンプル!コンセプトよりも詳しい商品情報を

二点目は、中間層以下の層に向けたものです。
まず、一番重要なことはインドネシア語での表記です。

そして、デザインはシンプルなもので、上品すぎたり、洗練させすぎたりしてはいけません。
なぜならば彼らは、「高すぎて手が出ない」という印象を持ってしまうからです。

その代わり、機能や値段に関する詳細な情報を載せた方が効果的です。

ソーシャルメディアを利用しながら、ターゲット層に合わせたブランディング戦略を立てよう

インドネシアでも富裕層と貧困層の格差が大きく広がっているので、それぞれに合った異なるブランディング戦略が必要です。

ただ、いずれにしても、facebookやtwitter, Instagramなどのソーシャルメディアを通じてそれぞれの層のニーズをくみ取ってウェブサイトを創設しない限り、効果的なものは創れないでしょう。

 

(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)